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【映画】『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』映像に驚き!
2014年11月12日 (水) | 編集 |


バードマン あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡 (2014)アメリカ
原題:Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
監督:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
出演:マイケル・キートン/ ザック・ガリフィナーキス/ エドワード・ノートン/ アンドレア・ライズブロー/ エイミー・ライアン/ エマ・ストーン/ ナオミ・ワッツ
日本公開:2015春
 
『21グラム』『バベル』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の新作。
かつてコミックヒーロー『バードマン』を演じ一世を風靡するも、いまや落ち目の役者が、現実と幻想のはざまで追い込まれながら舞台に再起をかける姿を描きます。



元『バードマン』俳優リーガンを演じるのは『バットマン』俳優のマイケル・キートン
キートンさんの本作の演技が絶賛されていて、まさに主人公を体現する形になるんですが
そもそもこ映画が作られたのは、監督自身の「今の自分」に対する焦燥感が根底にあった様子。
そういえば『21グラム』ほどに賞賛される映画は撮ってなかったか。
冒頭登場するくらげはまさに実態のない自分を表現しているんでしょう。
本作は監督自身の再起をかけたチャレンジといえるんでしょうね。




ほんと、凄いものを観せていただきました。
まず言われているのは全編にわたりほぼワンテイクに見える脅威の長まわしね。
実際には切れてるんでしょうけどそう見えない。
ただの会話劇ならわかるけど、本作にはスーパーナチュラルな現象やアッと驚くファンタジーまで盛り込まれてますから。いったいどうやって撮ったんだ。
と思って調べたら撮影は『ゼロ・グラビティ』でオスカーを獲ったエマニュエル・ベルツキ
やりますなぁ。

勿論素晴らしいのは映像だけではなく、オスカーの筆頭に挙げられるキートンの演技は本物です。
リーガンは役者として、父親として、夫としても見放され自分自身の存在感を無くしつつある男。
それでも過去の栄光を引きずる彼は頭の中でバードマンの声を聞く。
彼の焦燥感をスーパーナチュラルな絵でみせるため、ともすれば奇をてらった作品と見られそうだけど
未来を模索する崖っぷち男が文字通り風穴を開ける地道なドラマでもあります。

多分風穴を開けたのは監督自身でもあるんでしょう。
共演者もみんな演技者ぞろいでグッジョブ。
中でも普段ふざけた役の多い ザック・ガリフィナーキスがとっても良かったのはサプライズでした。


妄想?現実?
きっとそんなのどうでもいい。
最初は不安を煽っていたBGM代わりのドラムの音にも次第に力が沸き
その気になれば私たちは何だってできるんだよ! そんなメッセージが聞こえる作品です。



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コメント
この記事へのコメント
これまた渋いキャストですね。
マイケル・キートン久しぶり。
私も『サイレントハウス』での全編長回しは切れてるんやろうけど凄いと思った。
最近の映画技術って凄いですわね。
2014/11/12(水) 09:39:30 | URL | ゾンビマン #79D/WHSg[ 編集]
ゾンビマンさん>
キャスト、うまいところ揃えてますよね。
映画の中で舞台劇を演じてるんですが、キートンのテイクごとの演技の変化も見もので、最後は劇中劇なのに鳥肌ものでした。
『サイレントヒル』も全編長まわしなんだ。
昔はそんなこと意識もしてなくて知りませんでした(汗)
ほんと撮影技術の変化で映画も変わっていきますね。
2014/11/12(水) 09:44:00 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
ポジティブ映画賛成~ぃ♪
そっか、「21g」も良かったし「ゼログラビティ」も
素晴らしかった!!
その2人がタッグを組んでるのね!?良くないワケがないっ!
で、マイケル・キートンか、、、好きだったな…過去形
呆れてる?好きな役者がいっぱいで(笑)
しゃーないよね、小6からこの歳まで洋画漬かりなんだもの。
で、出たーーエドワード・ノートン!
いいとこのお坊ちゃま代表な顔立ち。ワルやっても
いい人に見えちゃう。役得!?役損!?どっちやねん?
今ネガティブな生活の真っただ中、こんなポジティブ映画観たいっす!
2014/11/12(水) 18:58:30 | URL | chaco #79D/WHSg[ 編集]
ガッチャマンも鳥関連のヒ-ロ-じゃなかった?
時代違うんでようわからんけど
2014/11/12(水) 19:23:19 | URL | おみゃあ #79D/WHSg[ 編集]
何ヵ月か前から海外映画サイトで時々見かける記事に「イニャリトゥがヒーローもの?」「マイケル・キートン、セルフパロディーか?」なんて細切れ記事と残念な英語力で詳細アワワでしたが、こーゆー感じの映画だったのか。
「21グラム」は本当に重くて怖くて演出と役者の演技に圧倒される凄い映画でした。
これもあの映画みたいに圧倒されて腰抜けたみたいになれそうな臭いしますがそこんとこどうですか?!
来年かぁ~楽しみです。
2014/11/13(木) 03:49:59 | URL | みーすけ #79D/WHSg[ 編集]
pu-koさんの感想読ませていただき、観たいと思い、いつやるんだろうと思ったら、来年春なんですね。
残念ながら、来年までこの映画のことを憶えてる自信がありません(笑)。
2014/11/13(木) 07:29:53 | URL | yymoon #79D/WHSg[ 編集]
あ~、これ、映画番組で紹介されてて気になってたですよ~
映像もさることながら、キャストの演技も堪能できそう。
観たい観たいー!
2014/11/13(木) 08:28:32 | URL | じゅり #79D/WHSg[ 編集]
chacoさん>
そう、監督&撮影凄いカップリングでしょ。
あ、これ多分途中観てる分にはポジティブ映画には見えないかな(笑)
ちょっと変わった映画なので好みは分かれるのかも。
でも映像から目が離せないんですよ。
マイケル・キートンも好きだったの?趣味が広い。
ノートン確かにお坊ちゃまな顔立ちよね。
顔立ちなりのとぼけた役もワルも似合うし、インタビューでは結構ふざけてる。
本物のノートンはどんなヤツなんだろ。想像つかないわ。
2014/11/13(木) 09:03:23 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
おみゃあさん>
ガッチャマンもそうなの?
って、私もよく知らない。女の子だったもん。(なんで過去形w)
2014/11/13(木) 09:04:37 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
みーすけさん>
断片的な情報からは想像もつかないタイプの映画よね。
確かにキートンのセルフパロディなシーンも多々あるし、映像で度肝を抜かれますが、これ基本コメディなのでそんなに重くはなくて、後味もいいのです。(解釈は人によって違うかな)。
斬新な映像で、かつて経験したことのない世界に誘ってくれますよ。お楽しみに♪
2014/11/13(木) 09:12:06 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
yymoonさん>
春というのは微妙ですね。
でも映像や演技で必ずオスカーに絡んでくると思うので、忘れずにすむと思います♪
こちらでは上映館少な目ながら高いj評価を得ていますね。
評判が伝わって日本公開が早めに決まればいいな。
ただしちょっと変わった映画でした(笑)
2014/11/13(木) 09:27:00 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
じゅりさん>
おー、さすがじゅりさん情報が早い。
はい、演技と映像両方から楽しめます。
うわ、何これ!ってなりますよ。お楽しみにね~。
2014/11/13(木) 09:29:16 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
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