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赤狩りとエリア・カザン(アカデミー授賞式動画)
2014年04月05日 (土) | 編集 |



『ウディ・アレンのザ・フロント』をTV録画から見たときに
TCMのホストがエリア・カザンについて語っていました。

エリア・カザンは『欲望という名の電車』や『エデンの東』などの名作を排出し
50年代に名を成した監督さんですが、赤狩りの波が吹き荒れた際に
数人の映画仲間を共産主義者として通報したことで知られています。
多くの映画人のキャリアを奪い、かつそのこと後悔していないと公にしたことで、
生涯ハリウッドの嫌われ者となったようですね。

それゆえ、1999年にアカデミーにより生涯功労賞を授与された際には
物議を醸したようで・・・


プレゼンターはマーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロ
カザンの後ろに隠れてしまっているスコセッシに、
任務を仰せつかったものの、心から祝福できないという気持ちが窺えたり(笑)

会場を見てみると、立ち上がって拍手を送る人がいる反面
憮然とした様子で椅子に座ったままの人の姿も見受けられます。
エド・ハリスとそのお隣は奥様でしょうか。
ニック・ノルテなんて腕を組んで「絶対に拍手するか!」という険しい表情。

カザン自身、スピーチで「アカデミーの勇気と寛容に感謝する」と述べていて
以後の映画人生が平坦ではなかったことを感じさせますね。
彼もまた、マッカーシズムの被害者だったのかもしれません。



