映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
ブエノスアイレス恋愛事情
2013年11月18日 (月) | 編集 |



日本公開中の『ブエノスアイレス恋愛事情』を観てみました。
ブエノスアイレス恋愛事情(2011)アルゼンチン/スペイン/ドイツ
原題:Medianeras
監督:ゲスタボ・タレット
出演:ハビエル・ドロラス/ ピラール・ロペス・デ・アジャラ/ イネス・エフロン/ アドリアン・ナバロ
日本公開:2013/11・16
アルゼンチンの首都ブエノスアイレス 
マルティン(ハビエル・ドロラス)とマリアナ( ピラール・ロペス・デ・アジャラ)は同じ通りに面した違うアパートに暮らすご近所さんだが、互いの存在は知らない。ともに恋人と別れ孤独を感じる30代。新しい恋を求めるもうまくいかない・・

 ブエノスアイレス在住のゲスタボ・タレット監督が2005年に短編として作った作品が高く評価され、長編として作り直された一本だとか。監督はこれが長編デビューだそうです。

 冒頭から、ブエノスアイレスの混沌とした都市の様子を背景に、男女それぞれのモノローグで二人がいかに世間から取り残され孤独であるかが語られるんですが、早口のスペインの長い長い台詞を、英語字幕で延々読むことになるこの前半が苦痛でね(笑)内容がつまんないわけではないけど、字幕全部読み終わらないし、多分言葉が分からないからだと思うけど、男優さんの声は癪に障るしでwとにかくものすごい忍耐を要したわ。 それでも放り投げずに観たのは、スクリーンに切り取られる映像がハイセンスで、写真集のように魅力的だったから。だから、画面に集中したいのに字幕を読まなくちゃいけないのが余計にストレスだったんですけどね。



 そのストレスを解消してくれたのが、マルティンのペットのスス。マルティンを捨てアメリカに行った元カノが置いていったワンちゃんで、マルティン同様引きこもり犬(笑)外に連れ出されるとき抵抗する様子が可愛くて、一気に和みました。最初からスス出してくれたらよかったのに。

 映画としては、都会に暮らす30代の若者の誰もが感じるであろう不安や孤独、焦燥感といったものが描かれ、「それわかるなぁ」と思う部分が多かった。どこかですれ違いながら、運命の二人がついに出会うという構成は『ワンダーランド駅で』に似てますね。



 ヒロイン、マリアナを演じるのは未見だけど『シルビアのいる街で』のピラール・ロペス・デ・アジャラ。
「ウォーリーを探せ」の街なかのウォーリーを探せないでいる というのが素敵な伏線になり、ファンタジーな味わいが微笑ましい作品でした。




 ヒロインの飾るショーウインドウもお洒落だったし、写真好きな方は映像も気に入るんじゃないかな。
ただしやっぱり、これ短編のほうがスッキリしそう。


トラックバック一覧

  1. 1. ブエノスアイレス恋愛事情

    • [CINEmaCITTA']
    • November 18, 2013 20:18
    • 【ブエノスアイレス恋愛事情】 MEDIANERAS アルゼンチン・スペイン・ドイツ 2011 (未) 監督・脚本 :グスタボ・タレット  出演 :ハビエル・ドロラス / ピラール・ロペス・デ・アジャラ / イネス・エフロン / アドリアン・ナバロ


関連記事

コメント
この記事へのコメント

日本公開中の作品なのに、この記事で初めて知った(爆汗)・・・。
最近の映画って説明的な部分で無駄なセリフが多いんですよね。
吹き替えの方が楽な場合もあって、字幕が疲れるって感覚、凄く分かります。
表情だとか効果的なセリフで映画は語ってほしいですよね。

2013/11/18(月) 午後 5:33[ ゾンビマン ]




あぁ、字幕で苦労したんですね。
ラストはちょっとやり過ぎ~、と思ったんですが。(笑)
でもけっこう面白く観れました。
言うように短編だったらハイセンスな一作になってそうですよね。

っていうか、これ公開中なんや~。
じゃ、TVが先やったんだ。

TBさせてもらいますね~。

2013/11/18(月) 午後 8:21[ Kaz. ]




