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マリリン 7日間の恋
2012年03月15日 (木) | 編集 |
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マリリン 7日間の恋 
2011年(米)
原題:My Week with Marilyn


監督:サイモン・カーティス
出演:ミシェル・ウィリアムズ/ケネス・ブラナー/エディ・レッドメイン
   ドミニク・クーパー/ジュリア・オーモンド/ジュディ・デンチ/
エマ・ワトソン
【ストーリー】
1956年、ローレンス・オリビエが監督・主演を務める映画「王子と踊子」の撮影のためロンドンを訪れたモンローは、初めて体験する海外での撮影のプレッシャーと、夫との確執により仕事に集中することができずにいた。さらに演技方法でオリビエとも対立し孤立してしまったモンローは、ただひとり的確な助言をくれた第3助監督のコリン・クラークと親密になっていく。(映画.comより)


ミシェル・ウィリアムズがモンローを演じ、オスカーは逃したものの、GGでも主演女優賞受賞等
その演技を高く評価されました。
再見して思うのは、ミシェルはモンローの孤独を本当に上手く表現していたということ。
3度目の結婚相手となるアーサー・ミラーとの間にも確執が生じ
マリリンは自分を理解してくれるものは誰もいないのだと感じている。
「王子と踊子」の撮影で、役柄の理解に苦しんだことからミスを連発、
監督のローレンス・オリビエ(ケネス・ブラナー)に呆れられ
女優としてのプライドもズタズタにされる。
そんなときに出会った、第3助監督の若きコリン・クラーク(エディ・レッドメイン)の
業界に染まらぬ正直さに癒されていくわけですね。

miskatonicさんのブログでコリン・クラークとマリリンは撮影中の映画のタイトルである
「王子と踊子」でもあると書かれていて、流石と感心したのだけど
見直してみると、良家の出であるアーサーと、そうでないマリリンの対比もちゃんと描かれていて
マリリンがアーサーの思いを受け入れることができなかったことにも説得力を与えているんですね。
再見して一層切なさが増しました。

ジュリア・オーモンド演じるヴィヴィアン・リーに、老いて世間から忘れ去られる大女優の悲哀を語らせ
孤独なマリリンの行く末と重ね合わせる。
そのことがあるシーンを一層スリリングに感じさせる手法も上手い。
脇を固める役者陣も上手いですね。
個人的にはコリン・クラークの父親を演じたピップ・トレンスが50年代から抜け出したような
クラシックさを醸し出していたのにウケたw

マリリンを演じたミシェルもとてもいいです。
ただ、残念ながらマリリンの透明感は出し切れていない。
外見的なところを言っても仕方ないけど、お化粧をしたお顔がちょっときつくなるのも原因かな。
化粧を落とした姿にはハッとする素朴な美しさがあって凄く良いのだけどね。
それでもマリリンのカリスマ性と脆さ、恐れ、孤独を演じていて、やっぱり上手いですよ。
アーサーとのかりそめの恋の描き方も素敵
改めて好きな作品だったなぁと思います。






