映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮
2013年04月14日 (日) | 編集 |





北欧映画特集
今日は、18世紀後半のデンマークの王宮を舞台にした愛と陰謀の実話です。

ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮(2012)デンマーク

英題:A ROYAL AFFAIR
監督:ニコライ・アーセル
出演:マッツ・ミケルセンアリシア・ヴィキャンデル、 ミケル・ボー・フォルスゴー、トリーヌ・ディルホム、デヴィッド・デンシック、トーマス・ガブリエルソン、 サイロン・メルヴィル


18世紀後半、精神を病んだデンマーク国王クリスチャン7世の侍医となった野心家のドイツ人ストルーエンセ。王の唯一の理解者であり、親友となる一方で彼は、孤独な王妃カロリーネの心も虜にし、禁断の恋に落ちる……。(公式サイトより)

本作のマッツ・ミケルセンは『プッシャー』のチンピラとは打って変わって
精神を病んだデンマーク王の侍医となるドイツ人医者ストルーエンセ。
啓蒙思想を持つ彼は、王の信頼を受け、実質王政を支配するまでになるんだけど
その影で、美しい王妃と恋仲になっちゃうんですね。

映画は2人の禁断の恋の行方を描くと同時に、政治の反対勢力や、王位を狙うものたちの陰謀が描かれます。

王の粗行に呆れ、孤独に生きる王妃が、マッツさんと恋に落ちるのも極自然。
しかも2人は民衆の暮らし向きを良くするための、いわば世直し共同体ともいえる関係
しかし、改革を急ぎすぎるものは叩かれるのが世の常で、2人を待ち受ける運命は切ない。

切ないといえば、王もまた気の毒なんですよね。
過度な養育から精神を病み、周りからは疎んじられ
唯一の友と思えた男から妻を寝取られ、それでも彼を信じていた。
勿論性的な関係ではないけれど、王は王妃よりもむしろストルーエンセを愛していたんじゃないかな。ミケル・ボー・フォルスゴーはベルリン男優賞受賞。繊細な演技で上手かった。




王妃を演じたアリシア・ヴィキャンデルは『アンナ・カレーニナ』のキティ役で見たばかりだったけど、本作の彼女のノーブルで美しいこと。
王にビンタを食らわす強さもあり、いつまで見てても全然飽きないのは演技力によるところも大きいはず。期待の女優さんですね。

ドロドロの三角関係を描いたドラマというだけでなく、男の野望や宮廷の権力争い、信頼関係や駆け引きなど怒涛のドラマが繰り広げられる壮大な史劇。これは面白かった!


 
関連記事
コメント
この記事へのコメント
Commented by kaz. at 2013-04-13 20:30
お、ここにもマッツさん。
王室を舞台にしたドラマはホンマに三角関係や泥沼恋愛が多いですよね。(笑)
それに名誉や権力や私利私欲が絡むから余計に面白いんだろうなぁ。

Commented by じゅり at 2013-04-13 21:04
マッツさんとあらば、やっぱり観たいです!
こういう史劇は好きですよ~

Commented by おみゃあ at 2013-04-14 09:10
なんか宮廷もんだと寝てしまいます  まともに観たためしない


Commented by pu-ko at 2013-04-15 10:47
Kaz.さん>
北欧特集=マッツさん特集みたいになちゃってます♪
現代の王室もしかりで、大昔から王室にスキャンダルはつきものなんでしょうかね。
本作ではでも意外に愛欲のドロドロというよりも、世直ししようと頑張りすぎたことが悲劇を招いたというのが面白いところでした。
今でもデンマークの人々にはよく思われていない歴史の部分ですが、悪い面ばかりでもなかったのだという。


Commented by pu-ko at 2013-04-15 10:49
じゅりさん>
そうだそうだ。武将ものなど含め史劇好きのじゅりさんには特にお勧め。
マッツさんも上手いしね。


Commented by pu-ko at 2013-04-15 10:50
おみゃあさん>
そうなんですか。
私も苦手意識あるのだけど、こういうドロドロ系は大丈夫w
女優さんが奇麗なのも面白く観れた要因かな。


Commented by 松たけ子 at 2013-04-21 19:18
pu-koさん、こんばんは!こちらには初お邪魔です♪
最近、東西の時代劇にハマってるので、これも早く観たいです!北欧の王宮とか、未知なる世界なので興味深い映画です。マッツさん、「偽りなき者」も公開されるし、日本でもますますファンが増えそうですね♪


Commented by pu-ko at 2013-04-23 02:45
松さん>
こんにちは。偏狭の地に足を運んでくださってありがとうございます。
おー、時代劇お好きですね。
デンマークの王宮の作品は私も初めてでとても興味深かったです。
マッツさんは役の幅も広いし、楽しみな俳優さんですよね。
『偽りなき者』もすごく観たい作品です。
2016/01/04(月) 20:52:52 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック