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【映画】 ジゴロ・イン・ニューヨーク
2014年08月22日 (金) | 編集 |



ジゴロ・イン・ニューヨーク (2013)アメリカ
原題:Fading Gigolo
監督:ジョン・タートゥーロ
出演:ジョン・タートゥーロ/ウディ・アレン/ヴァネッサ・パラディ/リーヴ・シュレイバー/シャロン・ストーン/ソフィア・ベルガラ 
レア本の本屋を閉めることになり困ったマーレー(ウディ・アレン
彼は友人のフィオランテ(ジョン・タートゥーロ)を誘い、金持ちの女性相手にいかがわしいビジネスを始めようともちかける。
「自分が?うそでしょ。」
気乗りのしないフィオランテだったが、お金は欲しい。
同意の上、女性の相手をしたらば、あらま意外や評判いいではないですか!!


ジョン・ターツゥーロが監督&脚本をてがけ、しかもジゴロを演じると言うことでとっても楽しみにしてた本作。
評判どおり面白い作品でした。





まずタートゥーロ・ジゴロがいいよね。
もっと決め決めに演じてるのかと思いきや、意外や静かで自然
それでもそこはかとなく気品が漂い、こんなタートルネックでダンスしても何故か素敵
女性を理解し優しい雰囲気まで醸し出すものだから、シャロン・ストーン姐さんもチップをはずみます。
「俄か」を悟られまいとする受け答えの「間」も絶妙で
低いテンションをキープしながらもコメディ演技がしっかり出来てるタートゥーロは流石でしたね。
思いつきが大当たりでホクホクと調子に乗るポン引きウディも「らしく」て可笑しいし
凸凹コンビに始終ニマニマしちゃいました。

そもそも、タートゥーロがこの映画を撮ろうと思いついたのは
ウディと同年代の友達が本屋を畳むことになり、これから生活どうするんだろうと思ったことがきっかけだとか。
ポン引きのアイディアをウディに話すととても気に入り、ウディは草案の段階から映画に関わってるそうで
どうりでタートゥーロ映画でありながらウディ・アレンテイストですよね。


女性との性を考えるときに、宗教が大事な要素になるとタートゥーロ。
その感覚は日本人の私たちにはピンと来ないところだけど
本作では、ユダヤ教指導者の未亡人との仄かな恋が描かれ
戒律を守りながら孤独と対峙するヒロインをヴァネッサ・パラディが演じています。

原題のFading Gigoloというのは、気乗りのしないという意味のreluctantでも良かったけれど
色あせた写真をイメージしてあえてFadingという言葉を用いたのだとか。
本屋が廃れていくように、時代と共に物事は変わっていく
けれども変わらないのは人との関係 ということで
ふたりの友情は、きっとこれからも続いていくんだろうなと思わせるエンディングが心地よいですね。
ちなみに変わらないものの代表がユダヤ人のコミュニティということでもあるようで
変わりゆくものとの対比が描かれた形でしょうかね。判りにくいけど。

