映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
カイジュウ(怪獣)は世界共通語『パシフィック・リム』
2013年08月02日 (金) | 編集 |



ギデルモ・デル・トロ
監督の『パシフィック・リム』を観てきました。
怪獣と、それに対抗する巨大ロボットがこれでもかのバトルを繰り広げる
豪華絢爛なSFアクション映画です。
パシフィク・リム(2013)アメリカ
原題:Pacific Rim
監督:ギデルモ・デル・トロ
出演:チャーリー・ハナム/ イドリス・エルバ/ 菊地凛子/ チャーリー・デイ/ ロブ・カジンスキー/ マックス・マーティーニ / 芦田愛菜/ ロン・パールマン
日本公開: 8/9
 海からやってきた怪獣が、各国に壊滅的な被害をもたらす。
太平洋に面した国々(パシフィック・リム)が巨大ロボットを作って、これに対抗する という本作
『ウルトラマン』や『ゴジラ』の世界に『ガンダム』を投入したこの世界観は
その世代を生きた日本人にはたまらーーん作品でしょう。

私も人気の芦田愛菜ちゃんが出てるとあって劇場に足を運びましたが、いや~、観て良かった。
IMAX3Dをこれほど堪能した映画は、ほかにありません。

もうね、イェーガーと呼ばれてるロボットの闘い振りや、その操作方法なんかがいちいちツボなんですよ
操縦自体も実際に重装備をした人間2人が、バーチャルゲームっぽいやり方でロボットを動かす。
歩かせるのも健康器具でエクササイズするように、ガシンガシンって足を動かすのね。
しかも操縦者2人はロボットに体をシンクロさせる段階で過去のメモリーも共有する・・・と、
はい、もう「なんじゃそりゃ」だけども、怪獣とロボットを闘わせて世界を救おうという映画に「ありえねー」はもはや禁句(笑)
身も心も少年少女に戻って、イェーガーを応援するしかないですよねぇ。
ちなみに、操縦者の一人マコを演じるのが菊池凛子さんで、彼女の記憶の中に出てくる幼少時代のマコが芦田愛菜ちゃん。愛菜ちゃんは監督も絶賛という泣きの演技で見事なハリウッド・デビューですね。

デル・トロ監督って、私の中では「歴史の中に子供の悲しみを描かせたら世界一」だったんですが、
今回、監督自身が子供の心を失わない大人なんだと気づきました。
おそらくは日本の特撮映画にも熱中した少年時代を送ったのでしょう。
それを巨匠監督になって、こんな馬鹿でかい規模で再現する。ロマンを感じました。

日本の特撮映画を知り尽くしてるであろう監督のオタク振りも炸裂
舞台が香港ということもあって、多国籍なごちゃごちゃ感も面白く
独特なグロさは『イグジステンス』を彷彿とさせる。
命を懸けて人類を守るヒロイックなドラマや興奮は『インデペンデント・デイ』を思い出したり
色んな作品のミックス感はそれはそれでよしでしょうね。




それでも菊池凛子をヒロインに抜擢しイェガーを操縦させるところに
何よりも日本へのリスペクトを感じます。
武道のアクションをこなした菊池凛子はカッコよかった。
凛子さんとイェーガーを操縦する主人公のローリーにチャーリー・ハナム
監督作品の男ミューズ、ロン・パールマンをこう使うかってところにはニンマリ。

ちなみに映画の中で、「怪獣」はモンスターでなく「カイジュウ」と呼ばれています。
もはや怪獣は世界の共通語ですね。

豪華で大迫力の本作、出来るだけ大きなスクリーンで観る事をお勧めします。





トラックバック一覧

  1. 1. パシフィック・リム

    • [Spice -映画・本・美術の日記-]
    • August 04, 2013 00:42
    • 「パシフィック・リム」の試写会へ行ってきました。 太平洋の深海の裂け目から巨大な怪物(KAIJU)が出現。人類は団結し、英知を結集した人型巨大兵器イェーガーを開発する
  2. 2. 「パシフィック・リム」は暑い夏を乗り切るにふさわしい熱い映画

    • [今昔映画館(静岡・神奈川・東京)]
    • August 11, 2013 01:09
    • 今回は、新作の「パシフィック・リム」を丸の内ピカデリー3で観てきました。3Dと2Dの交互上映でしたけど、やはり観るなら2D。この類の映画には珍しくビスタサイズでした。 2013年に海底から怪獣が現れ、都市を破壊します。そんなことが度重なったため、対怪獣兵器
  3. 3. パシフィック・リム

    • [いやいやえん]
    • December 17, 2013 15:08
    • かかか、KAIJU! ギレルモ・デル・トロ監督作品。巨大モンスターを「KAIJU」とよぶ事からも分かるとおり、かなり日本の特撮映画をリスペクトしています。どうやら昔日本の特撮をみてたようですよ(放送してたの?)。 対KAIJU兵器「イェーガー」には精神的負担の軽減か





