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【映画】 呪われたジェシカ
2014年06月14日 (土) | 編集 |






呪われたジェシカ(1971)アメリカ
英題:Let's Scare Jessica to Death
監督:ジョン・ハンコック
出演:ゾーラ・ランパート / バートン・ヘイマン / ケヴィン・オコナー/
 マリクレア・コステロ/ グレッチェン・コーベット

ストーリー

神経障害で入院していたジェシカは、夫とその友人と共に療養のため田舎町へやって来た。湖を臨む別荘へ到着した3人は、そこに無断で入り込んでいるエミリーという少女と出会う。やがて4人は共同生活を始めるが、ジェシカの周囲で奇怪な出来事が起こり始める……。




 背筋の寒くなる映画で梅雨を乗り切りましょう ということで、今日は前々から気になってた本作を鑑賞。

精神疾患を患うジェシカが療養に訪れた田舎の屋敷で「死ぬほど怖い目に遭う」という話です。



 
まず、お墓の刻印を紙に写し取り、壁に飾って楽しむというジェシカの趣味はやばくないですか。
夫婦が所有する車が霊柩車の払い下げなのも「おいおい」。
案の上、「死臭」に導かれるように、ジェシカの周囲で不気味な出来事が起こり始めます。



無断で家に入り込んでいたエミリー(左)とジェシカ(右)

ジェシカ夫婦が買った家はどうやらいわくつきらしく
その昔、その家の娘は結婚式前夜に湖で溺れ、死体があがらなかったとのこと。
村人たちは「娘は吸血鬼になった」などと噂している。
ジェシカが精神を病んでいることもあり、一連の出来事が全て彼女の幻覚とも取れるのだけど、お墓で見かけた少女が再び現れたときには、夫のダンカンにもしっかり見えていたとする演出を入れてくるので、観てる方は混乱。


病気が回復しなければ、夫の愛も失うだろう。
そんなジェシカの不安と、家にまつわる悲しい出来事が見せた妄想なのか
はたまたマジにゾンビか吸血鬼のお話だったのか、見た後にも答えは出ません。
でもそれでいいんでしょうね。静かな恐怖の中に物悲しさがあって嫌いじゃなかったです。


お墓で見かけた少女が突然姿を消したのは不気味でしたが、静かに鳴っていた音楽が急に止まるのも怖いんだね。
さっきまで水着を着ていたエミリーが、湖からあがってくるときには白いドレスを着ていたのには心底ぞっとしたし、人間はあるべきものがなかったり、あるはずのないものが出現することに恐怖を覚えるのだと思い知らされる演出が秀逸でした。









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コメント
この記事へのコメント
いただいたコメントを転記しています
ゾンビマン
映画資料の本などでこの作品の宣材をいつも見ていて、凄くそそられていた作品です。
(また日本のポスターデザインがいいんですよ)
記事を拝見して、そういう映画だったのかと。凄く面白そうですね。
不可解な現象の描き方も日本人好みというか、乱暴な感じではなさそうだし。

おみゃあ
むかし、テレビで何度かやってましたね
ある草野球チ-ム、試合にやってきた霊柩車
中からユニフォ-ム姿の奴がぞろぞろ出てきて相手チ-ムは驚いたそうです 知り合いが葬儀社やってて その車を使用  そいつは通称ガンオケや  今でも 葬儀社やってて
息子があとを受け継いでて 昔みたいなやんちゃはやってません

みーすけ
ホラー好きな(しかもディープな)ブロガーさんのページなんかで度々見かけるので、どんな映画なんだろうと想像をふくらませてたんだわ~。
あるべきものが無い恐怖、あるはずのないものが出現する恐怖、これ激しく同意。
人間は自分が理解できないものに恐怖するもんですよね。
観たいけど、でも買うのはなぁ。他に欲しいDVDが山ほどあるもん。
てか、日本不在なpu-koさんのほうがTSUTAYA限定情報に詳しいとは^^;

miskatonic
演出のうまそうな映画ですね。
ジェシカの趣味wすごいw
普通、こう云うやり方に近いことは
ワインのラベルとかコレクションするけどねw
面白そうですが、オンデマンドDVDじゃないと、なのですね。
TSUTAYAのはすごく高くはないけれどね。
すごく見たい作品がある場合はありがたいサービスですね。

