映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
桃(タオ)さんのしあわせ
2013年03月01日 (金) | 編集 |
桃(タオ)さんのしあわせ(2011)中国/香港
監督:アン・ホイ
出演:アンディ・ラウ、 ディニー・イップ、 チン・ハイルー、 ワン・フーリー、 チョン・プイ キン 、 アンソニー・ウォン、 サモ・ハン、 ツイ・ハーク
 製作総指揮を務めるロジャー・リーの実体験を元に、
60年間仕えてきた家政婦のタオさんと、雇い主の長男ロジャーとの心の絆を描くヒューマンドラマ。
作品に魅せられたアンディ・ラウがノーギャラでロジャーを演じています。

 

冒頭、市場で買い物をする初老の女性がタオさん(ディニー・イップ)。

時間をかけてしっかり食材を選ぶタオさんは市場でも有名な存在。
そんなタオさんが食卓に並べる食事たちのシンプルで美味しそうなこと。

けれど、生まれた時にはそこにタオさんがいたロジャーにとっては極日常の食事でタオさんに感謝の言葉をかけることもありません。
しかしタオさんが脳卒中に倒れ、ロジャーはタオさんにいかに尽くしてもらっていたかに気づくのです。

映画は、施設で療養することになるタオさんと、タオさんを見舞うロジャーの姿を通し
家族を超えた繋がりや、老人介護の現状などを描き出します。

介護施設はあまり清潔とは言えないけれど、でしゃばりすぎることなく、
老人の世話をする介護者たちはいい感じで、タオさんが次第に馴染んでいくところにも一安心。

忙しい仕事の合間にタオさんを見舞うロジャーとタオさん、まるで恋人同士のような二人が微笑ましいのです。
 
施設には色んな人が入居していて、家族との関係も様々。
そんな中、タオさんとロジャーの関係は本当の家族を超えたものがある。
それも、タオさんのシンプルで献身的な生き方がもたらしたものでしょうね。
 
