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【映画】妖婆・死棺の呪い
2016年10月29日 (土) | 編集 |

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 妖婆・死棺の呪い(1967 ソ連
原題:Viy 
監督/脚本:ゲオルギー・クロパチェフ/
コンスタンチン・エルショフ
出演:レオニード・クラヴレフ/ナターリヤ・ワルレイ/ニコライ・クトゥーゾフ

【あらすじ】
中世のソ連。神学校で学ぶホマーは休暇で帰省する途中、友人らと道に迷い、一軒の農家に泊めてもらうことにする。しかし、彼らを招き入れた老婆はホマーの寝床を襲い、あげくホマーを連れ出し空を飛び始めたではないか。老婆は魔女だと気づいたホマーは地上に降りたところで魔女を滅多打ち。しか老婆は美しい少女に姿を変えており・・


【感想】
ハロウィンホラー特集2本目。
『ザ・ウィッチ』で頂いたコメントから、みーすけさんの幼少時のトラウマ作品を教えてもらいました。
レンタルになくて残念に思っていたところYouTubeで見つけて早速観ました!

いやー面白かった。

今回はネタバレ全開なのでご注意ください。


魔女と空を飛んだホマーは、「この魔女!死ね!」とばかり棒で滅多打ちにするんですが
なんと魔女はいつしかうら若き乙女に姿を変えている。
演じている女優さんが、韓国整形美女のお手本ともいうべき絶世の美女でね。
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怖れおののき、瀕死の美女を残しその場から逃げ帰るホマーですが、翌日彼は神学校の先生に呼び出され、ある家の娘が死にそうなので祈りを捧げるため屋敷に行けと告げられる。
驚くことに娘は何者かに滅多打ちにされ、危篤でありながらホマーを指名したのだという。

いやーな予感。拒否は受け入れられずやむなく屋敷に赴くことにするが、案の定そこにはあの娘。
しかもすでに死んでいた。
Viy-1967-00-34-34.jpg
腹をくくり、死者をおくる祈りの儀式を執り行うことにするホマー。
しかし、彼は魔女の執拗な攻撃に身をさらすことになる・・という話。

この映画によると、ソ連では死者をおくるため
三日間、神父なりが祈りの言葉を捧げるんですね。
神父は夜間、寝ずにお勤めをする。しかもご丁寧に外から錠までかけて。

宗教的なことはわかりませんが、これからするとこの儀式は死者を正しい道にいざなうためのものでしょうか。
屍となった体には邪悪なものが入りたがる。
シドニー・ルメットの映画『その土曜日、7時58分』のタイトルに使われていた、「May you in heaven half an hour before the Devil knows you 're dead」というアイリッシュの言葉を思い出します。

美しい娘は生前から魔女に魂を売っていたのか、そこのところはわかりませんが
とにかく魔女は娘の身体を欲し、ありとあらゆる魔物を駆使してホマーの祈りを邪魔しにかかる。

夜中に娘が目を開き、棺桶から抜け出してホマーを襲う様子がまぁ恐ろしいこと。
みーすけさんのトラウマも納得だ
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ただし、この白線の中には入れない

一日目より二日目、さらに三日目とその攻撃は激しさを増す。
異形の者たちがわらわらと現れる終盤の地獄絵図は圧巻でした。

しかし、私はてっきりあの美女がみーすけさんの言う「魔女ヴィー」だと思っていたので
最後に投入される「ヴィー」があれだったのには笑ったわw(正確にはビデオタイトルは『魔女伝説:ヴィー』。
「まぶたがかぶさって目が見えない」と、魔物たちに両のまぶたをあげてもらうヴィーが意外な可愛さ(笑)

特記すべきはハマー風、香港映画よりの特撮。
棺桶に乗って宙を飛び回る娘の図は圧倒的な迫力でした。ぐるぐると回る映像はデパルマ風。

一方では、教会周囲の日常に牧歌的な緩さがあって、ミュージカルかいと思うほどの歌の演出も心和む。
一本で二つの映画を観てる気分だもんね。

原作はロシアの文豪ニコライ・ゴーゴリの短編だというからまた驚きです。
さり気にアーティスティックで、間違いなくユニークなホラー。旧ソ連産侮れず。

ハロウィンにピッタリ!!

