映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
緑の地球を守ろう『サイレント・ランニング』
2013年04月24日 (水) | 編集 |



勝手録画の中から、変わった作品を見つけたので観てみました。
2001年宇宙の旅』『未知との遭遇』『ブレードランナー』など、数々の名作SFの特撮を手がけたダグラス・トランブルが監督したSF『サイレント・ランニング』です。
サイレント・ランニング(1972)アメリカ
監督:ダグラス・トランブル
出演:ブルース・ダーン、 クリフ・ポッツ、 ロン・リフキン、 ジェシー・ヴィント、 ジョセフ・キャンパネラ 、 ロイ・エンゲル
 近未来、大気汚染などにより、もはや地球から緑は消え、わずかに残された植物は宇宙ステーションのドーム内で栽培されているのみ。植物学者のローウェルはここで植物の栽培に尽力していたが、計画断念を決めた地球から、ついにドームを放棄して帰還せよとの命令が下り・・。




 地球の誰もが緑を諦めようとする中、宇宙ステーション内の植物ドームを懸命に守ろうとする一人の男を描くSFです。植物学者ローウェルを演じるのはブルース・ダーン。懸命に抵抗した末、彼はその思いを一体の小さなロボットに託す。宇宙にポッカリ浮かぶドームを遠くから映し出すラストシーンは切なさと同時に未来への小さな希望を感じさせ、胸に迫るものがあります。

 時代ゆえの古さは感じるし、特撮の名手の監督作品としては、映像は地味でアナログな印象。でもそれがかえって、エコを守ろうとする映画のテーマに合ってるかもしれませんね。冒頭、クローズアップで見せる色鮮やかな動物や植物。こんなに美しい自然が地球から消えてなくならないことを祈らないではいられません。

 宇宙ステーションに派遣され、ロボットと孤独に過ごす男というのは『月に囚われた男』を連想させるし、ステーションで緑を栽培するのは『サンシャイン5027』を思い出します。色んな映画の原型になる作品かもですね。ちなみにロボットには足を切断した人が入っていて、ロボットの足は人の手だったんですね。








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コメント
この記事へのコメント
あはは、ロボットの足はこうなってたのかっ。(笑)
うん、これ今のSF映画にも少なからず影響を与えてましたよね。
ちょっとセンチメンタルにもさせる作品でした。
TBさせてもらいますね~。
2013/04/24(水) 03:39:29 | URL | Kaz. #79D/WHSg[ 編集]
30年以上前のテレビ放映時は結構感動しちゃった記憶があるんですが、今観たらどうなんだろう。ブチ切れ主人公に引いちゃうかも。でも、ラストの静かなカットはやっぱりホロリときちゃうんだろうなあ。ジョーン・バエズの主題歌もよかったです。
2013/04/24(水) 03:41:05 | URL | einhorn2233 #79D/WHSg[ 編集]
これは日本では
劇場未公開やったんだけど
淀長さんの日曜洋画劇場で
放映されて口コミで
広がってビデオも発売されたんだよね。主人公が息絶えても、植物を育て続ける
ロボットのシーンで
終わるラストが
当時の環境汚染問題に痛烈な
アイロニーのメッセージを
投げつけてるよね。
2013/04/24(水) 05:45:55 | URL | GH字幕 #79D/WHSg[ 編集]
Kaz.さん>
そうなんですよ。小さい人が入ってるのかなと思ったけど、足が開き過ぎなのが腑に落ちず、夫はチンパンジーが入ってるんだろとかいうけど、ちゃんと演技してるのが不思議で(笑)
後の巨匠たちに影響を与えたとしたらステキですね。挿入歌の効果もあり、ちょっとウルっとさせられました。
TBありがとうございました。
2013/04/24(水) 15:29:25 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
einhornさん>
そうそう、主人公の行動は行き過ぎに思えてしまうところだけど、そこまでしてでも緑を残さなければならない熱い思いは伝わるんですよね。日本もそうだけど当時は大気汚染ももっと問題だったでしょうし。
中国の現状を見ても、日本の原発問題を考えても、今新たに観るべき映画かなと思います。
主題歌は時代を感じました。
2013/04/24(水) 15:34:23 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
字幕さん>
TV、ビデオから劇場公開と逆ステップを辿った作品だったみたいですね。
そういうのが、これからもあるといいな。
ラストシーンは感じ入るものがありましたね〜。
大気汚が問題になっている今、特に中国に観て欲しい映画かもです。
2013/04/24(水) 15:39:07 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
あはは 勝手録画いいですね。
なんか掘り出し物が見つかりそう
うちも、そんな機能があった気がするなぁ
ちょっと確認してみます( ´艸`)
2013/04/24(水) 17:02:57 | URL | 翔 #79D/WHSg[ 編集]
おおむかしテレビで観た記憶あります
すっかり忘れてますでございますよ
2013/04/24(水) 17:43:01 | URL | おみゃあ #79D/WHSg[ 編集]
素敵にアナログでも
切断した人 って、フレーズが怖い~~~
2013/04/24(水) 23:03:59 | URL | る~ #79D/WHSg[ 編集]
翔さん>
そうなんですよ。
自分ではみつけなかっただろう作品とか、思わぬ掘出し物に当たるのが嬉しい。
翔さんもぜひやってみて〜。
2013/04/25(木) 07:08:54 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
おみゃあさん>
SFとしては地味だし印象に残らないかもね〜。
2013/04/25(木) 07:10:05 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
る〜さん>
恐かった?w
でもロボットやるために切断した訳じゃないから、、
って、当たり前か(笑)
2013/04/25(木) 07:12:00 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
懐かしい映画です。
2001の後に観たのですが、監督ダグラス・トランブルだったので、観たのだと思います。
地味だったけれど、メッセージ性のある映画でしたね。
2013/05/20(月) 21:41:26 | URL | NZ_RR #79D/WHSg[ 編集]
NZ_RRさん>
今にも繋がる究極のメッセージを発する映画でしたね。
当時としてはこういう警告ものまだ少なかったんじゃないかな。
そういう意味では予言的でもあり意味のある映画だと思いますね。
2013/05/22(水) 00:55:45 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
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【サイレント・ランニング】 SILENT RUNNING 1972 監督・製作・特撮  ダグラス・トランブル    製作  マイケル・グラスコフ 脚本  デリック・ウォッシュバーン / マイケル・チミノ / スティーヴン・ボチコー 出演  ブルース・ダーン / クリフ・ポッツ /
2013/04/24(水) 18:40:05 | CINEmaCITTA'