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【映画】『The Mind of Mr. Soames(原題)』子供の心を育てるとは
2016年02月24日 (水) | 編集 |
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The Mind of Mr. Soames(原題)(1970)イギリス

原題:The Mind of Mr. Soames
監督:アラン・クック
脚本
:ジョン・ヘイル/エドワード・シンプソン
出演:
テレンス・スタンプ/ロバート・ヴォーン/ナイジェル・ダベンポート
 
  

 【あらすじ
Dr.バーゲンを招いて行われた実験的脳外科手術により、生まれてから30年間ずっと昏睡状態にあったジョン・ソームズが覚醒した。


【感想

60年代はハマーと並んでホラー作品を手がけていたイギリスのアミカスプロダクションは70年代に入ってSFを制作するようになり、
本作はそのさきがけとなる医学分野のSFです。
The-Mind-Of-Mr-Soames-Original-Lobby-Card.jpg 



30年間の昏睡から目覚めるソームズを演じるのはテレンス・スタンプ
目を覚ましたソームズはいきなり泣く(笑)
そう、身体は30歳でもソームズは生まれたばかりの赤ちゃんと同じ。

組織の長であるメイトランド医師(ナイジェル・ダベンポート)は、そんなソームズに自身のプログラムにそって教育を施します。
睡眠をつかさどる部分以外は脳細胞は正常に機能していたソームズは、普通の乳幼児よりも早い発達を遂げると仮定し、早期に社会に適応する人間に仕上げることを目指している・・ というと聞こえはいいのだけど
メイトランドにとってソームズはあくまで研究の対象なんです。
しかも病院の宣伝のため、ソームズの成長をテレビショーで流す契約まで結んでいる。

mindofmrsoamesterencestamp.jpg 


かくしてスパルタ的な教育を受けるソームズ。問題は心の成長が追いついていってないこと。
ストレスから心を閉ざすソームズを心配するのが手術を担当したバーゲン医師(ロバート・ヴォーン)。


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三人の子供を持つバーゲン医師は、愛情をもって子供に接する術を知っていて
ゲームや遊びを取り入れた教育を自ら実践すると、ソームズは興味をもって様々なことを吸収していきます。
しかし、バーゲンとソームズの関係が密になリプログラムどうりにことが運ばないことにメイトランドは苛立ち、2人を引き離します。やがてソームズはある問題を起こし病院を飛び出すんですが・・・

このあとは赤ちゃんのはじめてのお出かけをちょっとスリリングに追いつつ
その顛末を見せていきます。

SFとされているけれど、本作は子供の成長に必要なものは何かを教えてくれる作品でしたね。
いつまでに文字を覚えさせるとか、歩かせるとか、そういったメイトランドの計画も間違ってはいないけれど
心の発達を無視した教育はモンスターを生みかねない

必要なのはやっぱり愛情であり、情操に働きかける育て方なんだと思う。
そういう意味で某ヴァイオリニストのゲーム機パキン事件のことを考えさせられましたね。
ゲーム機は修理できても子供が心に負った傷はお金で修理できないですから。


大人だけど中身は赤ちゃんで、モノを覚える喜びや新しい世界への怖れを表現したスタンプさんはグッジョブ。
ずっとロンパースみたいな姿なのも可愛い(笑)
リアリティテレビを取り上げたものとしては先駆け的存在じゃないでしょうかね。


愛情あるスキンシップが傷ついた心を癒すことに希望を感じさせるラストにホッ。
小さなお子さんをお持ちの若いお父さんお母さんに、ぜひ観て欲しい作品・・
だけどごめんなさい。これ日本ではソフトになってないみたいでした(汗)




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コメント
この記事へのコメント
No title
テレンススタンプ、ロバ-トボ-ン、当時見てた俳優  変ぼうにオドロキますいよ  アンソニ-ホプキンスの時もそうやった  当時、鏡の国の戦争なんて見た記憶ある   これも当時見たかなぁ  最近  無料のテレビ、NCISネ-ビ- とか見てるんだけど  そこにイリヤクレヤキン もとい、デビッドマッカラムが出てて、  それがそのまま老けた感じで 顔変わってないの  オドロキ  チャールスブロンソのヨメの元旦那ですな  テレンススタンプもス-パ-マンでハゲてもうて  その後どんどん後退
2016/02/25(木) 17:08:26 | URL | おみゃあ #-[ 編集]
No title
うわーーー、興味あるぅ~~~!!

てか、テレスタ氏めっちゃイケメンだ!
確かにご老体になっても素敵は素敵なんだけど、
わっけー頃はアランドロンかはたまた…藤原竜也似のイケメン君だったのね。

今、日本では「見た目は20歳、中身は65歳」のドラマが面白いけど、
そういうアリエナイ設定が興味を惹くよね!
ソフトなしか・・・残念。ううう残念。
2016/02/25(木) 18:34:32 | URL | chaco #-[ 編集]
To おみゃあさん
テレンス・スタンプは随分変わりましたね。
ロバ-ト・ヴォーンは私殆ど知りませんでした。
イリヤことデビッド・マッカラムってもう78歳らしいですね。ほんとあまり変わってなくて凄い。
2016/02/26(金) 02:35:57 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
To chacoさん
chacoさんは姫たちのお世話で今も小さい子供に接してるから余計興味沸くでしょ。

テレスタさん、私はクリスチャン・ベイルっぽいかなって思った。イケメンさんだよね。

「見た目は20歳、中身は65歳」
それ韓国映画のリメイクの?
そっちはほんとありえなくて面白そう。

そうなの。ソフト化されてないみたいで残念。
面白いんだけなぁ。
2016/02/26(金) 02:44:24 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
No title
なるほど・・・これか。良いテーマの作品ですね。
私はほぼシングルマザーの家庭で育ったんで、父親の見本がないから父親になった時にどうしてくれようかと迷ったものですが、子供と接していて、「あっ、こいつはその時々の俺や」と思って子供の心理を考えたら、意外に子育てに迷わんかった。基本は飢えさせない、寂しい想いをさせない、他人と比較しないという、動物の調教に近いものなんやけど(爆)・・・。
人間、いくつになっても大事なのはハートなんですよね。それを植え付ける親が、まず子供から学んでハートを強くする事が一番大切。上から目線は通用しませんからね。
2016/02/26(金) 03:36:53 | URL | ゾンビマン #-[ 編集]
To ゾンビマンさん
はい、これでした。
フランケン映画の側面もありつつ、子供の心をはぐくむためにどうするかという映画でした。

ゾンビマンさんの子育ての基本は、それこそ子育て中の親御さんにも聞いて欲しいね。
子供の気持ちになること、親のエゴを押し付けないことは大事ですね。
そしえ、そう。なにより愛情が一番。
子供から学ぶことも沢山あるでしょう。
大人ルールに縛ってはいけないことをこの映画からも痛感しました。
2016/02/26(金) 08:36:51 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
No title
映画の内容よりも、アミカスプロがこういう映画を作っていたということにびっくりでした。本編を観たら、多分、pu-koさんとは違う感想を持ちそうな予感もする映画なので、機会があったらトライしたいです。
2016/02/28(日) 21:42:11 | URL | einhorn2233 #-[ 編集]
To einhornさん
アミカスプロの作品をご存知だと、確かに私が感じたものとは違う一面をキャッチされるのではないかしら。
そしてそちらの方がきっとメイン(笑)
多分フランケンシュタインの系譜だろうと思います。

2016/03/08(火) 08:52:30 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
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