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コメント
この記事へのコメント
No title
私のトラウマ映画『戦慄の怪人!オカルトショック』というテレビムービーにも悪魔の入り込めない「輪」が登場する。
そういう昭和のノリがたまらんすね。
2016/10/29(土) 16:58:54 | URL | ゾンビマン #-[ 編集]
No title
おおむかし、テレビで見た気します
ソ連映画は 惑星ソラリスなんかも見た記憶あります スターリングラード攻防戦や鬼戦車T-34は映画館で見たんやったかな  高校時代 舞鶴か新潟から出る船でウラジオストックにの船で行こうかと計画してたりして
2016/10/29(土) 17:22:51 | URL | おみゃあ #-[ 編集]
No title
観ましたね……(笑)
そーそーこんなだった、こんなだった。
円陣さえ死守すれば!!と思ってるのに最後のあのおっきいのが!!あれがヴィーだったのね。
しかも魑魅魍魎がわらわら出て来てもーーー💧💧
長じてからもう一度テレビで観るチャンスがあったんだけど、カットされてるしあの女性が何故魔女になってるかイミフだったのよ。説明されてないんだ。
いやー、楽しんでもらえて良かったよ。
何だか懐かしいなー。魔女が出るよにギャン泣きした頃もありやした~www
YouTubeで探してみるねー。
2016/10/29(土) 17:57:59 | URL | みーすけ #Tzg06d/s[ 編集]
To ゾンビマンさん
おおー、ゾンビマンさんのトラウマ映画
全然知らなかったけど、アマゾン見たら153.89ドルとかめちゃくちゃ高い。
でもこれもYouTubeで発見!! ありがや。ブードゥー教の映画かな。観てみます。
悪魔の入り込めない「輪」が登場する映画は怖そうだ(汗)
2016/10/29(土) 21:01:59 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
To おみゃあさん
お、観てますね。テレビでやったみたいなので覚えてる方も多いかも。
私も『惑星ソラリス』と『スターリングラード』・・あ、ジュードのはソ連映画じゃないか。
実はこれ観る前ソ連の戦争もの見かけてたんですが、あと観てるの殆どないかも。
えーー、ウラジオストックに船で?パスポートとかは要らないの?
2016/10/29(土) 21:05:51 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
To みーすけさん
観ました~(笑)
いやー面白かったね。

そう、魔女には通用するのにもっとこものっぽい魔物には通用しないってどゆこと? ってなった
うわわ、円に入ってきたよ~って焦ったもんねw
あのおきいおっさん(?)がヴィーだったのには笑ってしまった

そう、多分宗教的な意味合いを知ってると説明不要なのかなと思いつつ見たんだけど
私としては、あの主人公が悪魔に負けたから、娘っ子の身体は魔女に持っていかれたんだと解釈しました。
古い身体を脱ぎ捨てた魔女は美しい姿になって世の男たちを翻弄するに違いないw

しかし、ホマー気の毒すぎたね。
コサックは弱音はかない みたいな、変な意地があったもんなぁ。

面白い映画を教えてくれてありがとう。
みーすけさんもYouTubeで観て懐かしんで~。
2016/10/29(土) 21:18:35 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
No title
あははw
これ、機会があったら見ようと思っていた映画ですww
タイトルが強烈ですよねwww
昔の映画って、
映像がもう怖い感じですよねw
2016/10/30(日) 10:43:18 | URL | miskatonic #-[ 編集]
No title
youtubeにありました。
今度観てみます。
2016/10/30(日) 20:47:30 | URL | yymoon #-[ 編集]
To miskaさん
おー、流石。ご存知でしたか。
タイトルが強烈w 
オリジナルはシンプルに『ヴィー』なんですけどね。
でも主人公でも魔女でもない魔物の名前だけどw

これは、多分映像的には怖くないんですが、執拗に襲い掛かろうとするところが怖い。
映像は香港映画とハマーのミックスみたいな感じでした。
娘が東洋人っぽいからかな。

ツッコミどころも満載だけどユニークで面白かったので、ぜひmiskaさんに観て斬ってほしいw
2016/10/30(日) 23:18:50 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
To yymoonさん
youtubeみつかりましたか。よかった。
yymoonさんのお好みに合うかはわからないんですが、ソ連産というのも珍しいですし
ユニークなホラーをお楽しみください。
2016/10/30(日) 23:40:48 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
No title
昔から気になっていた映画でもあって、これを機会にDVDをゲットしてしまいました。どっかのどかだけど、因果関係もわからない理不尽で不思議なお話は、昔テレビで観た「まんが日本昔ばなし」の味わいがあって、面白かったです。今となっては、素朴に映る特撮も民話の味わいにつながって、楽しかったです。
2016/11/05(土) 23:45:44 | URL | einhorn2233 #-[ 編集]
To einhornさん
おー。DVDゲットされましたか。
そうそう、のどかなんだけど、主人公に降りかかった不幸はかなり理不尽ですよね。
「まんが日本昔ばなし」も考えたら残酷な部分もありましたもんね。
楽しめてよかった。
みーすけさんの幼少時のトラウマ話から始まって、鑑賞の輪が広まっていったのは何か面白いです。
2016/11/06(日) 09:04:16 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
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