映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
【映画】 レイルウェイ 運命の旅路
2014年05月30日 (金) | 編集 |




ギャンドルちゃん特集は来月に向けてボチボチいきます。
今日は劇場鑑賞してきたこんな一本を
レイルウェイ 運命の旅路(2013)オーストラリア/イギリス
原題:The Railway Man
監督:ジョナサン・テプリツキー
出演:コリン・ファース/ジェレミー・アーヴァイン/二コール・キッドマン/真田広之/石田淡朗/ステラン・スカルスガルド
 
【ストーリー】
元英国人兵士のエリック・ローマクス(コリン・ファース)は列車の旅でであった女性(二コール・キッドマン)と恋に落ちまもなく結婚。しかしエリックはあるトラウマを抱えていた。


第二次世界大戦中、日本兵の捕虜となった元英兵エリック・ローマクス氏の自伝『泰緬鉄道 癒される時を求めて』をもとに映画化されたヒューマンドラマ  




太平洋戦争中、日本兵は物資輸送のためタイとビルマを結ぶ鉄道の建設に乗り出し、連合軍兵士を捕虜とし建設を手伝わせたんですね。過酷な労働と拷問が国際的に問題になったとのこと。
コリン・ファース演じるエリックもシンガポール陥落時に日本軍に捕らえられ拷問を受けた過去を持ち、戦後も数十年間に渡り悪夢に悩まされています。
そんなエリックを心配した妻の存在が、彼をトラウマに立ち向かわせることになり
悪夢に登場する日本兵の通訳永瀬(真田広之)の生存を知ったエリックは、永瀬に会うことを決意するのでした。


 何の情報も得ないまま友達と観にいって、劇場鑑賞したことを後悔してしまいました(汗)
日本人としてはとにかく居心地が悪く、せめて一人で観たかった。

 自伝が元ということで、エリック視線で物語は進み、彼がいかに過酷な拷問に耐え
心を病んできたかが嫌と言うほど描かれるわけです。
もちろん真実を知り、過去の過ちを受け止めることは必要だと思うのだけど
日本=悪とした一方的な視点には違和感を感じてしまって・・あかんかった。

 さらに、鑑賞後にこんなレポート(英語)を発見し、再会のシーンは映画を盛り立てるための
作り事だったことを知って、それも納得いかないんですよね。



 コリン・ファースはじめ主要キャストの演技はよかったし、実在の人物としての永瀬氏の戦争を伝えるという精神にも日本人として心を動かされます。
人は悲しみを断ち切れるということを主眼に、戦争のトラウマを抱えたもの同士の和解の物語を個人レベルで描いた作品と捉えれば感動もできるし、実際終盤は涙も流れたのだけどね。
従軍慰安婦問題はじめ、日本の歴史認識が問われる昨今ゆえ、どうしても過敏になり
「赦し」のシーンを素直に受け入れることができなかったのは残念です。

