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【映画】『北北西に進路を取れ』ラシュモア行ってみたい
2014年10月17日 (金) | 編集 |



米国内で行きたいところがいくつかあって、その一つが出てくるのがこれ。
北北西に進路を取れ(1959)アメリカ
原題:North by Northwest
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ケイリー・グラント/ エヴァ・マリー・セイント/ ジェームズ・メイソン/ ジェシー・ロイス・ランディス/ マーティン・ランドー/ レオ・G・キャロル/ エドワード・ビンズ/ ロバート・エレンスタイン 
 
広告会社の重役ロジャー・ソーンヒルは、ホテルのロビーでの会合の最中、2人組みの男に拉致され、大きな屋敷で待つタウンゼントという男の前に連れて行かれた。男はソーンヒルに「どこまで情報を嗅ぎつけたのかを教えろ」と迫るがソーンヒルにはなんのことかさっぱり分からない。どうやらキャプランという男と間違えられたらしいのだが・・・



ご存知、サスペンスの神さまアルフレッド・ヒッチコックによる巻き込まれ型サスペンスの一作ですね。
巻き込まれる男ソーンヒルを演じるのはケイリー・グラント
広告会社の社長、バツ2でマザコン疑惑の中年男ソーンヒルは、泥酔運転で捕まったのは、人違いの挙句殺されかけたのだと母親に信じてもらわないと気がすまず、よせばいいのにさらなる危険に足を踏み入れるわけですね。




ヒッチコック作品をあまり観てない私は、御大を語るなどおこがましくてできませんが、この作品のユーモアとエンタメ性には脱帽します。
窮地を脱する主人公の妙案がいちいちウケるし、有名な飛行機に襲われるシーンでも、その前の「こんなところにバス停があってどうすんねん」というシチュエーションや、嵐の前の静けさ的な間の取り方がシュールで、数分後に襲い掛かる修羅場とのギャップがたまらない。
色男ケイリー・グラントが「うっそーーーん」とばかりに逃げ惑う様子はごっつスリリングなのに笑えてしまうんだもんな(笑)
当事55歳というグラントの走りにも拍手。



そしてこの映画をさらに魅力的にしているのが、ミステリアスで美しいヒロインの存在でしょう。
勿論ブロンドのエヴァ・マリー・セイントはこの時代の女優さんにしてはスリムで、シャープな印象。
ソーンヒルがその後も無茶しまくるのは、全てこのヒロインのため。
ハードボイルドでいて実にロマンチックなところが私好みでした。




クライマックスに登場するのが山肌に歴代大統領の顔を掘り込んだマウント・ラシュモアのモニュメント。
『ネブラスカ』にも出てたよね。
本作ではなんとこのモニュメントの上をハイヒールのヒロインと逃げ惑うというまさかの展開。
よく撮影許可が下りたな。。ってか、どうやって撮影したんだ。
まぁしかし、そもそもCIA酷いじゃん!に加え、このあたりも皮肉が利いてるというべきかな。
ハラハラのクライマックスから画面一転のラストシーンも見事と言うより微笑ましい。
個人的にはここにお母さんを登場させて欲しかったですがw

ちなみに、物語はニューヨークからシカゴ、ラピッドシティを経てダコタ州のラシュモアへと舞台が移動するんですが、タイトルの「北北西」は方向違いじゃね?と不思議に思っていたら
本当はクライマックスをアラスカにする予定だったらしいですね。
その後タイトルを変更しようとするも、ノースウエストの響きに勝るものがなく、そのままになったとのこと。

我が家からだと丁度北北西に進路を取れ!ってことになるんだけどね(笑)

      

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コメント
この記事へのコメント
Deep Purple in Rock ですなぁ
この映画は何度も、何度もテレビで見てるにもかかわらず ってかそのため  吹き替えばかりで
地の声では見たことないかも
2014/10/16(木) 17:20:53 | URL | おみゃあ #79D/WHSg[ 編集]
おっと~、出ましたヒッチコック大先生!!
観てるよ観てるよ~、自慢じゃないが自慢だが(笑)
いっぱい観てるよ~♪
コレも随分前に観てる。が忘れてたスカスカ脳に
レビューで記憶が蘇え…らね~な~(ショック!)
で、御大はどのあたりで御出演されてました~?
自作には必ず「どっかで」出演するお方で。ふふ
「ロープ」これもコミカル、「めまい」これも
大事なとこで高所恐怖症かよ!って突っ込み!
「鳥」は中学くらいかな高校かな、怖かったな~!外のカラスに敬意を表した作品。
「裏窓」「サイコ」「知りすぎていた男」
「ハリーの災難」←コレアホくさなんだけどSET感丸出しで
子供のお遊戯会みたいなとこが逆に苦笑。。。
これくらいかな!?まぁまぁ観てるでしょ?まだかいな!?
「めまい」は好きだよ!オススメ💕観てたらメンゴm(__)m
2014/10/16(木) 18:22:43 | URL | chaco #79D/WHSg[ 編集]
これ好きだわぁぁ。
かなり驚愕な事が自分の身に降りかかってるのに、なんだかユーモアのある対応をするケーリー・グラントが可笑しいやら可愛いやら。
ヒッチコックも彼の魅力を充分に分ったうえでの演出なので、そりゃ~もう、鉄板だよね。
彼のスーツとシャツの着こなしはいまだにファッション雑誌で特集されたりしてますよね。
この時代のハリウッド映画はファッションもおしゃれだしウィットが効いたこ洒落た演出が素敵で大好きだよ~。
若きマーティン・ランドーも渋みがあってよかったな♡
2014/10/16(木) 18:27:06 | URL | みーすけ #79D/WHSg[ 編集]
うん十年前、日曜洋画劇場で観たのは覚えているけれど内容は・・・。スッゴク面白かったのも覚えてます。DVDで再見してみようかな?
ヒッチコックはTVシリーズで知って子供心にも面白いおじさんだな~~と思ってました♪
2014/10/16(木) 21:34:09 | URL | アンダンテ #79D/WHSg[ 編集]
これは超名作よね。
若い頃、ヒッチコックなんて昔の人なんてスルーしてたんやけど、テレビでこれ見たら一発でヤラれた。
巻き込まれるとはこういう事よね。
2014/10/17(金) 02:47:12 | URL | ゾンビマン #79D/WHSg[ 編集]
おみゃあさん>
すぐに洋楽のアルバムと結びつくところが流石。
有名な作品や役者の場合、吹き替えの声の方が当たり前になってることりますよね。
あとでご本人の声で聞いたら違和感だったり(笑)
2014/10/17(金) 07:55:25 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
chacoさん>
こういう機会を設けないと、こういうクラシックってなかなか記事にしないんで。
おー、ヒッチコック作品いっぱい観てるのね。流石。
御大は、主人公がタクシー待ちのご婦人を差し置いてタクシー2台を横取りする冒頭のシークエンスの最後に「バスに乗り損ねたおっさん」役で出てましたw
ヒッチ先生作品、私はまだ『ロープ』も観てないやぁ。
『ハリーの災難』はシャーリー・マクレーンが若くて可愛かったよね。
『めまい』も面白かったけど、私はいまいちまだヒッチ先生のよさ分かってないかな。
今回『方北西~』であらためて面白さ発見したので、また録画した分から観ていきまっさ。
2014/10/17(金) 08:05:15 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
みーすけさん>
ケーリー・グラント可笑しくて最高だったね。
ある程度まじめなキャラで、でも豪快さとユーモアを醸し出せる役者さんだったんだとあらためて感じましたよ。うんうん、ヒッチ先生がしっかり魅力を引き出してますね。
へーー、ファッションの面でもレジェンドなんだ。
背が高くてスーツ姿が決まるよね。飛行機に追いかけられた後でさえ、まだカッコいいというw
マーティン・ランドーも若かったなぁ。
一般人巻き込んでいながら飄々としてるのがうけたw
2014/10/17(金) 08:12:57 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
アンダンテさん>
もう50年以上も前の古い作品ですよねぇ。
