映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
ザ・ワーズ 盗まれた人生
2013年03月08日 (金) | 編集 |



ザ・ワーズ 盗まれた人生
(2012) アメリカ


【原題】The words
【監督】ブライアン・クラグマン / リー・スターンサル
【出演】ブラッドリー・クーパー / ジェレミー・アイアンズ / デニス・クエイド / オリヴィア・ワイルド / ゾーイ・サルダナ / ベン・バーンズ / マイケル・マッキーン / ルシンダ・デイヴィス / J・K・シモンズ

【ストーリー】 
偶然見つけた誰のものともわからぬ原稿を、自分の作品として出版してしまった作家志望のロリー。
本は思わぬヒットとなり金と名誉を手にしたロリーだが、その心は重い。
そんな彼の前に原稿を執筆した本人という老人が現れ。。


現在の作家(デニス・クエイド)の新作発表のリーディングという形で、盗作の作家ロリーと老人の物語が語られます。



若き作家ロリーに製作総指揮も務めるブラッドリー・クーパー
彼の前に現れる老人にジェレミー・アイアンズです。
二人が対峙するシーンはスリリングでもあり、その後の展開に興味が尽きません。
ただ、老人が過去を言葉で語る部分がやや単調なのが残念。
4つの世代を交錯させる作りでもあるのを複雑とし
シンプルならマスターピースと評する人が多いのもわからないではないんですよね。



とは言え、過去の思いが描かれることは必要で、
それぞれの役者の素晴らしさもあり、私はこの深いドラマを堪能しました。
ロリーの妻にゾーイ・サルダナ、ロリーと老人それぞれの哀しいラブストーリーでもあります。
老人の若い頃を演じたベン・バーンと妻の駅のシーンが凄く好き。




書くことに将来の希望を託す者、悲しみを紛らす手段とする者、全てを清算しようとする者
明かされるそれぞれの思いに、言葉の持つ様々な役割を考えさせられます。

最後のシーンをどう解釈するかは観るものに託される形でしょうか。
私は「希望」と受け取りたいですね。
しっとりした好きな作品でした。

3/9からの公開です





 
      
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コメント
この記事へのコメント
旅の重さ という映画ちょい思い出し
某作家に預けていた原稿 某作家が死んで手元にあった誰が書いたかわからない原稿  話は進み
出版、その後映画化 高橋陽子主演で映画化されました その後書いた人名乗り出たんですけどね
出だしの、場末の映画館  よく通っていた映画館でした 
2013/03/07(木) 17:38:29 | URL | おみゃあ #79D/WHSg[ 編集]
こういう設定の作品すきです
それぞれの役の気持ちになって自分ならどうするか・・なんて考えるんですよね。
しかもこれ役者陣がしっかり演技派の方々なんですごく面白くて、言われてるように深いドラマになるんでしょうね。
ブラッドリー・クーパーはぼちぼち脱ラブコメですかね~^^
2013/03/07(木) 21:39:06 | URL | SHIGE #79D/WHSg[ 編集]
これは是非観たい映画です。なのに渋谷での単館ロードショーとはちょっときつい。近場でも拡大上映やってくれないかしら。言葉にこだわる映画ってすごく魅かれるものがあります。盗作というと「私家版」を思い出してしまうのですが、こちらはそこまでスリラーではなさそうですね。
2013/03/08(金) 04:24:10 | URL | einhorn2233 #79D/WHSg[ 編集]
これ、キャストが私好みです。
観たいです・・・大阪での上映を調べておきます。
そうそう、予定が合ったんで、『シュガーマン』の前売を買いましたよ。
↑コメにある『旅の重さ』って大好きな映画です。以前、記事にしたら、みんな知らなくて総スカンでした(爆)・・・。
2013/03/08(金) 08:18:55 | URL | ゾンビマン #79D/WHSg[ 編集]
ほぉ、ブラッドリーが製作総指揮も。
うん、もう正統派の大物俳優になりつつあるかな~。
キャスト、いいですね。
こういう物語は心に残りそうです。
2013/03/08(金) 08:54:54 | URL | Kaz. #79D/WHSg[ 編集]
おみゃあさん>
『旅の重さ』ですか。知らなかった。
その映画はどんな結末を迎えるか気になるけど調べたら残念ながらレンタルされてませんでした。
知ってる映画館が出るとテンションあがりますね。
2013/03/09(土) 00:05:52 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
SHIGEさん>
ストーリーも面白いですよね。
しかも原稿を書いた人の人生も深いので、二人の人生ドラマを堪能できました。
キャストも文句なしですよね~。
そうそう、ブラッドリーは今回もいつのまにこんないい役者になって、、と
親戚のおばちゃん状態で観ちゃいましたよ。
2013/03/09(土) 00:08:03 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
einhornさん>
こういうのが全国で一館なのは淋しいですね。
ブラッドリーのオスカーノミネート効果でもう少し増やして欲しかったな。
言葉にこだわる映画私も好きです。
『私家版』って邦画かと思ったらフランス映画なんですね。
で、英題みてそれ観たくて探してる映画だったのに気づきました。
そちらはスリラーなんですね。観たい!
2013/03/09(土) 00:17:04 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
ゾンビマンさん>
キャストがいいでしょ。
ブラッドリーの妻役はアバターですよ。
夜になると青色に変身します(うそw)
今のところ東京一館らしいのだけど、拡大公開を期待します。
おーー、『シュガーマン』行きますか。
ぜひ楽しんできてください。
『旅の重さ』やっぱりいいんだ。
いい映画だと思って紹介しても、タイトル知られてないものだとスルーされがちなんですよね。淋しいですよ。
2013/03/09(土) 00:22:09 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
Kaz.さん>
ブラッドリーは『世界に~』も製作総指揮に名を連ねてますね。
いつの間にか立派な映画人です。
今回の演技も良かったですよ。
切なさにキュンとなりました。
2013/03/09(土) 00:24:09 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
ブラッドリー・クーパー製作もやるようになったのね。最近すごいね。
お話読むと 『ロンドン狂騒曲』のジュシュさん思い出しちゃうわ。あれほどコミカルではないでしょうが。
毛棒がみえるラストはいいですね。
2013/03/09(土) 09:52:35 | URL | LAGUNA #79D/WHSg[ 編集]
ラグナさん>
ブラッドリーは、見た目若いけど結構歳いってるし、ステップアップの時期にオスカーノミネートは弾みになったでしょうね。
『ロンドン狂騒曲』は未見でした。こんな感じ?
毛棒・・w なんとなく見えたらやだなww
2013/03/11(月) 10:38:22 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
この映画は、観てみたいと思っていました…。
やっと、ブラッドリー・クーパーもいい役がまわってきたようで、嬉しいですね…。
2013/03/11(月) 19:55:18 | URL | NZ_RR #79D/WHSg[ 編集]
NZ RRさん>
ほんとですね~。いつのまにかとっても素敵な役者さんになったなぁって思います。
この映画私はとても好きでした。
過去の映像も重厚感あるし、しっとりいい作品でしたよ。ぜひ。
2013/03/12(火) 09:46:51 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
こんばんは!
TBありがとうございました。
本作はとてもミステリアスで素敵な映画でした。
スーパー級に地域限定で短くてそれもレイトショーのみ公開と言うのが少々残念でした。配給会社になぜ?と聞きたいですね?
配役もスゴく良かったです。
フランス舞台のドラマが素敵でしたね。
2013/04/04(木) 08:05:38 | URL | margot2005 #79D/WHSg[ 編集]
margotさん>
こんばんは♪
ミステリアスで深みがあって、とっても素敵でしたよね。
私もとても好きな作品でした。映像も良かったですね。
どうしてレイトショーだけなんでしょう~。
主婦の皆さんも観たい思う方多いんじゃないかと思うんだけど。。拡大にならないかなぁ。
TBありがとうございました。
2013/04/04(木) 09:44:37 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
こんばんは!
小説の中の話はとても良かったのですが、
現実の二人の話が妙にこの作品と合わないなあと。
色目使いのオリヴィアに脂ギッシュなクエイドさんが違和感ありありでした!
2013/04/27(土) 06:19:15 | URL | maki #79D/WHSg[ 編集]
makiさん>
クエイドさんは過去の痛みからこんなキャラになったかなぁと思えなくはないですが(脂ギッシュは別としてw)、オリヴィアはあまりピンときませんよね(笑)
現在の話がどう絡むのかを容易に想像させない役割は果たしていたかもです。
2013/04/27(土) 10:57:55 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
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