映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
ニューヨーク、恋人たちの2日間
2013年08月06日 (火) | 編集 |



ニューヨーク、恋人たちの2日間 (2012)フランス/ドイツ/ベルギー
原題:2 Days in New York 
監督:ジュリー・デルピー
出演:ジュリー・デルピー/クリス・ロック/アルベール・デルピー/アレクシア・ランドー/アレックス・ナオン
日本公開:7/27~公開中
ジュリー・デルピーが監督&主演を勤めた『パリ、恋人たちの2日間』(未見です)の続編だそうです。
前作のパリの恋人と別れたマリオン(デルピー)は、子供を引き取りニューヨークで新しい恋人ミンガス(クリス・ロック)と穏やかながら幸せに暮らしている。
ところが、パリからマリオンのパパと妹のローズがやってくる、ローズ(アレクシア・ランドー)は恋人連れで、しかもそいつがマリオンの元彼というからややこしい。
映画は、マリオン一家に翻弄され、ミンガスとの関係も怪しくなるという、2日間の騒動を
赤裸々な笑いを交え描く、ちょっと変わったラブコメです。




ニューヨークが舞台ということで、てっきりアメリカ映画かと思ったら違うのね。

この作品、デルピー好きな私は好意的に受け止め楽しめたのだけど、一般受けはどうだろ。
特にアメリカ人にはどうかなぁ。
まずマリオン家の面々がひんしゅくなんだわ。
ミンガスや妹に対して、『ボラット』のサシャ並みの「黒人ネタ」をぶっつけ
そんな家族に苛立つマリオンもシモネタ満載に応戦する。
シニカルと言えば聞こえはいいけど、赤裸々で下品とも言えるネタ振りには好みが別れるかも。

でも結果的にミンガスが一番まともな人間に見えるのだから
逆に黒人をリスペクトした形ではあるのね。
クリス・ロックが温厚で優しいミンガスを演じていて好印象でした。

雨降って地固まる的なラストは、無理やりな力技ながら、幸せならいいじゃないって思える。
相応に歳をとったデルピーの、焦燥感やらつきぬけ感には共感できる部分もあり
フランスとアメリカのカルチャーギャップも楽しめた。
ちょっとバタバタ過ぎるけど、笑いどころもあって悪くなかったです。



ちなみに、『ビフォア・サンセット』にご近所さんとして夫婦で出演していたデルピーの実父が、今度はお父さんを演じてます。映画の中でマリオンのお母さんは最近天に召されたという設定だったけど、実際にデルピーのお母さんは今年(2013)2月にお亡くなりになってるんですね。
そう思うと、お父さん役アルベール・デルピー氏の演技に哀愁を感じちゃったな。




トラックバック一覧

  1. 1. 「ニューヨーク 恋人たちの2日間」はベタなコメディから後半ちょっとだけ背伸び。

    • [今昔映画館(静岡・神奈川・東京)]
    • August 08, 2013 22:59
    • 今回はヒューマントラストシネマ有楽町1で「ニューヨーク 恋人たちの2日間」を観てきました。こっちが大きな劇場で、「ペーパーボーイ 真夏の」が62席のちっちゃい方という割り振りはちょっと不思議でした。 マリオン(ジュリー・デルピー)は、ニューヨークで働くフラ







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コメント
この記事へのコメント
前作は自分も未見なんですが。
デルピーさんの監督作かぁ、相手がクリス・ロックとくりゃ、そりゃアメリカ映画と思うよね。(笑)
赤裸々な笑いどころが興味津々ですよ~。
お父さんも出てるんやっ。

2013/8/7(水) 午前 0:24[ Kaz. ]


この作品、最近急激に親しくなったブロ友さんが凄くつまらないって怒っていたんですよね(汗)・・・。
逆に気になりますよね(笑)・・・。
2013/8/7(水) 午前 1:35[ ゾンビマン ]


記事拝見して、自分の過去記事(パリ編)読んできました。
差別的なのや性的なすっごく過激な発言がバンバン飛び交っていて「良いんですか?」だったのを思い出しました。
あの時はママがママを演じていたんですが、亡くなられたのですか・・・。
これは観に行かねば。

2013/8/7(水) 午前 11:16[ アンダンテ ]


最後の画像のインパクトがすごいのですが…

2013/8/7(水) 午前 11:49[ る~ ]


pu-koさん、こんにちは!
おお~これ観たいです!前作のパリ編、好きなんですよ。デルPさん、フランス人なのにフランスが嫌いなの?!と呆れるほどの辛辣なアンチ母国っぷりが笑えました。前作でもいい味だしてたデルPパパ、今回も目立ってるみたいですね。楽しみ♪

2013/8/7(水) 午後 0:29[ 松たけ子 ]


おぉ、『ボラット』のサシャ並みですか。
ジュリー・デルピーの監督作って未見ですが、設定も入り組んでる感じで面白そうですね。
前作も含めて、そのうちに観てみたいです。

2013/8/7(水) 午後 2:42[ サムソン ]


kaz.さん >
でしょ。
ニューヨークが舞台でクリスがいてって、絶対アメリカ映画だと思っちゃいました。
いいんかーいっていう、きわどい台詞もいっぱい出てくるし
デルピーの辛らつさもなかなか面白いw
お父さんもかなり印象的(笑)

2013/8/8(木) 午前 3:55[ pu-ko ]


ゾンビマンさん>
これ『ボラット』受け付けない方にはお勧めできない感じ。
ひんしゅく、辛らつな表現があるのでダメな人はダメなはず(笑)

2013/8/8(木) 午前 3:57[ pu-ko ]


アンダンテさん>
おー、パリ編もそんな感じとあれば、やっぱりテイストは同じみたいですね(笑)
ママも出てたのかぁ。まだ60代台だったようだから寂しいですね。

2013/8/8(木) 午前 3:59[ pu-ko ]


る~さん>
わはは、お父さん結構どっぷりだったわ

2013/8/8(木) 午前 4:00[ pu-ko ]


松たけ子さん>
おー、パリ編お好きでしたか。
あはは、やっぱりそんな感じなんですね。
ほんと、本作でもフランス人どんなやねん!って思いましたもんw
デルピーパパはママがいなくて寂しかったでしょうけど、頑張ってます。
私はパリ編観ておこう。

2013/8/8(木) 午前 4:06[ pu-ko ]


サムソンさん>
はい、いいの~?と心配になるほど差別的な発言があったり、シモネタまで(笑)
知的なデルピー女子にしては意外な感じもしちゃいますね。
最新の監督作品も評判いいみたいだし、女性監督としてこれからの活躍にも期待できる映画人だと思います。機会があればいっちゃってください。

2013/8/8(木) 午前 4:10[ pu-ko ]


前半のドタバタは面白かったのに、後半、妙に小洒落た方向へドラマが流れていくのが、ちょっと馴染まなかったかな。ジュリー・デルピーとしては、後半でヒロインのドラマへと落としかったのかもしれませんけど、前半のコメデイほどには弾まなかったという印象でした。
2013/8/8(木) 午後 11:00[ einhorn2233 ]


einhornさん>
そうそう、前半は顰蹙ながらシニカルな面白さもあったのだけど、後半は無理やりの押さえ込み感もあったかもですね。
同感です。
2013/8/9(金) 午前 8:12[ pu-ko ]

2016/01/15(金) 16:04:17 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
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