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【映画】ジェームス・ブラウン ~最高の魂(ソウル)を持つ男
2015年08月28日 (金) | 編集 |


ジェームス・ブラウン ~最高の魂(ソウル)を持つ男~(2014)アメリカ/イギリス
原題:Get on Up
監督:テイト・テイラー
出演:チャドウィック・ボーズマン/ネルサン・エリス/ダン・エイクロイド/ヴィオラ・デイヴィス/オクタヴィア・スペンサー

伝説のソウルミュージシャン、ジェームス・ブラウンの半生を『ヘルプ 心がつなぐストーリー』のテイト・テイラー監督、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガー製作で映画化

公開時気になりながら、ジェームス・ブラウンというアーティストをよく知らなかったこともあり劇場スルーしてしまったけど、これは大きなスクリーンで臨場感を楽しみたかった。素晴らしい作品でした。

ジェームス・ブラウンを演じるのは『42 世界を変えた男』で大リーグ初の黒人選手を演じたチャドウィック・ボーズマン
精悍なスポーツ選手と本作のソウルミュージシャンと、180度違う役柄をそれぞれ見事に演じていて凄い。ステージでのパフォーマンスからも運動能力の高さを感じさせます。

映画は両親に見捨てられた幼少期を交錯させながら、人種差別のはびこる社会を生き抜いたジェームス・ブラウンの半生を描き出すというもの。
極貧にあっても彼の周りにはゴスペルやソウルがあったことが、ジェームスの苦しさを紛らわせる。自分を信じることを教えてくれたおばの存在や、ボビー・バードとの出会いにより彼は音楽の道を究めていくんですね。
ステージでへとへとになるほどのソウルフルで躍動的なステージパフォーマンスにどっぷりはまれた。聴きながら自然に体がスウィングしますよ。
マイケル・ジャクソンのムーン・ウォークもオリジナルはジェームス・ブラウンだったんですね。
やがてジェームス・ブランは音楽界を席巻する。けれどその成功とは裏腹に、孤高な天才ゆえに周囲との摩擦もあり、次第に彼は信じるべきものから孤立していくんですね。傲慢に変わっていくさまを見るのはファンには辛かったかもしれませんね。
それゆえなのか、あるいはチャドウィックのパフォーマンスにジェームス・ブラウンのソウルを感じられないという意見もあり、アメリカでは賛否が分かれているようです。
監督が『ヘルプ』のテイト・テイラーであり、黒人差別の実態が差し込まれたり、白人社会への反骨精神が描かれることも白人の不人気に繋がったのかも。

個人的にはジェームス・ブラウンをよく知らないのでオリジナルと比べてどうとかはいえませんが、チャドウィックのパフォーマンスには魅了されました。
失意の中、辛うじて取り戻すことになる友情には泣けたし、
何よりも強くあるしかなかった彼の生き様が切なくも感動的だった。

その後の音楽に大きな影響を与えただろうジェームス・ブラウンを知れてよかった。
おばを演じたオクタヴィア・スペンサー、母親役のヴィオラ・デイヴィスもさすがの演技。傑作です。


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コメント
この記事へのコメント
ドラッグは絶対いけない!と言った先から
自分が所有していたためポリから逃走、
ヘリから中継されるという懐かし映像は
収録されていますか?
ないよね(笑)
JBといえば『ブルース&ソウル・レコーズ』の
最新号がブルース・ブラザーズの特集だったため
近日観返す予定。
ちなみにこれは地元で掛からなかったから
観てないけど
高校の頃には毎日JB聴いてた時期もあったな。
アノログもかなりレアなの所有していたけど
金がないときに売り払い、命拾いしたことがあります。
恩人なのでソフト化されたら観ますね。
[ HK ]
2015/8/28(金) 午前 1:44


> HKさん
(ドラッグ使って)教会に拳銃をぶっ放して警察に追われてました。
息子ちゃんを事故で亡くしたんだね。
結構ダークな側面を描いてます。
『ブルース・ブラザーズ』で競演してたダン・エイクロイドがマネージャー役なのもなにか嬉しいよね。
命を繋いでくれた恩人なら余計泣けるかも。観てね。

pu-ko
2015/8/28(金) 午前 2:01


今年はジミヘンとか音楽の伝記映画が多く、まとめてスルーしてしまった。見ればよかったなぁ・・・。
ゲロッパさんは、昔バンドを組んでたヤツがライヴを見に行って、あんまりノリノリでしつこくアンコールやるから強制的に幕をおろされてたって(爆)・・・。
どんなパワフルなおっさんかと。

[ ゾンビマン ]
2015/8/28(金) 午前 3:31


この映画も観たい 持ってるCDの半分以上が ジャズ
ブル-スなどの黒音楽なので 以前見たキャデラックレコ-ドも良かったです ゲロッパのおっさん やはり5等身でしょうか

[ おみゃあ ]
2015/8/28(金) 午前 6:58


> ゾンビマンさん
これ、ステージパフォーマンスもたっぷり見せるし、人種差別の部分も見せつつ、家族や友人との関係を描くヒューマンドラマの部分もよかったので、ゾンビマンさんにも観てほしかったな。
パワフルでソウルフルな音楽ばかの一面はすっごい分かった(笑)

pu-ko
2015/8/28(金) 午前 7:21


> おみゃあさん
これは絶対おみゃあさん好きだろうなぁと思いながら観てました。
ギャハ、5頭身ってw
でも確かにね、あれ、チャドウックってこんなにちっちゃかったっけ?って思ったんですよね。『42』のときは全然気づかなかったのに。
もしかしてCG?(笑)

