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【映画】ジャッジ 裁かれる判事
2015年03月02日 (月) | 編集 |

画像↑は2/3にロバート・デュヴァルが初ツイートとともにアップしたオスカーランチミーティングの写真です。(デュヴァルはどこだ・・。オプラくらいしか判りませんけどw)

84歳にしてアカデミー賞助演男優賞にノミネートは快挙ですね。2/17にはタキシードを新調し「今日からアーモンドは一日2個にしなきゃ」とツイートしてたけど、もう通常に戻ったかな。

今日はロバート・ダウニー・Jrとの初共演も話題になった『ジャッジ 裁かれる判事』を観ました。




ジャッジ 裁かれる判事(2014)アメリカ
原題:The Judge
allcinemaデータ


ロバート・ダウニー・Jr演じるハンク・パーマーは敏腕ながら、正義そっちのけに有罪者も無罪判決に導くいけすかない弁護士。一人娘を愛してはいるが夫婦は離婚の危機にある。
ハンクは母の葬儀のため久々に帰郷するんですが、地元で長年判事を務める父ジョセフ(ロバート・デュヴァル)は何かハンクによそよそしいんですね。
長年絶縁状態にあるものの、帰郷で父との交流に期待するものがあったハンクは、逆に傷つき、故郷を後にしようとします。しかしそんな彼に父が殺人の容疑で逮捕されたとの連絡が入る。弁護を申し出るハンクですが・・・


殺人の罪に問われた老判事の裁判の行方を描く作品です。
ジョセフはある事情から事件当時の記憶がありません。そのため裁判もその事実を踏まえた上で、ジョセフに殺人の意図があったかを争うことになります。
法廷映画の醍醐味は、目撃者の証言や物証を重ね、真実を明かしていくところにあると思うんですが、本作の場合「神のみが知る」的な事実に対し、無実を主張していく点が変わっていました。
有罪でも無罪を勝ち取るハンクが関わり、敏腕振りを垣間見せる部分は面白いですね。
息子の弁護に父が満足そうに頷いたり、次第に同じ道を究める者として父子の気持ちが近づいていく様子もいい。しかし、苦し紛れなのか、脚本がまずいのか、終盤ハンクの切り出す弁護は効果的とは思えません。仕舞いに裁判に父子の私情を交えるのはどうなんだろうと思ったし、核ともなるジョセフの「ある告白」も、ジョセフの頑固な生き様が反映されてるとは思うものの、一方で長年「法」に携わってきた者がそんな考えに至るのかなと釈然としないものも感じ、スッキリしないものが残ってしまいました。

勿論、映画はジョセフの無実を明かすというものでなく、裁判の過程を通し父と息子の確執をあぶり出し、その再生を描くところにあるのは理解出来るので、そこは文句言うところじゃないのかな。

判事として地元で長く務め、住民に父のように慕われるジョセフを演じたデュヴァルは本当に素晴らしかったし、やるせなさを迸らせる哀愁ダウニーも素敵で、父と息子の物語にはホロリとさせられました。
ただ、終に明かされる父と息子の確執の部分には「ふーん、そんなことなん」みたいな。
息子がひねるのは判るけど、父が息子を拒絶し続けるのは説得力に欠けるような。
昔の恋人(ヴェラ・ファーミガ)との絡みも無駄に時間をかけすぎ。しかもその結末って(笑)
色々描こうと欲張りすぎて、テーマが散漫になった気がするので、脚本練っていたらまた違ったものになったかも。役者がいいだけに もったいないな。