pu-ko
ゾンビマンさん>
本にも載ってましたか。通には知られた作品だったんですね。
今 日本版の画像検索したら字幕さんのところにいきついた(笑)
色々謎だけど、ヒロインの設定からするとありなんですよね。

pu-ko
おみゃあさん>
なんと、霊柩車をそんな風に(笑)
でも乗るの勇気がいるけどなぁ。
『ハロルド&モード』の死にたがり青年も自分の車を霊柩車に改造してましたねw

pu-ko
みーすけさん>
やっぱり映画通なみなさんはチェックしてる作品なのね。
そう、理解できない物事への恐怖ですよねぇ。
うわーーっと脅すというのでなく、ヒヤリとさせられる恐怖演出が上手かったです。
ふふ、作品情報検索して、あらぁTSUTAYAで出たのねぇと。
レンタルでいいんだけどなぁってのも多いよね。

pu-ko
miskaさん>
ジェシカの趣味凄いでしょw
なるほど、ワインのラベルとかでやる方法なんですね。
こんな大きい紙に写して、誰がいつ死んだとかw どういう趣味やねんと思っちゃいました(笑)
定かではないんですが、オンデマンドDVDってうのはレンタルはしてないんですかね。>ディスカス検索しても出てこなかったし。
そう、幻の映画をソフトにしてくれるというのはありがたいですよね。
でも「限定」っていうのはどうだろうと思っちゃいますが。

GH字幕
TSUTAYAで出る前に作ったんですが、それは記事にしてませんでした。
吸血鬼化された人間はこう身体のどこかに傷があるという変種のバンパイア映画。
ラストもこれが現実か ジェシカの妄想なのか分からんまま終わっちゃうのですがね。Youtube にロケーション地をファンが巡った動画が出てました。
今もあるかな?

kaz.
そのうちTSUTAYA限定でレンタルされそう。
ヤバいジェシカさんを、ぜひ観てみたいっす。
ホラーは演出ですな、やっぱっ。(当たり前かw)

じゅり
おっと、知らない作品でした(^^;
幻のカルト作品として有名なんですかぁ。
なんか想像しただけでも、背筋凍りそうだわ(笑)←笑ってるじゃないか
答えが出ないってのも、その要因でしょうね。観たくなってきたー

pu-ko
字幕さん>
吸血鬼に噛まれたにしてはパックリの傷跡が生々しくてどっちかというとゾンビ?(笑)
という解答もなしですが。
ロケーション地で村の人たちがみんな包帯巻いてたりしたら怖いなw

GH字幕
そのロケ地訪問の動画はまだ健在でした。
https://www.youtube.com/watch?v=8z_1GQIzv04

pu-ko
字幕さん>
うわぁ、ありがとうございます。
冒頭のお墓は本物のどなたかのお墓だったのね。
有名になってお墓の下で戸惑ってるかもw
というか、こうゆうツアーが敢行されるほど人気があるってことですね。

pu-ko
Kaz.さん>
あ、そういう流れなのか。そうなるといいですよね。
限定ってのはひっかかるところだけど。
少し時代は感じる作品ながら、凝った映像がなくても恐怖を表現できるんだなぁと感心しました。
そのうちぜひ。

pu-ko
じゅりさん>
ソフトになってなかったこともあり、知る人ぞ知る作品だったんでしょうね。
そう。答えが出ないこともあってカルト性が高まったんでしょうね。
観たらまぁこんなものかぁというところではあるけど(笑)

einhorn2233
子供の頃にテレビで観てすごく怖かった記憶があって、DVDで見直したのですが、やはり怖くて面白かったですね。夢オチにしないまま、でも夢かもしれないと思わせる見せ方がさすがだと思いました。ショックシーンはないけど、間で怖がらせるところは、Jホラーと似た感じがしました。

pu-ko
einhornさん>
夢のようなそうでないような、結末をはっきり見せないのが、逆にいい雰囲気になってましたね。
時々ぞぞっとささられる恐怖演出は確かにJホラーっぽいかもしれません。
2015/12/18(金) 17:57:39 | URL | alice #SFo5/nok[ 編集]
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