繊細なテーマなだけに、和解の過程を事実に沿って丁寧に描いて欲しかった。

ポスターの雰囲気も随分違いますね









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コメント
この記事へのコメント
そんなに居心地が悪い描かれ方だったんですかぁ。
まぁしかし、日本人は歴史認識をしっかり見つめているほうだと思いますよ。
国の目線で言えば、アメリカだって原爆を落としたことを正当化してますからね。
世界中のどの国もイタいところは持っています。
ま、映画も表現の自由ってことですね。
2014/05/30(金) 09:56:27 | URL | Kaz. #79D/WHSg[ 編集]
今TVでちょうど慰安婦問題の議論やってるんですが、
まぁ、話がかみ合わないかみ合わない。
仕方ないですね、日韓双方の主張と立場がありますからね。
戦争物は、どちら側から描くかで、全然違ってくるし、
製作者の観点でも違ってきますよね。
「私は貝になりたい」のように、捕虜虐待で戦犯になった人もいるんですけど、
そこには、欧米的人道主義が日本人に浸透してない事情もあったりで、
(それでやった事が許されるわけではないですが)
なかなか双方の事情を客観的にと云うのは難しいですよね。
個人的に、邦画の戦争物も変なの多いので(いやはや)、
どちら側の映画見る時にも、リテラシーが大事かなって思いますが。
2014/05/30(金) 12:55:12 | URL | miskatonic #79D/WHSg[ 編集]
これコリン・ファースなので観たかったけど重そうなので躊躇してたの。
戦後知らない世代としては「戦勝国」の人たちの目線で見せられる当時の日本軍の非道な所業に同じ日本人として自己嫌悪感しかなくて、これも苦手なカテゴリかな。
「命令だからやりました」では済まされないけど、「命令だからやりました」の辛さもあると思う。
せめて戦後の人間として、二度と戦争に加担しないようにすると思うのみ。
pu-koさんホント居心地悪かっただろうね~お疲れ^^;
2014/05/30(金) 20:20:40 | URL | みーすけ #79D/WHSg[ 編集]
Kaz.さん>
観客の中で日本人は自分だけというのもあって、居心地の悪さを感じちゃいました。
ただ、日本がいくら認識を示してもさらに謝罪を求める近隣諸国との関係などもあり、センシティブな問題だからこそ、映画的興奮を得るために真実を曲げるといった演出はして欲しくなかったなぁと。表現の自由と言えばそうなんですけどね。
2014/05/30(金) 23:17:54 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
miskaさん>
へー、慰安婦問題で議論を戦わせるという取り組みは面白いですね。
ただやはりそれぞれの主張が折り合いを見せることはないだろうなぁ。
確かに、こういった作品を観るときには、製作者側の意図や立場をまずは理解し
ニュートラルな気持ちで臨むべきですね。
ただ世界の目は気になるところです・・(汗)
2014/05/30(金) 23:46:35 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
みーすけさん>
内容は重いですね。でも双方の苦しみを描いたうえで、心の開放に道を開くというテーマ自体は秀逸で、感動できる人も多いかと。
私はあまりこの手の作品を観てなかったこともあって、他国のことなら冷静に観られるのに、日本のことだと難しいというのを痛感しちゃいました。
一緒に見に行った中国人の友達に後で感想を聞かれたのも苦痛で、倍疲れました(笑)
2014/05/30(金) 23:58:43 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
真田さんが出演してる作品でしたか~
そっかぁ、居心地が悪くなっちゃったんですねぃ(^^;
重い内容だけど、キャストも惹かれるし、観てみたいです。
2014/05/31(土) 06:51:13 | URL | じゅり #79D/WHSg[ 編集]
それは居心地悪いわw
真田さん頑張ってるのね❤️
2014/05/31(土) 17:57:35 | URL | 翔 #79D/WHSg[ 編集]
スピーチが苦手な(笑)コリンと、モデル顔負けのニコキドさんか。
こってこて外人顔の中に、ヒョイと真田さんが出ても
「なんだかな~」的な。
で、日本人が肩身の狭い思いをしながら観なくちゃ~の映画なら、
ちょっとカンベンかな!?
映画観てーーーーーーーーーー!!禁映症状が出てます
2014/05/31(土) 18:06:26 | URL | chaco #79D/WHSg[ 編集]
中国人んのふりをしよう、、、、と思ったけど
一緒に行ったんが中国人だとあかんか、やっぱり
戦争はすべてが犠牲者だと思うんですが でもだれか得する奴もいるんでしょうなぁ
2014/05/31(土) 19:19:33 | URL | おみゃあ #79D/WHSg[ 編集]
翔さん>
うん、悪かった(笑)
真田さんは今やハリウッドのみならず、世界で大活躍なのねぇ。
2014/05/31(土) 22:35:48 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
chacoさん>
お2人なんとなく似合わなそうな気がしてたんだけど、ニコキドwが化粧薄めだったので意外にしっくり。
真田さんは日本人役だから大丈夫(笑)
ちっちぇ とは思うけどね。
まぁ、肩身は狭いけど日本人同士で見る分には問題ないし、日本人として知っておかなかればいけない事実でもあるんでしょう とは思います。
映画観ておくれ~。
2014/05/31(土) 22:50:25 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
おみゃあさん>
あはは、外人から見たら中国人も日本人も区別つかないらしい。
まぁ、友達はごまかしようがないですが(笑)
そう、戦争はまっとうな判断を許さないところが恐ろしい。
みんなが犠牲者であり、多くの国が罪を作ってはきているのだけど
一番罪なのはお金儲けのために戦争を利用しようとする輩かもです。
2014/05/31(土) 22:55:10 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
じゅりさん>
順番間違えてごめんなさい。
真田さんが出てました。二日続けて真田さん見たかたち。
『47RONIN』の真田さんの方がかっこよかったけどね。
いいキャストそろえてますね。観ておくといい作品ではあると思います。
2014/06/01(日) 00:43:08 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
コリン・ファースなので興味を持ったんですが、真田広之で興味が薄れました。
内容は全然知らないままでしたか、なるほどそういう内容でしたか。
日本はポツダム宣言を受け入れて、世界に冠たる平和憲法を作りました。、これについては押しつけられた憲法だとかいろいろいう人がいますが、侵略戦争と他国およびその国民にひどいことをしたことへの反省に基づき、今日まで、戦争に加担してこなかったのですよね。
この映画を観ていないので語る資格はありませんが、この映画の中で日本の軍国主義への批判を今日の日本の政治状況の中で謙虚に受け止め、平和憲法に基づく外交努力を続けて世界平和に貢献すれば、日本は世界から、尊敬される国でいられると思うのですが。映画からはずれて済みません。
最近、あまり時間がなくて映画館で観ていないんです。
2014/06/02(月) 06:11:19 | URL | yymoon #79D/WHSg[ 編集]
yymoonさん>
コメントありがとうございます。
そうですね、つい居心地の悪さを感じてしまいましたが、映画の中でも怒りと批判をぶつけた後に、和解の道を開いた作品であり、真田さん演じる日本人の対応は、今の日本人のあるべき姿として受け止めなければいけませんね。
映画から外れていません。こうして意見を交わし、戦争の過ちから学ぶことこそが大事な映画だったと思います。
お忙しいのですね。ご自愛ください。
2014/06/02(月) 07:43:46 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
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