色々映画を観るようになって、昔観たものを再見してみると新しい発見もあってほんと面白いですから、機会があればぜひまたどうぞ。
名作といわれるだけの面白さがある一本でした。
2014/10/17(金) 08:24:51 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
ゾンビマンさん>
ヒッチコックは私もどうしても古さを感じて、頭からあまり入り込めないでいたのだけど、『サイコ』や『鳥』のほかではこれが一番楽しめました。
やっぱり面白いんですよね。
まさに巻き込まれ型サスペンスのハシリでしょうね。
主人公自ら危険に頭を突っ込んでもいましたが(笑)
2014/10/17(金) 08:30:10 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
あはは、pu-koさんちからだと北北西なんやっw
タイトルは「ハムレット」のセリフから引用したものであると聞きもしましたが。
名画ですな。
名シーンが盛りだくさんですな~、まさに。
2014/10/17(金) 08:40:39 | URL | Kaz. #79D/WHSg[ 編集]
Kaz.さん>
見事に北北西でした(笑)
うわ、タイトルはハムレットの台詞から?方向じゃなかったんだぁ。
なんかカッコいいですね。
まさに見所いっぱい。
CGを使ってないので、(何らかの工夫で本当らしく見せてるものも多いと思うけれど)、スリリングなシーンは余計に手に汗握りますよね。面白かった~。
2014/10/17(金) 09:19:49 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
ヒッチコックは、子供の頃から、テレビのヒッチコック劇場で親しんできなしたので、映画がテレビで放送されれば観ていましたね。
ケーリー・グラントは、アイビー・トラッド系の着こなしの見本のように紹介さえていましたので、関心はそちらにも行ってました。
コミカルタッチのキャラクターが多かったのが意外で、ちょっと残念でしたが。
この映画も何度も観ていますしDVDも持っています。マウント・ラシュモアのシーンはハラハラして、アメリカへの憧れを抱かせた映画の一つでした。
2014/10/17(金) 18:29:55 | URL | yymoon #79D/WHSg[ 編集]
yymoonさん>
ヒッチコック作品はではたくさんごらんになってますね。
ケイリー・グラントはお洒落なyymoonさんのファッションリーダーでもあったんですね。
まじめな役柄の方がお好みかな?
普通にニヒルな二枚目も似合いそうですが。
マウント・ラシュモアでヒロインが落ちかけるシーンなんか、腕痛そうにしてましたが、実際負傷したんじゃないかと心配しました。
見所たっぷりの面白い映画でしたね。
2014/10/18(土) 09:42:46 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
この映画は数年前に映画館で観れたけど
好きなシーンはあのオカンがエレベータの
中でバラしてしまうとこと・・・
あれは女性用のシェーバーかな?
小さいので剃ってるとこに隣のおっさんが
怪訝な顔で伺っている。
ラストで2人が抱き合って
その直後に列車がトンネルに突入。
まあこの意味はご想像にお任せします(笑)
2014/10/18(土) 09:54:03 | URL | GH字幕 #79D/WHSg[ 編集]
字幕さん>
劇場で観れてよかったですねぇ。
うちの近くの映画館もレトロ上映をやってくれて、今月は『サイコ』などもやってくれたんですが、主婦にはちと都合の悪い時間帯なんですよねぇ。昼間にやってくれたら嬉しいのに。
エレベーターのシーンは、犯人の笑いに回りも冗談かと安心して笑い出すあたり、人の心理をついててうまいですよね。
シェーバーは列車(ホテルだっけ?)のアメニティで使い捨てのちゃちなものだからでしょうね。
ははは、ラストシーンはちょいHでしたw
2014/10/18(土) 13:32:11 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
さすがヒッチコックはおもしろなぁと感じた作品です。そうそう、どこか笑えるんですよね
2014/10/19(日) 17:14:17 | URL | 翔 #79D/WHSg[ 編集]
翔さん>
古くてピンとこないヒッチ作品もあるんだけど、これは堪能しました。
ユーモアもあって笑えるよね。楽しかった~。
2014/10/20(月) 16:26:05 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
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