映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
ジンジャーの朝~さよなら、わたしが愛した世界
2013年09月03日 (火) | 編集 |



『オン・ザ・ロード』からは、時代に翻弄され葛藤する若者繋がりで
今日はサリー・ポッター監督の『ジンジャーの朝~さよなら、わたしが愛した世界』。
ジンジャーの朝~さよなら、わたしが愛した世界(2012)
イギリス/デンマーク/カナダ/クロアチア
原題:Ginger & Rosa
監督:サリー・ポッター
出演:エル・ファニング、 アリス・イングラート、 アレッサンドロ・ニヴォラ、 クリスティナ・ヘンドリックス  、 ティモシー・スポール、 オリヴァー・プラット、 ジョディ・メイ、 アネット・ベニング
日本公開:2013/8/31
『オン・ザ・ロード』よりも少し時代は後になるんですが、本作は冷戦時代のロンドンを舞台に、思春期の少女たちの揺れ動く心情と成長を描く作品です。

原題のGinger & Rosa は主演の二人の女の子の名前。
ジンジャーにエル・ファニング、ローザにアリス・イングラート
広島に原爆が投下された日、同じ病院で生まれ、幼い頃から一緒に過ごしてきたふたり。
その成長の過程と家族の変遷を、冒頭から台詞のない映像で一気に見せる手腕は見事。


核の脅威がささやかれる頃、17歳に成長した2人
前の英語の先生パティが中学の頃がキューバ危機の頃にあたり
いつ核戦争が起きるかと本当に怖かったと話してくれたことがあったけれど
ロンドンに暮らす子供たちも同じように恐怖を感じていたんですね。




ジンジャーは世界を終わらせたくないという思いから、反核運動に参加するようになり
一方、ジンジャーの父(アレッサンドロ・ニヴォラ)に心魅かれ始めたローザは化粧を施し始める。
それまで髪型もファッションも、何をするにも同じだったジンジャーとローザの間に
「違い」が生まれ、それは溝となる。
映画は主にジンジャーの視点で思春期の揺れる心を描き挙げます。

ジンジャーを演じるエル・ファニングのくったくのない笑顔の可愛らしいこと。
しかし、ローザのこと、核の脅威、両親のことなど、いろんな不安が一気に押し寄せ
やがてジンジャーの顔から笑顔が消えてしまう。
でも、ジンジャーがある徹夜明けの朝を迎えるとき、彼女が少し大人になってる気がした。
挫折を味わい、過ちを許し、痛みを分かち合う
成長するってそういうことだよなぁと思う。

ジンジャーの表情に多くを語らせる演出も、エルちゃんのうまさゆえに有効。
思春期の成長を世界情勢の波とともに描く繊細なドラマでした。

ローザ役のアリス・イングラートは『ピアノレッスン』の女性監督ジェーン・カンピオンの娘だそうな。
アネット・ベニングティモシー・スポールなどが手堅く脇を固めます。
ジンジャーのママ役のクリスティナ・ヘンドリックスの爆乳には驚いた。


 



関連記事

コメント
この記事へのコメント
引力に逆らった見事な爆乳ですね。
ロケットみたいですやん(汗)・・・。
アカン、夜中に訪問してえらいもん観てしまった。
pu-koさん、ありがとう(爆汗)・・・。
2013/09/03(火) 12:23:51 | URL | ゾンビマン #79D/WHSg[ 編集]
た、確かに爆乳や。(笑)
ジェーン・カンピオン監督の娘ですかぁ~。
キャストも脇のところがシブいですな。
時代と共に移りいく思春期の様子が面白そうです。
2013/09/03(火) 21:57:16 | URL | Kaz. #79D/WHSg[ 編集]
ある新聞でこの映画が紹介されていました。
少女の複雑な内面を描いた繊細な映画のようですね。
「どんな小さな出来事も、地球の裏側の出来事とつながっているという監督の思いが美しい繊細な映像の中に深く滲み出ている」と書かれていました。
撮影時エルは13歳だったんですね。
観てみたい映画です。
2013/09/04(水) 05:45:04 | URL | yymoon #79D/WHSg[ 編集]
ゾンビマンさん>
あらら、こんな時間に。
痛くて眠れないのかな。つらいですね。
で、そんなときに、爆乳画像すまん(笑)
でもほんと、びっくりするほど大きかったんだからw
2013/09/04(水) 08:47:07 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
kaz.さん >
お顔が小さくて、胸がとてつもなく大きいというアンバランスに驚きましたよw
カンピオン監督の娘さん、女優さんになったんですね。
今回はやっぱりエルちゃんの方が輝いてて、影が薄くなったけど
ほかの作品でも見てみたいもんです。
2013/09/04(水) 08:49:38 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
yymoonさん>
新聞の紹介記事を読まれてましたか。
映像も内容も繊細な映画でした。
エルちゃん13歳?背が高いし大人っぽく見えます。
それにしても彼女の演技力には驚きますね。
2013/09/04(水) 08:51:52 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
脇のキャストも気になりますねぇ。
心に染みそうな感じね。
あはは、ホント、凄っ( ̄∀ ̄*)
2013/09/05(木) 08:07:41 | URL | じゅり #79D/WHSg[ 編集]
じゅりさん>
渋い面々が地味ながらきっちりと若者をサポートしてる感じがよかったよ。
でもそのなかできっちり存在感を出せるエルちゃんもたいしたもの。
爆乳対決いかが?w
2013/09/05(木) 20:21:33 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
「ヴァージニア」では今一つだったエル・ファニングですが、この映画は彼女を観る映画のようですね。思春期女子映画は苦手なところもあるのですが、これは時代背景が面白そう。さらに脇役も気になる人が多いです。ティモシー・スポールはどんな役柄を演じてもうまいし、ジョディ・メイってあの「ラスト・オブ・モヒカン」の人ですよね。観たいけど今は日本中で渋谷の単館公開のようで、近所まで降りてこないかなあ。
2013/09/06(金) 07:06:54 | URL | einhorn2233 #79D/WHSg[ 編集]
einhornさん>
そうそう、ヴァージニアではエルちゃんの魅力は生かされてませんでしたね。
今回は彼女の笑顔の美しさにも惹かれましたし、やっぱりうまいです。
脇の役者陣もいいですよね。
ジョディ・メイには気づかなかったな。ローザのお母さん役だったのかしら。
いづれにしてもあまり出番はなく印象がありません。
日本では単館公開でしたか。というこちらも公開があったかさえも知らないんですけど(汗)
2013/09/06(金) 17:06:00 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界原題:Ginger & Rosa監督:サリー・ポッター出演:エル・ファニング、アリス・イングラート、クリスティーナ・ヘンドリックス、アネット・ベニング、アレッサンドロ・ニボラ、他2012/イギリス・デンマーク・カナ
2013/11/23(土) 13:08:02 | gala