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コメント
この記事へのコメント
マリリンの生き様っていろんなエピソードとかは聞いてるけど
実際どうなんやろ?ってな所あったんで
作品的にも興味深く観れそうで楽しみなんざんすよね~
そか~マリリンの透明感が・・
ん~たしかに僕の思うマリリンって笑顔とか
フワフワした感じのイメージやけど、ミシェルやとハッキリしすぎな感じもしますね~
2012/03/15(木) 08:38:04 | URL | SHIGE #79D/WHSg[ 編集]
お~、再見しても改めて良かったというのはいいですね。
これは益々観るのが楽しみになってきました。
「マリリンの素顔」的なドキュメンタリーみたいな番組も観た事があるので、彼女の苦悩とか孤独感とか、なんとなくわかったような気がしているので、この作品はとっても興味深いです。
エディくんは期待している俳優さんなので、彼の演技も、もちろんミシェルの演技も楽しみ~^^
2012/03/15(木) 09:01:33 | URL | じゅり #79D/WHSg[ 編集]
もうDVDが出ているんですね。いいですね。
私も何だかんだ書いてますが(^_^;ミシェルはうまかったと思います。
うんうん、化粧落としている時の顔、魅力的に見えましたよね。
時代的に厚化粧って云うのは仕方ないところですけど(^_^;。
どのキャラにも脚本が細かく行きとどいていて、役者もうまいし、そう云う意味でもいい映画でした。
コリンのアッパーにもロウワーにも居場所がない感じはマリリンの孤独と共通していたかもしれませんね。
私もDVD出たら見直したいです。
TBさせてくださいね。
2012/03/15(木) 13:50:55 | URL | miskatonic #79D/WHSg[ 編集]
モンローの最期を描いたドキュメント
ものすげー分厚い書籍を持っているけど
まったく読む気がしない、、、
これを観るときにでも読むかな。
ちょっとした映像を見る限りでは
ケネス・ブラナーがすごくよさそう。
2012/03/15(木) 17:42:37 | URL | HK #79D/WHSg[ 編集]
へぇ~っ・・・
いい感じですね~
前にマリリンの過去みたいなドキュメンタリーを見てたんだけど
その知らない一面を見てみたくなりました。
切ないんだ~
2012/03/15(木) 17:53:41 | URL | 翔 #79D/WHSg[ 編集]
これはこちらでは来週からの公開で、急遽観るつもりになったので、pu-koさんの記事は冒頭だけ読みました(汗)・・・。
主演の女優さん、『ブルー・ヴァレンタイン』が良かったので、楽しみにしています。
2012/03/16(金) 06:42:02 | URL | ゾンビマン #79D/WHSg[ 編集]
この記事読んでたら
せっかくあたった試写会いけなかったことが
またまた悔やまれてきた
2012/03/16(金) 08:18:15 | URL | る~ #79D/WHSg[ 編集]
2012年のマリリン・・・・本田美奈子は去年七回忌。
2012/03/16(金) 09:40:03 | URL | GH字幕 #79D/WHSg[ 編集]
前の記事の時も、楽しみ~って思ったけれど、
ますます、本当にもう少しだし、楽しみだわ~ (*’▽’)
ミシェルが日本のワイドショーに生出演してた時、
本当に可愛くて感じが良かったの~♪
公開に間に合う様に、“ブルーバレンタイン”も観たし
ミシェルマリリン、堪能したいと思いま~す(=^^=)v
2012/03/16(金) 10:24:01 | URL | フラン♪ #79D/WHSg[ 編集]
SHIGEさん>
そうそう、フワフワとした透明感とかちょっと頭悪そうな(失礼)ところとか
ミシェルでは出せない部分があるんですよね。
でもまねっこを目的とした映画でもないし、そこは評価の対象にしなくていいんだろうと思いますね。
困ったチャンなところとか、孤独はうまく表現して、ミシェルなりに魅力的なマリリン像でした。
2012/03/16(金) 17:26:37 | URL | PU-KO #79D/WHSg[ 編集]
じゅりさん>
おーー、ドキュメンタリーの素顔にどこまで迫ってるかを比べてみるのもいいですね。
エディ君もニュートラルなイメージでいいよね。
どんな色にも染まりそうなこれから楽しみな俳優さん。
この役もとても自然で良かったです。
2012/03/16(金) 17:29:10 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
miskaさん>
公開から3ヶ月、割と早くDVDになりました。
ミシェルはこれまでも化粧っけのない役柄が多かったような。
自然体が似合う人かもですね。素顔の方が可愛らしかったです。
あ、そうだ。コリンは良家の息子だけど出来損ない扱いで
両親を見返したい思いも持ってましたね。
そのあたりも共通していて共感するものがあったんでしょうね。
良い映画でした。TBはどうも上手くいかないようですね~。
試みてくださったのにすみません。
2012/03/16(金) 23:23:57 | URL | PU-KO #79D/WHSg[ 編集]
HKさん>
どうしてそんな本入手しちゃったんでしょ(笑)
せめてこの機会に♪
ケネス・ブラナーは上手かったですよ~。
劇中劇のロシア訛も起用にこなして、オリビエ役ともに存在感がありました。
2012/03/16(金) 23:29:05 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
翔さん>
バリバリに切ないっていうのでもないんだけど、