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    コメント
    この記事へのコメント
    じゃ、怪獣映画で育った世代にはタマらん娯楽作ですな。
    菊池凛子もハリウッドに居を移して頑張ってるな~。
    理屈抜き、って感じですな。

    2013/8/2(金) 午後 11:48[ Kaz. ]


    み、観たらね(爆)・・・。
    また来ます。

    2013/8/2(金) 午後 11:58[ ゾンビマン ]


    kaz.さん >
    はい、少年の頃に戻ってワクワクしながら見ちゃうと思います。
    思い入れのない国や世代の人とは完全に評価分かれるだろうなぁ。
    凛子さんは、今回は英語も流暢になってて、これからの活躍にも期待ですね。
    この映画でヒロインを射止めるなんて、こんなラッキーないですよねぇ。
    アクションもいけてました。

    2013/8/3(土) 午前 0:50[ pu-ko ]


    ゾンビマンさん>
    どんぴしゃな世代じゃないですか。
    お楽しみに~。

    2013/8/3(土) 午前 0:51[ pu-ko ]


    3Dの方が楽しめるってことでしょうかw
    カイジュウで通じちゃってるのがすごいw
    続編の話ももうあるみたいですねw

    2013/8/3(土) 午前 4:30[ miskatonic ]


    先に公開された中国でも
    大ヒットとか。
    観たら、また来ます。
    (///∇///)

    2013/8/3(土) 午前 8:21[ GH字幕 ]


    幼稚園児の頃「ゴジラ」を公開時に映画館で観た者としては(年が判ってしまいますね)、興味津々の映画です。

    監督は、観客のために作ったのではなく、自分のために作ったと新聞記事にありましたから、やりたい放題なんでしょうね。
    「ガンダム」等は全然知らないので、ついて行けるかどうか。弱くて人間的なロボットが好きなものですから(笑)。

    2013/8/3(土) 午前 9:28[ yymoon ]


    最近すっかり、芦田愛菜ちゃんも綺麗になって、
    愛菜ちゃん目当てで鑑賞しようかと、こっそりたくらんでますw
    ド派手なSFアクションが楽しめるかどうかが、カギになりそうです・・。

    2013/8/3(土) 午前 11:19[ サムソン ]


    映画番組で、「監督が念願の怪獣映画を撮る」と紹介されていました~。やっぱりロマンを感じるんですねぃ(^ー^)
    愛菜ちゃんも見事なハリウッドデビューですか~

    2013/8/3(土) 午後 6:45[ じゅり ]


    miskaさん>
    3Dでなくてもいいかもしれないけど、とにかく音響のいい大きなスクリーンで。
    地響きがするように振動が伝わって、臨場感が半端ないですから。
    そう、モンスターでなくカイジュウって言ってるのが 日本人的には嬉しいですよね。
    アナウンサーなんかは変なアクセントですけどw
    もう続編も決まってますか。マコのロマンスなんかも描かれるのかな。

    2013/8/4(日) 午前 1:04[ pu-ko ]

    2016/01/15(金) 19:26:51 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
    字幕さん>
    香港が舞台だし、やっぱり中国は盛り上がるでしょうね~。
    全米ではあまりお客さん入ってないようで、私が観たときも子供連れのご夫婦と私のたった4人で馬鹿でかいIMAXシアターがらがらだったのだけど。。
    アジア諸国での興収も考慮のうえなんでしょうね。

    2013/8/4(日) 午前 1:08[ pu-ko ]


    yymoonさん>
    大抵の日本人は『ゴジラ』、少し若くなると『ガンダム』世代で
    どちらも知ってるとなおいいのでしょうけど、特撮映画や『ウルトラマン』に親しんでいれば、この世界にどっぷりはまるんと思います。
    あはは、監督は長年の夢を実現させた形なのでしょうね。
    それでも多くの日本人中年のおじさnたちが、その夢に共鳴し涙すると思います。
    弱くて人間的なロボット、私も好きです(笑)

    2013/8/4(日) 午前 1:15[ pu-ko ]


    サムソンさん>
    愛菜ちゃんはサムソンさんのロリ愛心をくすぐるでしょうね~w
    でも登場時間は少ないので、どのつもりでね(笑)

    2013/8/4(日) 午前 1:17[ pu-ko ]


    じゅりさん>
    やっぱり念願の・・なんですね。
    監督の思い入れをびしびし感じるし、やっぱりロマンだよねぇ。
    愛菜ちゃんは登場時間こそ短いけれど、凛子さんよりも私は安心して観れたよ。
    やっぱりうまい子だと思います。

    2013/8/4(日) 午前 1:20[ pu-ko ]