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コメント
この記事へのコメント
観ました~。うんダウニー素敵だったね。
私も泣いたんだけど、ちょっと無駄も多かった気がするね。
ヴェラさんのとこ削って、弟君がカメラとかで生活していけそうなところ見せるとかしてくれた方が嬉しかったかも。
あ、兄ちゃんどこかで見たと思ったら微笑みブタさんだw 最後のハグで安心したなぁ。
デュヴァルさん84歳だって。頑張ったなぁって思う。
ノミネートおめでとう!素晴らしい演技でした。
1969/12/31(水) 18:00:00 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
コレ、私の周りの映画ブロガーの間では凄く評判がいい。
「新世界に流れてこんかなぁ~」なんて期待しながら封切りはスルーしてしまった(汗)・・・。
新世界国際で上映されたら、変態に囲まれながらも集中して見ます(笑)・・・。
動画の犬のほふく前進、最高ですよね。
動物って、本能で他の動物や人間の赤ちゃんには優しい一面があるから凄いですよね。
1969/12/31(水) 18:00:00 | URL | ゾンビマン #79D/WHSg[ 編集]
集合写真、誰が誰かさっぱりワカらんw
そうですかぁ~、ロバート・デュヴァルさんも84歳ですかぁ。
現役の俳優としては立派なもんですな、まったく。
ダウニーJr.との共演も面白いな。
物足りなさがあるようだけど、ちと観てみたい。
1969/12/31(水) 18:00:00 | URL | Kaz. #79D/WHSg[ 編集]
ちょっとツッコミ感想になっちゃったけど、親子の関係には愛おしさを感じる作品です。
そのうちに新世界でご覧になれるといいですね。集中力も養われそう(笑)
わんちゃん、赤ちゃんと遊んであげたり、ときにはあハイハイを教えてあげたり、ほんと優しいですよね。
この動画は二匹がというところと、最後に赤ちゃんを追い越しちゃうところが最高♪
1969/12/31(水) 18:00:00 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
あはは、集合写真わからんよね。役者や監督だけじゃないでしょうしね。
オスカー像の前が司会者として、その向かって左となりがデュヴァルさんかなぁと思っても見るけど・・わかりません(笑)
このお歳で台詞を覚えるだけでも凄いと思うのだけど、確かな演技で魅せてくれました。
ダウニーとの親子像もよかったっす。機会があればぜひ。
1969/12/31(水) 18:00:00 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
あっ、デュバルオジサンは、ニール・パトリック・ハリス(オスカー像前)の左隣かな?
(オジサマだからきっと座っているはず…と思いw)
これ公開前からチェックしてたのに、まだ観れてません~(^^;
法廷劇というよりは、父子物語とは聞いてましたが、そですかぁ、もったいない感じになっちゃってたのね。
でもでも、観たいぞ~
1969/12/31(水) 18:00:00 | URL | じゅり #79D/WHSg[ 編集]
左となりがやっぱりそうかな。うん、座ってるね、よかった(笑)
そう、法廷劇の感動よりも父子の物語を堪能する作品でしたね。
映画として悪くないんだけど、キメである部分に「ん?」だったり・・
それでもWロバートの父子が凄くよくて心に沁みます。観てみて~。
1969/12/31(水) 18:00:00 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
もうこの映画やっていないみたいですね。
題名がイマイチなのと上映時間が長いので、後回しにしてしまいました。
ロバート・ダウニー・Jrといえば、先日マリサ・トメイの「オンリー・ユー」を家で観ていて相手役の軽い男は誰かと思っていたら最期に名前を見て彼だということがわかりました。最近のイメージと全く違っていて意外でした。マリサ・トメイは、とてもキュートで満足でした。
1969/12/31(水) 18:00:00 | URL | yymoon #79D/WHSg[ 編集]
父子の関係はエピソードがもうひとつピタッと嵌らないんですよね。
でもなんかグッとさせられたのは2人の演技の上手さにあるのかな。
裁判シーンのご指摘のシーンは私もありゃりゃと思いました。
でもそれ以上に殺意を感じたかどうかのくだりの方がピンと来なくて。
心情的に好きでいたい映画なのに、そこそこひっかかっちゃたという印象でした。