決められた運命に逆らうこともできないけど、孤独にさいなまれる様子が
浮遊感あってよかったです。
おー、ドキュメンタリー、じゅりさんと同じのかな。
観てると余計理解しやすそうですよね。
2012/03/16(金) 23:32:38 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
ゾンビマンさん>
おー、行きますか。
ミシェルはやっぱり上手いですよ。
楽しんできて下さい。
感想楽しみにしています。
2012/03/16(金) 23:33:49 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
る~さん>
当たったのにいけなかったとは残念~。
でもようやく公開だから、うんと楽しんできてください。
多分る~さんお好きだと思う。
2012/03/16(金) 23:34:55 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
字幕さん>
もう7年かぁ。なんだか早いですね。
入院先の病院で看護婦さんにプレゼントした『アメイジング・グレイス』が感動的だった・・
2012/03/16(金) 23:36:05 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
フランちゃん>
マリリン好きのフランちゃんがミシェルのマリリンをどう評価するかも楽しみ。
外観的にはちと違うだろって思うけど、内面の葛藤や孤独は上手く演じてくれてたので、
楽しみに観ちゃってね。
2012/03/16(金) 23:37:48 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
もうじき公開ですね。今までモンローを演じた女優さんも何人かいますが、ミシェル・ウィリアムズのモンローにも興味があります。
2012/03/21(水) 08:37:01 | URL | 突っ張り太郎 #79D/WHSg[ 編集]
突っ張り太郎さん>
いよいよですね。
ミシェルのモンローは物まねにならず
モンローの葛藤を描いていて、儚さが良かったです。
お楽しみに(^-^)/
2012/03/21(水) 11:04:16 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
タイトルは「7日間の恋」でしたけど、恋愛映画ではありませんでした。ミシェル・ウィリアムスが熱演しているマリリンもちょっと違うかなって印象でした。コリンの一方的な恋愛感情が、ラストでちょっとだけ救われた感じになるのがよかったです。ミシェル・ウィリアムスが熱演したマリリンは、セリフで語られる天性のオーラが今一つだったのが残念。「ブルー・バレンタイン」みたいな役どころの方が彼女には似合ってるのではないかしら。TBさせてください。
2012/03/31(土) 07:56:33 | URL | einhorn2233 #79D/WHSg[ 編集]
einhornさん>
そうですね、ミシェルのマリリンは、実際のマリリンのオーラは出し切れてなかった。
それだけマリリンは偉大な伝説になっているから、誰にも彼女をそっくりに演じるのは難しそう。
ただ、その孤独や苦悩を十分に感じさせてくれたし、コリンと過ごした7日間の描き方も良かったです。
TBありがとうございました。
2012/04/01(日) 10:11:28 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
これはかなりグッときましたね~!
DVD欲しい気がします。
ミシェルはマリリンではなかったけど、マリリンの心情は凄く出せていたと思います。
キャストはみんな良かったですね。
TB出来たかしら(^_^;)
2012/05/24(木) 20:34:05 | URL | もくれん #79D/WHSg[ 編集]
もくれんさん>
うんうん、なんか孤独なミシェル・マリリンは愛おしいほど。
なんかグっときましたよね。
物まねになりすぎず、心に重きを置いたミシェルの演技良かったです。
TBありがとうございました。
2012/05/25(金) 14:19:16 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
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「マリリン 7日間の恋」(2011)。 監督  サイモン・カーティス 出演  ミシェル・ウィリアムズ     マリリン・モンロー      ケネス・ブラナー            ローレンス・オリヴィエ      エディ・レッドメイン       &n...
2012/03/19(月) 02:44:40 | 「らりるれろ」通信 Remark On The MGS
今回は、新作の「マリリン 7日間の恋」を川崎チネチッタ10で観て来ました。デジタル上映らしかったのですが、プロジェクターのせいもあるのでしょうが、どこかフィルムと画調が違うんですよね。フィルムの方がシャープに感じられるのは私だけかしら。 ハリウッドの大
2012/03/31(土) 22:52:29 | 今昔映画館(静岡・神奈川・東京)
  3本切りした中で一番印象に残ったのが、『 マリリン 7日間の恋 』でした!                             MY WEEK WITH MARILYN      2011年米/英 100分   あらすじ: 1956年、マリリン・モンローは、
2012/05/25(金) 11:30:50 | 。・:*:・食べて、笑って、映画観て,。・:*:・