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コメント
この記事へのコメント
これ覚えてるわぁ~。付箋付きでビデオも残ってると思う(笑)
功績は確かに素晴らしい、けれど・・・。ということでしょうね。
夫婦して怒ってるエド・ハリスの意見もわかるし、でもある意味カザンも被害者って所が
この赤狩りの悲しい所ですね。
もし自分だったらどうしただろうとか考えて、楽な方を選ぶかもとか考えるとなおさら怖い。
でも何が怖いって、このデ・ニーロの髪型だよ(笑)
2014/04/04(金) 20:21:13 | URL | みーすけ #79D/WHSg[ 編集]
作品はすごいの残してるんですが それでじゅ-ぶんだと思うけど
2014/04/04(金) 22:58:34 | URL | おみゃあ #79D/WHSg[ 編集]
これ、録画してもらったのを現地から送ってもらってのがあったので、観ました。
そうそう、エド・ハリスの隣は奥様のエイミー・マディガンですねぇ。
会場の様子が両極端だったのを思い出しました。
詳しい事は良く知らないけど、時代のうねりに飲み込まれてしまったんでしょうかね。
2014/04/05(土) 05:41:32 | URL | じゅり #79D/WHSg[ 編集]
名作を残している事も事実ですから、なかなかハリウッドでも
この受賞は複雑だったでしょうね。
「エデンの東」は元々、原作がキリスト教の贖罪の話ですけど、
映画は、原作の最後の部分の、絶望の中にも、光が、的な部分と、
やはり、エリア・カザン自身が、後悔とともに、赦されたいと云う心情が
良く出ていると思います。
この映画のヒットは、あながちジェームス・ディーンのみの功績ではないと思いますね。
印象的なショットも多いですし。
いかに、世界が歪んでいるか、が良く表現されている映画です。
「波止場」も、赤狩りの側面から見ても興味深い作品ですね。
2014/04/05(土) 05:54:54 | URL | miskatonic #79D/WHSg[ 編集]
赤狩り(マッカーシズム)も、これまたアメリカの暗部ですよね。
多数のハリウッド映画人も人生を狂わせられたものですが。
しかし、こればっかりは非難する人たちの気持ちも分りますがねぇ・・・。
監督の記事があるので、それをTBさせてもらいますね~。
2014/04/05(土) 08:42:07 | URL | Kaz. #79D/WHSg[ 編集]
みーすけさん>
おー、覚えてますか。しかも保存版なのね。
みーすけさんちに行くと色んなお宝映像が出てきそうだね~。
うんうん、時代の波といってしまえばそれまでだけど、自分がその立場になったら、どうしたか判らないですもんね。携わったすべての人が被害者だったのだろうと思います。
ぎゃはw デ・ニーロこのとき何撮ってたんだっけ?w
もう『タクシードライバー』じゃないよなぁw
2014/04/05(土) 10:15:51 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
おみゃあさん>
そうですね。
年老いた監督にアカデミーがこの賞を与えたのも、作品の素晴らしさを評価してこそでしょう。
ただ、忘れられない、許せないと思う人もいたんだねぇ。
2014/04/05(土) 10:18:12 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
じゅりさん>
おー、おじさま(かな?)いいね~。
フルで見ると、一層会場のムードがわかったでしょうね。
私もカザンさんについて詳しいことは何も知らないのだけど、『ザ・フロント』で、ハリウッドの赤狩りの仕組みを知ってそういう風だったんだろうなぁと。
2014/04/05(土) 10:26:11 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
miskaさん>
ほんとですね。
カザン氏も歳を取り、何年も時を経たこともあり、アカデミーも授与を決めたのでしょうね。
反対する声もきっとあったでしょうけど、なにより監督の心の枷がひとつ取れたかもしれません。
『エデンの東』はそういう話だったんですか。恥ずかしながら未見~。
『波止場』とともに、監督の心情を考えながらぜひ観てみます。
2014/04/05(土) 10:37:12 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
Kaz.さん>
まさに暗部ですよね。
やむを得ぬ状況だったというのもあるでしょうけど、映画界から追放された面々にかかわりがあればあるほど、許せないと思う人もまだいたことでしょうね。
TBありがとうございます
2014/04/05(土) 10:49:32 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
スコセッシとデ・ニーロのコンビは「真実の瞬間」で赤狩りに負けない映画人を描いているだけに、カザンに対する視線は微妙な感じになるのでしょうね。当事者でなければ、わからない事情もあったのでしょうけど、それでも賞賛はできないって気持ちも理解できます。カザンの残した作品と、行動は別ものってことでしょうし。
2014/04/05(土) 18:42:34 | URL | einhorn2233 #79D/WHSg[ 編集]
不正確かもしれませんが、ソ連を中心としたコミンフォルム結成や中国共産党政権樹立によって、自由と民主主義が奪われるのではないかという恐怖心を国民にあおり立てて正当化したのが赤狩りではないかと思います。でも、アメリカ国民が、すぐに冷静な判断を下し赤狩りは沈静化し、表現の自由が守られたと見ることができますね。元凶のスターリンが死亡したことも影響しているかもしれませんが。
エリア・カザンの行動は、合法だったけど、それが憲法に違反するおそれのある法律だったということですね。やはり、授賞式で、カザンに対し、無言で抗議した俳優がいて当然だったのでしょうね。
世界がまた似たような雰囲気になってきているのが心配です。
2014/04/05(土) 20:17:43 | URL | yymoon #79D/WHSg[ 編集]
>かつそのこと後悔していないと公に
ピュアというか、一種の発達障害で、他人の気持ちを理解できない人なのかな?
だから、「え、おれなんか悪いことした?」ときょとんとしている感じ。
『ソーシャルネットワーク』でのザッカーバーグみたいな。
アカデミー賞を受けるためにスコセッシは尽力したらしいですよ。
『タクシードライバー』を撮った人なんで、なんらかの理解があったのでしょうか?
>ロバート・デ・ニーロ
モヒカン→おおっ、タクシードライバーじゃん!トラビスじゃん!!とテンション上がりました。
しかも隣はスコセッシ翁。
いい絵ですねw
2014/04/06(日) 07:20:20 | URL | yossy #79D/WHSg[ 編集]
einhornさん>
私はこのビデオだけの印象で書いてしまったんですが、
スコセッシはカザンに名誉賞を与えるよう尽力したようで、私の思うような役をおおせつかっていやいやというのではなかったようなんです。デ・ニーロはスコセッシに従ったのかもだけど。
作品の素晴らしさを認め、ここらで許してあげようじゃないかということだったのかも。
カザン氏もお歳でしたしね。会場からの拍手もそんな思いが感じられます。
どうしても許せない人もいたでしょうけど。
2014/04/06(日) 08:31:14 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
yymoonさん>
そうですね。当時の共産主義への脅威から生まれた法律に則り行動したカザンは、国に忠実だっただけということも言えるわけで、合法ではあるんですよね。
しかし今見てもおかしな法律だったわけで、当事者たちの憤りはいかばかりだったろうと思います。それだけに保身に走ったカザンを許せないと思う人がいたでしょうね。
2014/04/06(日) 09:12:04 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
yossyさん>
他人の気持ちを理解できない人 かどうかはわからないし、名作を残した監督でもあり、発達障害ということもないでしょうけど
監督にしてみればお国の支持に従い、共産主義の波及から国を守るという気持ちもあったのかも。ただし、自分は共産主義者ではないとの宣言もしたようでそれも裏切り者のレッテルを貼られる要因にもなったようですね。
あ、そうそう、スコセッシが受賞に向け尽力したという話を、私も後で教えていただきました。
同じヨーロッパからの出でもあり、名作を残した方でもあり、スコセッシとしては、なんとか名誉を回復させてあげたいという思いがあったのかもですね。
デ・ニーロは何かの撮影中でしたっけ?
この髪型でスコセッシと並ぶ姿を見るとムフフとなりますよねw
2014/04/06(日) 09:29:35 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
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実は今回、 エリア・カザン監督 の54年の名作 『波止場』 を書こうと思ったんですが、ちょっとこの監督自身の事をメインで書くことにしてみました。 先ごろ行なわれた第79回アカデミー賞において、作品賞、監督賞ほかを受賞した 『ディパーテッド』 で念願のオ
2014/04/05(土) 23:39:03 | CINEmaCITTA'
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