    「ゴジラ対ガメラ」とか「モスラ」は小学校高学年でみたんですが、ってことは面白いかしら? 予告観ただけでは食指が動かなかったのですが、pu-koさんのレビュウ読んだら心が動きました

    2013/8/4(日) 午後 10:23[ アンダンテ ]


    実は「吹替え」で見たいと思っています。
    声を当てるのが「古谷さん(アムロ)」と
    池田さん(シャア)」だったりなのです。
    気になる~

    2013/8/5(月) 午前 10:14[ る~ ]


    アンダンテさん>
    私も『トランスフォーマー』とか全然興味がなくて、これもどうかなぁと思ったんですが、
    やっぱり昔の怪獣モノやウルトラマンなんかを髣髴とさせるところが楽しくて仕方なかったんですよ~w
    なのでアンダンテさんも楽しめるのではないかしら。アトラクション気分でお試しあれ。

    2013/8/6(火) 午前 1:41[ pu-ko ]


    る~さん>
    うんうん、そのうわさ聞いた。
    日本の映画界もいかしたことするなぁって思ったよ。
    その面子で吹き替えなんて、アニメファンは涙チョチョ切れそうよね。
    凛子さんの英語を聞けないのは残念だと思うけど、吹き替えも価値あり。

    2013/8/6(火) 午前 1:44[ pu-ko ]


    おー、pu-koちゃんお勧めですかぁ??何となく敬遠してたんですがこりゃ見なきゃいけませんね、、。どうも”Battleship”+”Transformer”&”War Of The World”みたいかな??と思ってました。あのダコタ・ファニングが叫びまくるシーンを思い出しちまってね、、ありゃおっさんには結構トラウマになってます。削除

    2013/8/6(火) 午後 4:14[ guch ]


    guchさん>
    はい、特におじさま方にはお薦めしちゃいます。
    あはは、よほどダコちゃんが堪えたみたいですね(笑)
    でも大丈夫、叫びまくる子供はでてきません。
    『トランスフォーマー』には多分似たところもあるんだろうけど
    日本人だけが感じる郷愁を醸し出すという点で本作は特別だと思うのです。お試しあれ。

    2013/8/8(木) 午前 3:51[ pu-ko ]


    観ました。
    ドラマ的には燃えれる部分で痒いところに手が届いてないんやけど、この映画はヴィジュアルだけで十分楽しめる。
    こだわってる部分が素晴らしいですよね。

    2013/8/9(金) 午後 1:43[ ゾンビマン ]


    ゾンビマンさん>
    なにか郷愁を呼び覚ますビジュアルが最高でしたね。
    ドラマ部分のもう一歩的なところは、もしかしたら続編に向けとってるってのもあるかもですね。
    ともあれ、スクリーンで堪能できてよかったです。

    2013/8/10(土) 午前 1:57[ pu-ko ]


    これは面白かったです。全編に渡って、私の世代がカッコいいと思う要素がぎっしり詰まっていて、映画館でめちゃめちゃ盛り上がりました。主人公とヒロインのほのかな恋愛感情なんてところがむちゃくちゃツボなんですよ。後、脇役の立て方とか、飛び回るヘリコプターとか、ドックにたくさんの人間が働いているところとか、はまるポイントが山ほどありまして。

    2013/8/11(日) 午前 1:09[ einhorn2233 ]


    einhornさん>
    ツボどころ満載でしたか。
    劇場盛り上がったんでしょうね~。羨ましいなぁ。
    私なんて、子供連れの3人家族と私のたった4人の寂しい鑑賞でした。
    大盛り上がりの会場でみんなとこの興奮を共有したかったぁ。

    2013/8/11(日) 午後 2:36[ pu-ko ]


    私もこれははまれるつぼがたくさん…いや、異常にありまして(笑)
    是非!こんなに面白かったのなら劇場でみるべきだったわいと後悔しております
    迷ったんですよ~劇場に行くべきかどうか。
    ギレルモ監督とは相性がいいし、怪獣とロボットだし…
    こんなにリスペクト愛を感じる映画は「サイレント・ヒル」以来だったこともあって、
    もしかしたら10回以上みにいっていたかも、と今更思いますです

    監督のオタクの感性が、アメリカンじゃなくて日本寄りだったことも良かった部分だと思います

    2013/12/17(火) 午後 3:08[ maki ]


    makiさん>
    怪獣もロボットにも強いmakiさんには大ツボの一本だったんですね。
    劇場でいつかまた観れる機会があるといいね~。
    臨場感半端なく、こんな私でも興奮する面白さでした。
    ツウの人には一層監督のオタクぶりを感じられたでしょうね。
    まさにリスペクト愛でした。

    2013/12/18(水) 午前 0:19[ pu-ko ]
    2016/01/15(金) 19:27:34 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
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