タオさんがロジャーに与えてくれたものがしっかり伝わる描き方に
製作者のタオさんへの感謝の気持ちが感じられ、優しさに心が満たされました。
 
★★★★☆
 

 
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コメント
この記事へのコメント
これはコチラで公開されるんですかね?
ひょっとして公開が終ってるのかな?
凄く好きなタイプの映画なんで、機会があれば観て見たいです。
2013/02/28(木) 12:30:41 | URL | ゾンビマン #79D/WHSg[ 編集]
ゾンビマンさん>
関西では唯一兵庫県で公開中ですが、大阪方面は残念ながら公開は終わってますね~。
アンディ・ラウも優しい役でよかったし、地味ながら心温まるいい作品でした。
2013/02/28(木) 13:17:54 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
アンディ・ラウさんのやさしそうな笑顔
想像できます
2013/02/28(木) 17:59:50 | URL | おみゃあ #79D/WHSg[ 編集]
ツイ・ハークも
サモ・ハンも出てるのか。
中国映画もだんだん
大掛かりになって。
昨夜も大砲で少林寺を
ぶっ壊す映画を観たんだ。
こんなほのぼのとした
小品がもいいよねぇ。
2013/02/28(木) 18:33:04 | URL | GH字幕 #79D/WHSg[ 編集]
これみそこねたシリーズなんですよ~
pu-koさんの記事みてても
やっぱよさそうだな~って思うのですよ~
みたかったな~
2013/02/28(木) 20:55:56 | URL | る~ #79D/WHSg[ 編集]
んん~、なんかテーマ的にはいっぱい入ってそうやなぁ。
設定もいいですね、コレは。
そのうち観てみよう。
っていうか、キャストがナニゲに凄い。(笑)
2013/03/01(金) 04:37:33 | URL | Kaz. #79D/WHSg[ 編集]
言われてみれば、確かに介護施設の描き方がいい感じでした。贅沢感はないけれど老いの惨めさのない暮らしぶりが、映画のおだやかな味わいにつながっていましたね。誰でも通るこの道を、この映画のように行けたらいいなと思わせられました。
2013/03/01(金) 06:42:52 | URL | einhorn2233 #79D/WHSg[ 編集]
おみゃあさん>
こういうドラマでのアンディさん初めて観たけど、優しいお顔の普通の人も良かったです。
2013/03/01(金) 12:16:26 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
字幕さん>
どっちがどっちか、お顔知らないのでわからないのだけど、ご本人の役で友情出演ですね。
アンディ・ラウ自身がプロデューサー役なので。
私は昨日この映画の予告に入ってるちょっとホラーなCG満載の映画に驚いたところでした。
スケールの大きい映画が作られてますね。
でも本作はお金かけなくてもいい映画は作れるって証明してくれます。
2013/03/01(金) 12:21:14 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
る~さん>
リアリティ溢れる作品なのに、ほっこりもできて良かったですよ。
機会があればぜひ。
2013/03/01(金) 12:22:26 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
Kaz.さん>
介護施設の入所者と家族を群像劇的にも描いていて、介護問題、家族の問題なども描いてますね。
高齢化社会になると老後の問題はどこも大変だと思うけど、日本との違いも興味深かったですよ。
女優さんもベネチアで女優賞獲ってますね。
2013/03/01(金) 12:28:47 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
einhornさん>
最初はこんなところに入れられて可愛そうと思ってしまったんですが、意外にいいところでしたよね。
家族間の問題にも口出しせず見守る姿勢にも好感が持てました。
家族もおばあちゃんが亡くなって大泣きしていて、何だかんだいって愛情があることをわかってるんですよね。
仰るように人生の終わりまでを描くドラマながら穏やかな気持ちになれるのがいいですね。
TBありがとうございました。
2013/03/01(金) 12:34:50 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
この作品、自然~~でちょっと変わった描写がすごく好きなんですよね。
あ、アンディ・ラウもいままで観た彼とは違う、すごく自然な演技でしたよね。
こんな風な淡々とした描き方で暖かさを感じるってすごいと思いました。
TBさせてくださいね。
2013/03/01(金) 21:36:27 | URL | SHIGE #79D/WHSg[ 編集]
アンデイ・ラウの新境地といったところでしたね。決して大きな事件が起こるわけでもなく、ただただメイドさんと雇い主の息子さんとの介護の日々を追い続けただけの作品なのですが、ほんわかと優しい気持ちになれました。この二人の血の繋がり以上に強い絆に、現代において失われつつある大事なものを、改めて思い起こさせてくれるようでもありました。
2013/03/02(土) 07:03:40 | URL | 突っ張り太郎 #79D/WHSg[ 編集]
SHIGEさん>
ほんと、特に飾る事も美化する事もなく、はたまたお涙頂戴にするでもないのに、暖かさや人の繋がりの美しさを感じさせてくれました。
アンディ・ラウのこんな優しげな役もいいですね。
とってもいい作品でした。TBありがとうございました。
2013/03/02(土) 19:05:21 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
突っ張り太郎さん>
まさにそうでしたね〜。
おそらくは低予算(しかもアンディ・ラウはノーギャラW)の映画でこんなにしっとり心に響くものが出来るんですよね。
暖かさにほっこり、心が洗われた気持ちになる作品でした。
2013/03/02(土) 19:07:29 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
公開時に見逃してしまいました。でも、絶対泣いてしまいそうなので家見で良いかも。DVDが待たれます。
2013/03/03(日) 19:49:45 | URL | アンダンテ #79D/WHSg[ 編集]
アンダンテさん>
ぜひご覧くださいませ。いい映画でした。
これはお涙頂戴にはなってないので、多分泣かずにご覧になれると思います。
2013/03/04(月) 00:26:11 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
アジア系の作品は珍しくないですか。ほっこり出来そうな作品ですね。ノーギャラで出るぐらいだから相当な惚れ込み様ですね。
2013/03/04(月) 08:19:05 | URL | dance #79D/WHSg[ 編集]
これも見逃してしまって・・・(>_<)
アンディー・ラウ ノーギャラってきいたことすごいね。
きっとそれほどまでこの役をやりたかったのかな。介護とかなんとか将来のことをことを考えて憂鬱になってしまうんだけど、自分がたおれたときに誰かがいてくれるっていいよね~。なんか寂しさを感じてしまいそうだ。やっぱり恋人募集中オーラださないとだめか(笑)
2013/03/04(月) 10:34:47 | URL | LAGUNA #79D/WHSg[ 編集]
ダンスさん>
そうですね。あまりアジアもの観てないです。
そうそう、ノーギャラで出るほど惚れ込んだというのがわかる作品。
しっとりほっこりでした。
2013/03/04(月) 16:46:23 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
ラグナさん>
ちょい出でもないのに、アンディ・ラウ凄いですね。
プロデューサーのロジャーさんとも仲がいいのかも。
そうだよねぇ。
我が家も子供がいない夫婦だから老後どうなるんだろうって心配ですよ。
うんうん、恋人募集オーラでいきましょう。
アブナい場所を歩く時と上手く使い分けて(笑)
2013/03/04(月) 16:50:08 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
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今回は静岡シネギャラリー2、東京では公開済みの「桃(タオ)さんのしあわせ」を観て来ました。ここは会員になると、ウィークデーは1000円、週末でも1400というレディースデーのないオヤジにはうれしい映画館です。後はDLPの画質がもうちょっと上がるといいのですが。
2013/03/01(金) 21:42:42 | 今昔映画館(静岡・神奈川・東京)
「桃(タオ)さんのしあわせ」 2011年 製作国:中国/香港 上映時間:119分 原 題: 桃姐/A SIMPLE LIFE 久々の映画レヴューはこの作品。 本作のプロデューサーであるロジャー・リーの実体験を 元にしたストーリーに感銘を受けた アンディ・ラウ が
2013/03/02(土) 12:33:15 | THE MOVIEST CINEMER