映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
プッシャー
2013年04月08日 (月) | 編集 |


あまり意味はないんですが、今月は北欧の映画をいくつか観ていこうと思います。
まずは、『ドライヴ』のヒットのためか、ハリウッド版リメイクが作られたことを祝ってか
デンマークの俊英ニコラス・ウィンディング・レフン監督のデビュー作が日本公開になるとのことで、観てみることにしました。



 

プッシャー(1997)アメリカ
原題:Pusher
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演:キム・ボドゥニア、マッツ・ミケルセン、ローラ・ドライスベイク、ラウラ・ドラスベァク

 
デンマーク、コペンハーゲンで麻薬ディーラーとして生きる男の転落の人生を描く作品です。

麻薬ディーラーの主人公のフランクを演じるのはキム・ボドゥニア相棒のトニー(マッツ・ミケルセン)と与太話をしながら、ディーラー稼業に精を出すフランクをレフン監督はドキュメンタリーとも思える客観的とも思える淡々とした映像で映し出します。
ところが、根の優しさが災いしてジャンキー相手に取立てにてこずり、ボスに返金できなくなるあたりからヤバい空気が漂いはじめる。
窮地に立たされたフランクが堕ちるところまで堕ちるのを、息を呑んで見守ることになりました。

マッツ・ミケルセンは一瞬所ジョージかと思ったけどw
後姿はこんな、いかれたチンピラでした。


一見地味ではあるものの、ヤクザもんの転落の方程式を展開しながら、
緊張感と刹那感が加速する作り。
そこここに潜むバイオレンスも直接的に見せないのが余計に怖さを煽ったりしてね。裏社会のボスが、料理好きだったりして、一見優しそうなところが逆に怖かったりかすかに漂うユーモアとヴァイオレンスのバランスも面白い。
レフン監督は、これがデビュー作というのはやっぱり凄いわ。






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コメント
この記事へのコメント
Commented by kaz. at 2013-04-08 00:31
ハリウッド版リメイクはすでにDVDが出てるから、そのうち観ようと思ってましたよ。
オリジナル版が劇場公開されるんだったら、そっちを先に観ておきたいですな~。
マッツさんはこの監督作品の常連やったんですねぇ。


Commented by pu-ko at 2013-04-08 00:40
Kaz.さん>
あらら、リメイク版はもうDVD出てるんですか。
どんな仕上がりだろう。比べてみたいですよね。
この『プッシャー』は3本作られたようで、ミケルセンは続編にも出てるし、監督作品の常連だったんですね。
フェイドアウトしますが面白い役所でした。

Commented by おみゃあ at 2013-04-08 08:44
そうでっかヴァルハラ・ライジングの監督でしたか  独特の暗さあるんやろうな 内容ないけど


Commented by pu-ko at 2013-04-08 15:11
おみゃあさん>
『ヴァルハラ~』は観かけては挫折してしまってまだ途中なんですが、あれは独特ですね。
それに比べるとこちらは観やすいです。
暗いというほどでもないけど、暴力を色んな方向から追求する映像作家なのかなぁと思ってみたり。
2016/01/04(月) 21:01:57 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
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