1969/12/31(水) 18:00:00 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
お元気そうですよね。これだけの台詞をしっかり覚え確かな演技も見せてくれるとは素晴らしい。アーモンド効果なのかな。私もぼけ防止に食べようかなぁ。
1969/12/31(水) 18:00:00 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
ロバート・デュヴァルはまだ取ってなかったんですね。
意外な気も。
この映画、すごいひっそり公開されて
既に東京では終わっていると云う。。。。
DVD待ちです。
おもしろそうではありますけど、メジャーかマイナーか
どっちつかず、って感じですかね?
そう云えば、今年のアカデミー賞は
独立系の映画が多くて
視聴率アメリカでは下がってしまったようですね。
賞は独立系の作品がチョイスされる傾向ってありますよね。
犬の動画www
ワンワンwwwかつかつwww
かわいすぎるwww
1969/12/31(水) 18:00:00 | URL | miskatonic #79D/WHSg[ 編集]
デュヴァルは82年に『テンダー・マーシー』で主演をとってますね。
ただし未公開のため日本ではあまり知られてないかも。
これもう終わっちゃいましたか。
あーー、確かにメジャーとは言えない。ダウニーさん出てるけどプロダクト的には地味なのかな。
アカデミー賞はノミネート作品の多くが大手シネコンでやってないインディーズ系なんですよねぇ。
だから私も近くに来なくて映画館で観てないものが多くなったわけで。
そういう傾向はいいような悪いような。
メジャー級大作にももっと頑張って映画業界を盛り上げて欲しいですが、評価されにくいのが痛いところですね。
ワンちゃんと赤ちゃんの競争(笑)可愛いよね~w
1969/12/31(水) 18:00:00 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
政治もの?は躊躇してしまいがちなんだけど、やっぱり観たい。めちゃ渋そうだし
ダウニーだしね〜(〃艸〃)
2015/03/01(日) 17:03:36 | URL | #79D/WHSg[ 編集]
法廷劇だけど、社会派とかじゃなくて、主に家族のお話だから大丈夫。
もうダウニーが泣いちゃったりして、ほーんといいの。
2015/03/01(日) 18:03:37 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
あ、観ましたね!ダブル・ロバートの演技を観る映画だったなーって落ち着いた今我思う。
親子の確執のみに焦点をしぼったらもっとピリッとした話になったかもと思うともったいないなぁって。
ヴェラ姐さんとのいちゃいちゃって正直要らんもんね。 
でも頬笑みブタのお兄ちゃんのエピソードお気に入りなんだ。「愛してるよ」ってハグしあえる家族っていーですね。
どんどんやつれていくデュヴァルを観るのがとても辛かったので、元気な姿で授賞式に映ったのが嬉しかったよ。
ダウ兄 Love♡
2015/03/01(日) 20:03:36 | URL | みーすけ #79D/WHSg[ 編集]
親子の関係の部分は今一つ中途半端な気がして乗れませんでした。自分の記憶に自信をなくしたジョセフの裁判ドラマに絞ったほうがもっと共感できて、感動できるお話になったような気がします。証言の場で自分と息子の関係を語りだすなんてリアリティないですもの。その一方で、自分の記憶に自信がないことを認めた上で、誠実であろうとするジョセフの姿は見応えがあるものでした。
2015/03/02(月) 12:03:32 | URL | einhorn2233 #79D/WHSg[ 編集]
ロバ-トデュバル  来てないですなぁ  すっかり来てると思ってたのに
ずっと維持してる 努力か他力か
2015/03/02(月) 17:03:19 | URL | おみゃあ #79D/WHSg[ 編集]
あ、私も時間が長いのはちょっとひっかかりました。
実際無駄が多かった印象で、2時間で収めた方がまとまった感じもします。
『オンリー・ユー』の頃のダウニーはまだ可愛かったですね。あはは、昔は確かにちょと軽い印象かも。
マリサは昔も今もキュートですね。『オンリー・ユー』しばらく観てないので再見したい一本です。
2015/03/03(火) 10:03:49 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
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