映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
シェルブールの雨傘
2013年09月28日 (土) | 編集 |




ミュージカル繋がりで
シェルブールの雨傘(1963)フランス
原題:Les parapluies de Cherbourg
監督:ジャック・ドゥミ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ/ニーノ・カステルヌオーヴォ/ マルク・ミシェル/ エレン・ファルナー / アンヌ・ヴェルノン 
ドヌーヴをブログのアイコンに使わせてもらっていながら、
この作品を観てないって、なんだったんでしょう。
カンヌでパルムドールを獲得した、ジャック・ドゥミ監督によるミュージカルですね。

聴き覚えのある物悲しい主題歌が流れ、雨の降り始めた石畳を色とりどりの傘が行き交う
これを真上からのショットで映し出すオープニングクレジットのなんと映画的でお洒落なこと!
まずここで、そのセンスと哀愁にノックアウトです。

本編が始まると、台詞の全てを歌いながら・・という歌曲形式に一瞬ビビったものの
主題歌の旋律がベースになっていると気づき、どうにかセーフ(笑)




カトリーヌ・ドヌーヴ演じるのは、フランス北西部の港町シェルブールで
自動車修理工のギイと愛し合う傘屋の娘ジュヌヴィエーブ。
しかしアルジェリア戦争の徴兵令状が二人の運命を翻弄するんですね。
ギイとの連絡が途絶えた傷心のジュヌヴィエーブに結婚を申し込む男性も現れ・・・



もう古い作品でもあるので、内容に触れますが
ラストシーン、
久々にシェルブールに戻り、あえて回り道をしてガソリンスタンドに立ち寄ったジュヌヴィエーブはこのとき幸せだったのだろうか。
偶然(?)遭ったギイに、別れ際「Are you all right ?」と訊くジュヌヴィエーヴ
もしもギイが「君は?」と訊き返していたら、彼女はどう応えただろう。
雪の中、家族で戯れるギイを映すカメラはジュヌヴィエーブの視線だったのかな。


シェルブールの雨傘とは、降り出した彼女の涙の雨を受け止める傘だったのかも
そんなことを思い、切なくて泣けました。たまらなく好き。




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コメント
この記事へのコメント
ダニエル・リカーリの歌よかったですね
その後、スキャットソングの名曲 ふたりの天使も大ヒットしましたが
2013/09/27(金) 18:42:11 | URL | おみゃあ #79D/WHSg[ 編集]
そうそう
「おはようから、おやすみ」まで
歌うんだよね~
2013/09/27(金) 19:45:44 | URL | る~ #79D/WHSg[ 編集]
「台詞の全てを歌いながら」というのが、駄目で長いことこの映画を避けていましたが、映画好きの友人から諭されて(笑)我慢してみたらとても感動してしまい、今やベスト10に入る映画です。ときどき、リピートして観ています。
人生とはこんなものという感じの結末も好きです。この歳だからわかるのでしょうが。
2013/09/27(金) 20:40:03 | URL | yymoon #79D/WHSg[ 編集]
ミュージカル苦手のpu-koさんでも、これはOKやったでしょ。(笑)
日本人のみならず、他の国の人が映画で真似をしても絶対こうならないだろうな~、と言う出来栄えですよね。これぞ「おフランス」だと思います。
2013/09/27(金) 22:16:51 | URL | Kaz. #79D/WHSg[ 編集]
おみゃあさん>
ダニエル・リカーリさんって知らなくてyoutubeいってきました。
切ない曲だったねぇ。ラスト観た後は余計泣けてくる。
ヒット曲だったから映画知らなくても聴いたことあったのね。
2013/09/28(土) 09:26:38 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
る~さん>
そそ、全員ね。最初はどうしようかと思った(笑)
2013/09/28(土) 09:27:27 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
yymoonさん>
全く同じです(笑)
私もドヌーヴ好きなのに、ミュージカルというだけで敬遠してたんですよね。
でもTCMという映画番組の大好きなホストが大好きな映画のひとつと紹介されてて興味を持ちました。yymoonさんにとってもベスト10に入るほどなんですね。分かります。
そうですね。ラストは切ないけど、人生そんなものかもしれません。ギイは幸せそうだったし。
男の子も女の子も同じ名前というのも印象に残りました。
2013/09/28(土) 09:31:33 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
kaz.さん >
OKだったですね~。というか、どうして早く観なかったんだろうと後悔してます。
ほんと、あの時代に、戦争に翻弄された悲恋を、こんなキュートな色彩で描くのもフランスならではかしらと思います。切ないけれど、ドロドロにはならず、少し乾いた風情もよかったです。
2013/09/28(土) 09:35:02 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
ドヌ-ブさんの歌の吹き替えで有名になったダニエル
リ-カ-リと違って 一方ハンサムなほうの吹き替えの
担当、ホセ・バーテルのほうはちいとも有名になりませんでしたね  ドヌ-ブはどれほどの音痴か歌聞きたかった
2013/09/28(土) 18:10:30 | URL | おみゃあ #79D/WHSg[ 編集]
ミュージカルは、私もチョイ苦手なんですが、これは泣けました。「ラ・ラ・ラ~ラ~ララ」って(判んないか!)メロディー聴くと今でもパブロフの犬状態です
2013/09/29(日) 05:58:04 | URL | アンダンテ #79D/WHSg[ 編集]
おみゃあさん>
あ、歌声似てると思ったら、ドヌーヴの吹き替えだったんだ。
ドヌーヴ音痴なの?(笑)
確認したいねw
2013/09/29(日) 09:22:27 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
アンダンテさん>
あ、音楽お好きなアンダンテさんはミュージカルもお好きだと思ってた。
やっぱり別なんですね。
これ泣けましたね。私は悲恋であることさえ知らずに観たのだけど、最後に一気に悲しみがやってきました。
次にその「ラ・ラ・ラ~ラ~ララ」聴いたら絶対泣くと思いますw
2013/09/29(日) 16:53:33 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
pu-koさん、こんばんは!
この映画のおかげで、ミュージカル苦手が克服できました。この映画観終わった直後は、しばらく私もミュージカル口調になってしまって困りました♪ヒロインのメソメソしない、お涙ちょうだいじゃないドライなキャラがすきでした。
トラックバック、再度挑戦してみました♪
2013/09/30(月) 08:40:58 | URL | 松たけ子 #79D/WHSg[ 編集]
松たけ子さん>
ギャハハ、見た後ミュージカル口調になったってw
すっかり影響されたのね。おもろすぎ~(笑)
うんうん、ラスト近辺、何が起きるのだろうと思っていたら・・
ドライな終わり方だから、一層切なくもあり哀愁もあとを引くんでしょうね。
とってもよかったです。TBありがとうございました!
2013/09/30(月) 09:30:35 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
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