花を扱うタートゥーロの手際のよさや粋な音楽も居心地よく
お洒落で優しく、洗練された大人のコメディを楽しみました。





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コメント
この記事へのコメント
そうかぁ・・・宗教が絡むとややこしいですね。
自然なタートゥーロがなぜ女性にウケるのか?
そういう部分を見てみたい気になりました。
2014/08/22(金) 02:51:00 | URL | ゾンビマン #79D/WHSg[ 編集]
ウディ・テイストなのも面白く観れたものですが、案外ヴァネッサ・パラディの未亡人役が似合ってt気がします~。 彼女も確実に年食ってるな、という印象でしたが。(笑)
TBできなかったのでURLを貼らせてもらいますね~。
http://blogs.yahoo.co.jp/jkz203/67308189.html
2014/08/22(金) 04:50:06 | URL | Kaz. #79D/WHSg[ 編集]
あ、ご覧になりんしたね♪
わたし一つ心残りなのが、ユダヤ教の事やコミューンの事をもっと知ってればより深く映画に浸れたかもなぁって事。ま、知らないなりになんとなく理解はできて楽しめたけど。
タトゥーロの男前振りもウディのコメディ振りもグッド。
エンディングの余韻にもニヤリ。
未亡人の決断も大人なチョイスで、アダルトテイスト溢れる大人のファンタジーに大満足だったわん♪
TBお願いしま~す。
2014/08/22(金) 06:44:34 | URL | みーすけ #79D/WHSg[ 編集]
とても粋で楽しい映画でした。
ユダヤの扱いがどのように理解して良いのか戸惑いましたが。
タトゥーロ、女心を良くわかっている、と思いましたが、いかがですか。
今日映画館で「クィーン・オブ・ベルサイユを見ましたが、そこで「ニンフォマニアック」の予告編見ました。映画館で観るべきかどうか微妙な映画ですね。
2014/08/22(金) 10:00:23 | URL | yymoon #79D/WHSg[ 編集]
ゾンビマンさん>
日常生活に宗教概念の関係しない私たちにはちょっと理解し難いところがありますね。
タートゥーロは決して男前じゃないのに、この映画ではなんか落ち着いて洗練された大人の雰囲気を醸し出してるんですよね。
役によって色んな人に見えるけどwこれが地に近いのかもと思いました。
2014/08/22(金) 15:13:08 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
Kaz.さん>
そうそう、インタビューでタートゥーロもバネッサを絶賛してました。
年取ったけど、案外これから魅力を増す女優さんかも。
本編中に流れる歌は彼女ですよね?(確認してないけどw)
あ、TBちゃんとできてました。すぐに表示されないので申し訳ないです。
TBありがとうございました。
2014/08/22(金) 15:16:18 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
みーすけさん>
みーすけさんおススメの一本、楽しく観ました♪
うんうん、ユダヤ教関連が私もよくわからなかったけど
へーー、そういう地域の繋がりがあるんだなってことが分かったからいいか(笑)
タートゥーロ&アレンが最高でしたね。またふたりで何か作って欲しいな。
こういう大人仕様の小粋な作品はどんぴしゃ好みです。
スクリーンで観たかった。TBありがとうございました。
2014/08/22(金) 17:41:25 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
久々に小粋な映画を観たな、という楽しい気分になりました。音楽も素敵だし、タトゥーロの作るアレンジメントも洒落ていたし。
TBさせてくださいね。
2014/08/22(金) 21:12:44 | URL | アンダンテ #79D/WHSg[ 編集]
スミマセン、TBが上手く行きませんでした、時間をおいて試してみますね。
2014/08/22(金) 21:15:43 | URL | アンダンテ #79D/WHSg[ 編集]
あ~やっぱり良さそうですねぃ~
劇場行きたかったんだけど、近くでは終わってしまったような( ̄∀ ̄*)
放送に期待!(今からw)
2014/08/23(土) 05:34:05 | URL | じゅり #79D/WHSg[ 編集]
アンダンテさん>
ね、小粋で楽しく心地のよい作品でしたね。
タートゥーロにはこれからも映画を作って欲しいな。
あ、TBちゃんと届いてました。
時々商法まがいの変なTBがつくので承認制にしてるんですが、すぐに表示されないため余計なお手間を取らせてしまい申し訳ありません。
2014/08/23(土) 10:15:24 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
じゅりさん>
これきっとじゅりさんもお好きだと思うわぁ。
NYの街並みも素敵だし、小粋な大人のコメディでした。
放送をお楽しみに♪
2014/08/23(土) 10:17:39 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
yymoonさん>
返信が遅くなって申し訳ありません。
そう、私もユダヤ教のコミュニティについてもうひとつ理解できてないんですが、こういうのもあるんだな程度で(汗)
タトゥーロは寡黙でいて、繊細に女性の気持ちを察する大人の雰囲気が良かったですね。
とても素敵な作品でした。
『ニンフォマニアック』の予告をご覧になりましたか。
確かに映画館で観るのはちょっと厳しいかとw
過激なシーンは多分思いのほか少ないと思うんですが、一部目のやり場に困るシーンもあるし。
あ、でも日本ではモザイクかしら。。
2014/08/23(土) 13:59:13 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
面白そうですね〜
近所で近日公開なんで、ぜひ観たいです!
2014/08/24(日) 01:36:33 | URL | yossy #79D/WHSg[ 編集]
おはよ!
あのさ、達郎さんの意外な一面に気付いた私の話書いてもいい~?
「あの映画」でジョニデと共演して、ここでヴァネッサと共演。
意外なとこで意外な共通点。。。。って話。
やっぱ結婚しとけば良かったのにな。。。って、大きなお世話!?
いやいや、映画の感想を書き忘れるとこだった!
こんな達郎さん、私はあんまり「💕」ではないけど
映画の流れで、きっと「💕」になるんだろうな。。。多分(笑)
ウディ作品は当たりハズレの差がデカいけど、コレは達郎さんの心が
入ってるから、きっと面白いと思うわ!!
ウディさんお許しをm(__)m
2014/08/24(日) 17:10:15 | URL | chaco #79D/WHSg[ 編集]
yossyさん>
ウディ・アレンが限りなくウディで 映画もウディテイストを感じますが
小粋でお洒落な大人仕様。お試しください。
2014/08/25(月) 00:21:05 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
chacoさん>
おっはー。
あ、そか。ジョニーとは『耳に残るは~』と『シークレットウィンドウ』で共演してるね。
『シークレット~』のときヴァネッサは共演者の奥さ・・じゃなくてパートナーだったかな。
ジョニーはすっごい子煩悩というイメージでずっときかたら、あっという間に別れて若いこと出来ちゃったのはちょっと意外だったわ。
ま、正式に結婚してても同じ結果だったかもだ。
私もタートゥーロさん興味持ったことなかったんだけど、これは寡黙でちょっといい感じだったの。
ジゴロがさまになるのも意外だったし(笑)
2014/08/25(月) 00:31:05 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
タートゥーロのジゴロってすごき人間味がありそう。
なるほど、ウディ・ティストなんですね。
ウディはやっぱりなんだかんだ云っても、N・Yが似合うと思うんですけどね。
タートゥーロはうまい俳優なので、こう云うのも嵌りそうw
最近は「トランスフォーマー」シリーズの変な役のイメージが強いんですが(笑)。
あの役もうまくないと出来ないしね。
やっぱり、民族的なアイデンティティってなかなか大事なんでしょうね。
ユダヤのコミュニティってなかなか調べようにも文献がこっちでは
少ないんですよね。
2014/08/25(月) 17:03:07 | URL | miskatonic #79D/WHSg[ 編集]
miskaさん>
クールなようで、ピュアなタートゥーロが意外でもあり楽しいんですよ。
そう、へんてこな役を個性的に演じることも出来るのに、今回はほとんど色を感じさせない演じ方でね、そんなことできるのもうまさなんだと感じますね。
はい、冒頭のニューヨークの風景からウディを感じるし、年取ってもウディはこの街並みにピッタリはまっちゃうんですね。
時々アップタウンを舞台にした映画でもユダヤ人独特の装いの人を見かけることはあったけど、こんなコミュニティがあるんですね。移民たちの団結を感じるところだけど、詳しく知りたくなりますね。
2014/08/26(火) 00:09:42 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
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【ジゴロ・イン・ニューヨーク】 FADING GIGOLO アメリカ 2013 監督・脚本 :ジョン・タートゥーロ   出演 :ジョン・タートゥーロ / ウディ・アレン / ヴァネッサ・パラディ / シャロン・ストーン ほか             ウディ・アレン
2014/08/22(金) 19:48:05 | CINEmaCITTA'
「ジゴロ・イン・ニューヨーク」 (2013)アメリカ原題/Fading Gigolo監督/ ジョン・タトゥーロ出演/ジョン・タトゥーロ  ウディ・アレン  ヴァネッサ・パラディ  シャロン・ストーン  リーヴ・シュレイバー 他ニューヨーク、ブルックリンで三代
2014/08/22(金) 21:44:52 | 天邪鬼みーすけの映画な日々
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