pu-ko
2015/8/28(金) 午前 7:25


この映画のこと知りませんでした。いや、もしかしたらJBだからパスしていたのかもしれません。
ソウルミュージックは中学生の頃から私の中では重要な位置を占めていましたが、JBはちょっと苦手でした。歌と言うよりもバックのブラスに声をかけるプリーチャーのような人でしたので。
長く活躍した人で、偉大なシンガーですね。
DVDが出たら見てみたいです。

yymoon
2015/8/28(金) 午後 0:54


これとジミヘンが名画座でかかってたけど、どちらも本人の音楽あまり知らないのでスルーしちゃってました。
そうか『ヘルプ』の監督なのか!
あれ大好きな作品なので、これ観たら良かったな。
しかもオクタヴィアもヴァイオラも出てるの?惜しいことしたーー!
今年は春から音楽映画が多いなー。
セクシー・ラファロとキーラ、クラちゃん(chacoさん命名)とことクラダップの息子の死ぬやつと。この間のビーチボーイズで、らいげつはパチーノのジョン・レノン絡みのが来ます。
楽しみ♪

[ みーすけ ]
2015/8/28(金) 午後 6:28


ジェームス・ブラウンのファンかどうかで評価が変わってくるんでしょうけど、この時代のミュージシャンは、社会的には差別されながらも、音楽は受け入れられている、って矛盾も大きいですよね。
音楽って偉大だな、って思える映画がありますが、これもそうかな?
こっちではDVD待ちですけど、見よう♪

[ miskatonic_mgs_b ]
2015/8/28(金) 午後 6:36


> yymoonさん
JB(で知られてる方なんですね。それも知らなかった)さんが「プリーチャーのような人」というのは映画でも感じられました。
そもそもゴスペルが彼の音楽の起源なのでそうなるのかな。
ひとり神様的な傲慢さでバンドに威圧的になっていくところもあり、そういうのが見る人にも伝わったのかもしれませんね。
生い立ちを知れば、理解できる部分も多いですが、この映画を観て彼を嫌いになったという感想も目にしました。
ダークな側面も描いた映画ですが、ステージパフォーマンス含め見所も多くその後の音楽界に多大な影響を与えたというのも見て取れる作品です。

pu-ko
2015/8/28(金) 午後 11:26


> みーすけさん
私も。ご本人の音楽あまり知らないと手が出にくいよね。
『ヘルプ』の監督なの私も観てから知ったんだよねぇ。
なんか音楽と結びついてなかったんだけど、ステージをたっぷり見せて音楽物としても見ごたえあり、お得意の人種差別のコンセプトもさらりと入ってて見ごたえありました。常連二人の演技が素ん晴らしい。
そういえば音楽映画増えてるね。
新人のおっさん(違うってw)クラちゃん映画レンタルしてるんだった。観なくちゃ。


パチーノのジョン・レノン?何それ、チェックします(笑)

pu-ko
2015/8/28(金) 午後 11:34




> miskatonic_mgs_bさん
そう、音楽もたっぷり見せてくれるので好きな方にはきっとたまらない映画だと思います。
そうそう、まだまだ黒人差別の激しかった時代なのに、彼らの音楽は広く受け入れられジェームス・ブラウンも登り詰めてるんですよね。
私なんかも殆ど知らずに観たけど、歌には引きこまれて終始リズムとってました。
音楽の魅力って人種や通念を超えますね。
アメリカでこの映画の評価が低いことの原因のひとつに、JB役の役者の言葉が分かりにくいこと。
私だけかと思ったらレビュー見るとみんな「なんて言ってるか分からない、字幕が必要」と書いてるw
実際のJBもそういう喋りらしかったですが、映画で言葉が分からないのはダメですよね。
そういう意味ではDVDで正解でした。
日本のは字幕あるので大丈夫かと。チェックしてみてください。

pu-ko
2015/8/28(金) 午後 11:46



伝記はリアルなのも大事ですけど、それは(^_^;。
多少は解り易くしないと、ですね。
言っている事自体が解らなくても、演出で解らせるって手法もありますけど、それが全体だとまた(^_^;。
確かに、字幕あるとこれはいいのかも?
人種のルーツにかかわるような作品は、むしろ、同じ人種の側から、NOがでたりしますよね。
日本人はルーツって言われてもピンと来ない人が多そうだけど(^_^;。

[ miskatonic_mgs_b ]
2015/8/30(日) 午前 1:23


顔アイコン

> miskatonic_mgs_bさん
まず最初から言葉の分かりにくさに面食らったんですよ
。うわぁ、わからん。DVDで正解だった~ってw
でも次第に気にならなくなっていたので、もしかしたら最初にインパクト置いてあとは少し分かりやすくしていたかも。
もしくは私が完全に字幕に頼ったからか、見直してみないとはっきり言えませんけど。
黒人特有の喋りがあって、JBの喋りも彼らの中では普通に分かりやすいんだろうか。
でもやはり教育を受けられる環境になかったことなども影響してるのかなと思います。
その点はリアルというべきか卑下と感じるか同じ人種からすると微妙かもですね。

pu-ko
2015/8/30(日) 午前 2:48



そだそだ、「42」の彼でしたね~
そかぁ、賛否分かれてますか。
私もジェームス・ブラウンは詳しく知らないので、思い入れが…というのがあり、スルーしちゃいました(^^;
放送かかったら観てみま~す

じゅり
2015/8/30(日) 午後 10:05


> じゅりさん
『42』の彼といわれても分からないくらい別人演技でした!(笑)
ね、本人に思い入れがないと伝記映画には手が出ないよね。
でも観てみたら聴いたことのある曲もあったし、黒人差別問題を絡め、色んな音楽に影響を与えたルーツみたいなものも感じられて面白かったので、機会があれば。

pu-ko
2015/8/30(日) 午後 11:06

2015/12/22(火) 18:59:51 | URL | pu-ko #SFo5/nok[ 編集]
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