>早口のスペインの長い長い台詞を、英語字幕で延々読むことになるこの前半が
聞くのは西語で読むのは英語で、感想文(?)は日本語でと、グローバル、多国文化ですごいですね^^
ぼくだったら標準語と関西弁と遠州弁で精一杯です(それグローバルとちゃう)。

>画面に集中したいのに字幕を読まなくちゃいけない
そうなんですよ! 画面に集中したいから、できるだけ吹替観たいんですけど、
字幕だと素の俳優さんの声質とか抑揚とか感じられるし、いつも迷います。

>都会に暮らす30代の若者の
外国映画はストーリーも楽しみですけど、いろんな国の生活とか
暮らしの様子とかそういうのもいいなぁと思います。

なので本作もこっちの田舎で公開されたら、観てみたいです!

2013/11/19(火) 午前 0:36[ yossy ]




ゾンビマンさん>
これ、上映中と言っても関東一館でした(汗)知らなくて当然ですね(笑)
そうそう、何もかも台詞にしなくてもいいのにって思うことあります。
読む作業って疲れますよね。
行間に趣も大事にして欲しいし、色んな手段を有効に使って欲しいですね。

2013/11/19(火) 午前 11:00[ pu-ko ]




kaz.さん >
そうなんですよ~。出だしからあまりの台詞の多さに参りました。
英語読むの遅いんですよ(笑)
読んでるものと耳から聞こえる音とのギャップに疲れるのもあるのかな。
あはは、ラストね、彼があまりに似合ってないのもあって、笑いそうでした。
確かに突拍子もなくてちょっとやりすぎ感ありますね(笑)
途中のグダグダを省いて短編のほうがすっきりしそうですよね。
テレビが先のパターンだったんだ。11年の製作ですもんね。
どうして今公開になったのかな。TBありがとうございました。

2013/11/19(火) 午前 11:07[ pu-ko ]



yossyさん>
わはは、グローバルってほどのもんじゃないんですがw
標準語と・・・もグローバルじゃないし(笑)

どうしても字幕を読むと映像に集中できないところありますね。
私も字幕派だけど、スパニッシュとかだと英語吹き替えで観たいと思っちゃうから、気持ちはわかります。ジレンマですよね。

そうそう、映画を通して色んな国の文化などに触れるのも映画を観る楽しみのひとつ。
これは関東一館の公開みたいですが、既にテレビで放送されたようなので、ご覧になる機会があるかも。

2013/11/19(火) 午前 11:13[ pu-ko ]



スス かわいい名前だ~

煤って感じもするけど~ww

2013/11/20(水) 午後 1:01[ る~ ]




あぁ、確かに前半は台詞が多かったかも。字幕追うのも大変だもんね(^-^;
これ現在公開中ですが、先に放送してくれたので観ちゃってます(笑)
あはは、男優さんの声がダメだったすか?(笑)私、彼はなんかダウニーに似てたので、けっこ好きw
ラストは微笑ましくなっちゃいました~(^ー^)

2013/11/20(水) 午後 9:23[ じゅり ]




る~さん>
アルゼンチンの言葉で何か意味があるのかな。
煤ではないはずだけどw可愛いよね(笑)
ワンちゃんも外に出たくない演技とかwどうやって仕込んだんだか。
とっても可愛かったですよ。

2013/11/20(水) 午後 11:41[ pu-ko ]




じゅりさん>
そうなんですよ。
大体英語字幕読むの遅いもんで。でも読まなきゃ意味わかんないし。
あまりに続くもんだから途中からフラストレーションたまっちゃいましたよw
テレビの放送のほうが早かったんですね~。
男優さんの声は、聴いても理解できないことのもどかしさとフラストレーションが重なって、余計イラついたかも。 実際に登場してからはわりかし癒し系で全然嫌いじゃなかったです(笑)
ラスト、ちょっと笑ったけど微笑ましかったですよね♪

2013/11/21(木) 午前 0:01[ pu-ko ]

2016/01/08(金) 12:59:18 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック