映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
【映画】吸血鬼ドラキュラ -追悼-クリストファー・リー
2015年06月26日 (金) | 編集 |


吸血鬼ドラキュラ(1958)イギリス
原題:Horror of Dracula
監督:テレンス・フィッシャー


あらすじ
吸血鬼と伝えられるドラキュラ伯爵(クリストファー・リー)の正体を探るために、その邸内に司書として住みこんだジョナサン・ハーカー(ジョン・ヴァン・アイセン)は、広間で美しい女(ヴァレリー・ゴーント)に救いを求められたが、彼女を抱きよせた瞬間・・

感想
先日93歳でお亡くなりになったクリストファー・リー
テレビで特集放送があり、初期のドラキュラ作品を見ることができたので遅ればせながら追悼させていただきます。
今回観た『吸血鬼ドラキュラ』はイギリスの老舗映画会社ハマー・プロダクションの記念すべき第一回制作作品にして、9本制作されたドラキュラシリーズの第1作目とのこと。ブラム・ストーカーの原作を元にした王道というべき1本でした。
本作でドラキュラ伯爵を演じるのが勿論クリストファー・リー
リー様は上背があるので、美女たちの怯えた視線の向こうに静かに立ち尽くすだけで威圧感があります。
黒いマントを翻し、画面全部を覆ってしまうという演出は今観ても斬新



血を吸う直前、美女のお顔をひと舐めするような、ちょいエロな様子をみせるのもあって、画面が暗転したその瞬間、ナニやってるの?と思わせるのもいいよね(笑)



ただ、棺に横たわるリーさまのお顔はちょっと優しそうで
血が付いたままの口元も間抜けに見えて怖くない(笑)
近くに美女を一人お仲間においておきたい寂しがりやさんなのもかわゆいしね。



一方、ヴァン・ヘルシング教授を演じるピーター・カッシング
上品で紳士なのに凛としてストイック、咄嗟の動作の機敏さが意外さも感じさせてくれて
今更ながらカッコいいっすなぁ。
このお2人の相反する魅力がシリーズの人気に繋がったのも納得。
恐怖を守り立てる音楽、テレンス・フィッシャー監督の無駄のない演出もあって
古い作品ながら色あせないドラキュラ作品に仕上がってますね。



今回は怖さでは美女のほうが上だったので↑、リー様作品もう少し観ていこうと思います。




トラックバックされた記事

関連記事

コメント
この記事へのコメント
einhorn22332015/07/01 20:10

子供の頃、ゴールデン洋画劇場で、リーのドラキュラをよく放送していたのですが、怖くて観れなかったという記憶があります。今、見直すといろいろと発見がありそうですね。ピーター・カッシングのかっこよさも見直す価値がありそう。


pu-ko2015/07/01 23:18

einhprnさん>
昔は音楽の効果もあってか、ほんと怖かったんですけどね。
今は微笑ましくもあります♪
しかしカッシングは渋くてかっこいいですねぇ。
一部の隙もない感じでした。他の作品も見たくなりました。

yymoon2015/06/27 11:30

この映画は観ているはずですが、相当前なので。
たまたまなのですが、最近DVDで観たローレンス・オリビエの主演・監督「ハムレッット」(1948年)にクリストファー・リーの名前が出ていたのですが、役名がついていななかったみたいで、どの人かわかりませんでした。彼の映画デビュー作だったのですね。



pu-ko2015/06/27 13:50

yymoonさん>
うわ、デビュー作は48年ですか。
物凄いキャリア。しかもほぼ生涯現役だったんだから本当に凄いですね。
『ハムレット』未見ですが、オリビエ氏が監督も努められたんですね。
リー様探しも兼ねていつか観てみたいです。



みーすけ2015/06/27 14:08

何だかこれはコメント飛んでないっぽいなー(笑)

あの衝撃ニュースの週末にまず棚から取り出して観た作品がやっぱりこれです。
わたしとリー様の衝撃の出合い作。
そーなのそーなの、エロいのよリー様ってば!
あきらかにそれはForplayなのでは?というペロリんとかね(笑)
こんなん観てどきどききゅんきゅんした4歳児なわたし。ねーねーpu-koさん、やっぱ変かな?(笑)
ふんわり笑いながら棺桶で寝てらっしゃって、今観るとエロいけど怖くないよね。
朝日にやられてお陀仏な流れも、もー伯爵ってば時間ちゃんとチェックしとかなきゃ!という王道なながれ。
カッシングさんもナイスなミドルで機敏に働き素敵です。
さてさて、次は何かなー♥


pu-ko2015/06/27 22:34

みーすけさん>
あ、もしかしてみーすけさんもコメント複数回トライしてくれた?
どうもコメント機能が変になってるようで、申し訳ないです。
でもこれはバッチリ。

おーー、リー様との出会いの作品だったのね。
あのお顔スルーっ舐めまわす感じに笑ったわ(笑)
このエロさに4歳でキュンキュンってww
おませさんすぎやん(笑)
あの棺桶の寝姿なんか癒し系だよね(笑)
口元拭いてから寝ようよ、歯磨きしたか?と聴きたくなったし(笑)
最期あっさり灰になるのもウケたよなぁ。でも王道を楽しみました。
リー様追悼のはずがカッシングに惚れそうだったわ。
あ、次はリー様ちょっと飛ばします。



2015/7/2(木) 午後 11:22GH字幕

pucoさんの観たバージョンはUS版かな。
UKで発売されたのは東京の国立フィルムセンター
に残っていた東和から寄贈されたプリント。
火災で傷んでたけど見事にレストアされて
完全バージョンがBDで発売されてました。
その東和が日本で公開した時はなんと
あの「テアトル東京」で一か月間ロードショウ。
まあ残酷描写で成人向きという事でしたが。
この『吸血鬼ドラキュラ』は自分では
映画史上最高の恐怖映画だと今でも思ってます。

初めて俳優の名前を覚えたのがC・リー様でした。
だが劇場で実物を観たのは『帰って来たドラキュラ』で
丁度この『吸血鬼ドラキュラ』がNET(テレ朝)で
初めて放送した時(昭和44年8月)とダブります。


その完全版に字幕と現存する吹替え音声を
載せたプライベート版の一部を
YouTubeに上げてあるんで
URL書いときます。
https://youtu.be/mjKpQrMkZBw


2015/7/3(金) 午前 0:48pu-ko
> GH_jimakuさん
私はTCMの放送で観ました。色々バージョンがあるのね。
リー様は字幕さんの映画人生に欠かせない存在なのですね。

トレーラーを検索していて字幕さんの動画発見して、そのとき拝見したんですよ。
吹き替え見事に合体させましたね。すんばらしい。
それ使わせていただこうかと思ったくらい。
そのときチャンネル登録させてもらいました♪


2015/7/9(木) 午後 6:22[ miskatonic_mgs_b ]

今見ると、ふるめかしい演出が帰って新鮮だったりしますよね。
ピーター・カッシングもかっこいい。
リー様は、身長も大きいからマント姿も決まりますよね。
昔の映画だから、壁や家具の色の濃いのも面白いんですよね。
ともかく、クラシカルな俳優さんが亡くなるのは寂しいですね。
記事あるのでTBさせてください。


2015/7/9(木) 午後 11:07pu-ko

> miskatonic_mgs_bさん
ほんとほんと、新鮮に感じるところも一杯ありました。
カッシング&リー様コンビで人気を博したのも納得。
あー、そうですね。時代ごとにインテリアにも特徴があって、そんな時代の描写にも目を向けると色々発見がありそう。
クラシック映画の大御所で存命の方も少なくなりましたね。
時代の終わりを感じ寂しいですが、映画の中でずっと生き続けるのだなぁって思います。

TBありがとうございました。



2015/10/24(土) 午後 6:21ギドラキュラ

GH字幕さんが自分では映画史上最高の恐怖映画と仰っておりますが、

評論家筋の意見も一致してますから折り紙付きですね♪



2015/10/25(日) 午前 0:13pu-ko

> ギドラキュラさん
やはり史上最高の恐怖映画ですか。
もっと素直にそれを感じる頃に観ていたら私も恐ろしさをより堪能できたのかもです。
2015/12/30(水) 10:00:48 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック