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【映画】 シンプル・プラン
2014年04月25日 (金) | 編集 |



スコット・B・スミスの同名ミステリー小説をサム・ライミが監督した作品です。
シンプル・プラン(1998)アメリカ
原題:A Simple Plan
監督:サム・ライミ
出演:ビル・パクストン/ブリジット・フォンダ/ビリー・ボブ・ソーントン/ブレント・ブリスコー
 
 


田舎で平凡な暮らしを送るハンク(ビル・パクストン)は、中年独身男の兄ジェイコブ(ビリー・ボブ・ソーントン)、失業中のルー(ブレント・ブリスコー)とともに、雪深い森で墜落した自家用飛行機を発見する。
機内にはパイロットの死体と440万ドルの大金! 
3人は金を山分けすることにするが・・・。

雪深い田舎町で、普通の人たちがちょっと欲を出したら
人が死んで落ちるところまで落ちた・・という話。
これにブシェミ先生でも出てきたら完全にコーエンワールドですが、監督はサム・ライミね。

主人公ハンクにはちょっと男前のビル・パクストン
薄給ながらお料理上手の妻サラ(ブリジット・フォンダ)がいて、普通に幸せ。
でもまもなく赤ちゃんが生まれることもあって、魔が差した・・
でもね、一番見た目もよく賢く有能そうなハンクだけど、実は一番始末が悪い。
おそらくは人に悪く見られたことのない彼は、自分の体裁を保とうとして嘘を重ねてしまうから。
そんな心理がきっちり描かれているからこの映画は面白いし
次々に起こる惨劇を飽きさせずに見せる手腕も流石ライミ。

それにしても、普通の人たちが、本来なら絶対にしそうにないことまでしてしまうのだから欲というのは恐ろしい。サラの激白で、小さな幸せを感じていたのはハンクだけだったとわかるシーンなんぞも寒いものが走ったし
、カラスの使い方と言い、心情的にはこれはもうホラーですな。

ホラーと言えば、サム・ライミらしいと思ったのは、ルーの太っちょの奥さんが吹っ飛ぶシーン!
あのあと絶対ゾンビ化すると思ったのに、それがなかったのは残念でした(笑)



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コメント
この記事へのコメント
スティーヴン・キングが絶賛した原作のラストはもう少しヴァイオレントなんだけど
場所がここじゃないんだよね。
たぶんライミは雪世界にこだわった。
「雪がすべてを消してくれるよ」
印象的な台詞です。
ちなみに原作者はキングに褒められたプレッシャーで2作目(未読)ズッコケた。
映画化もされたけど、その出来はそんなに悪くはなかったと思う。
2014/04/25(金) 01:28:12 | URL | HK #79D/WHSg[ 編集]
偶然?つい2,3日前に他のブロ友さんがご覧になった記事を拝見した所です。まだビデオ時代に観ていてすっごく面白かったのは覚えているのに結末は完全に忘れてます(苦笑)
もう一度観なさいという天啓かも・・・。
2014/04/25(金) 04:27:46 | URL | アンダンテ #79D/WHSg[ 編集]
どーした、どーした?
何で今更?(おっと、失礼)
てかさ、すんげ~昔じゃない?「シンプル・プラン」
1998年って言えば私が大学へ行く前の年だわ・・・
え??あ、私がってとこ訂正。次男が、でした><
観たよコレ!そ、ホラーっぽかった覚えが!
もうすっかり忘れてるけど、ビリー・ボブ・ソーントンが印象に残ってる。
どっちかって~と、ビル・パクストンの方が悪いのか。。。忘れちゃったよ。
殺人犯すんだったっけ?おっかなかった印象が。
ああ、観たって忘れてる映画の方がいっぱいだよね。
情けない。。。。見直す!?
2014/04/25(金) 06:29:56 | URL | chaco #79D/WHSg[ 編集]
これは原作も読んでたので、結構期待して鑑賞したんですよ。
映画は原作の世界観を良く表現できてたと思います。
個人的には好きな一本ですね~。
ビリボブが良かったなぁ~。
2014/04/25(金) 06:46:51 | URL | Kaz. #79D/WHSg[ 編集]
HKさん>
あ、原作とはラスト違うんだ。
ヴァイオレンなラスト、まじホラーにありそうだけど、そっちも観てみたいな。
別エンディングとして収録されたりしてないのかな。
調べたら2作目って『パラサイト・バイティング』だったのね。
結構面白く見たけど、グロに走ったし、人間主体じゃないところは一般受けしないかもですね。
2014/04/25(金) 09:27:45 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
アンダンテさん>
おー、偶然ですね。
私もずっと前にぼんやり見ていて、やっと再見したんですよ。
見直してみると発見もあって面白いですね。
2014/04/25(金) 09:30:00 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
結末どうだったかな  すっかり忘れてる  
ビル・パクストンはシュワとの共演で漏らしてしまう印象しかないし この映画でも
あまり記憶ない   足らない ビリー・ボブ・ソーントンがいっとう記憶あるんですけど
また、見直すか  どこにあるのかわからん 
2014/04/25(金) 09:38:05 | URL | おみゃあ #79D/WHSg[ 編集]
chacoさん>
わはは、初見ではないんだけど、ぼんやりしか観れてなくて、
観たいと思いながらレンタルされてなかったので、今頃になりましたよ。
ぎゃはw、「私が大学へ~」ってとこ、一瞬頭がぼーっとなったわ(笑)
さばの大群読んだねw
これ面白かったね。
あ、私は今回はあらためて、あれはビリボブだったんだ~って気づいた(笑)
昔は知らない人だったからさぁw
ビルはいかにもいい人風だけど、結局はエゴに支配された悲しき人間でした。
昔の映画見直すの面白いよ。またいっといて~。
2014/04/25(金) 09:38:43 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
Kaz.さん>
おー、原作も読まれてますか。
世界観を表現できているのは凄いですね。
原作者が脚本を手がけてるのもあるかな。
ビリボブも男前オーラ完全に封印して、人生どん底男の悲哀を滲ませてうまかったですね。
これ面白かったです。
2014/04/25(金) 09:46:48 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
おみゃあさん>
スリリングな攻防の後、比較的マイルドに着地するものの
もう修復不能・・ってところに虚無感漂う終わり方でした。
あらパクストンのお漏らし映画なんだろう。
ビリボブは印象に残りますね。一番悲しい役だったなぁ。
ぜひ探して観てみて~。
2014/04/25(金) 09:50:34 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
たぶん2度は観ていると思います。
ストーリーを思い出せなくてもう一度観るとそのときはとても面白いのですが、また忘れてしまいます。
コーエンワールドぽい映画ってそんな傾向がありませんか。
見始めると止まらなくなりますが、終わったらすっかり忘れてしまう。感動というのとは違って、何度観てもその罠にはまって最後まで観てしまう。
2014/04/25(金) 19:55:44 | URL | yymoon #79D/WHSg[ 編集]
兄を見下していたハンクのプライドがボロボロになっていく過程が大変印象的で好きな映画です。平凡な人妻の平凡な発想で、全ての黒幕になっていくサラのありようも見事で、サム・ライミって人間ドラマをきちんと描ける人なんだって再認識した映画でした。
2014/04/26(土) 00:55:06 | URL | einhorn2233 #79D/WHSg[ 編集]
懐かしい~~。当時観ました。
そうそう、普通の人たちが、状況によって変わっていく姿が怖かったですね。
あはは、確かにブシェミ先生出てきたらそうだねw
2014/04/26(土) 03:31:24 | URL | じゅり #79D/WHSg[ 編集]
ビリー・ボブが何だか情けないのに、可哀想な印象な映画だった。
それぐらいしか記憶が無い^^;
かすかな記憶を掘り返してるとどうしてもベン・アフの顔が浮かんで
どうも「レインディア・ゲーム」とごっちゃになってるのに気付いた(笑)
これはサム・ライミのサスペンスだったのか。
悲しく皮肉な結末だったという覚えあり。
もう一度観てみるね~。
2014/04/26(土) 04:06:35 | URL | みーすけ #79D/WHSg[ 編集]
yymoonさん>
忘れてしまいがちな映画ってありますね。
個人的には、登場人物の心理を深く考えさせられるような映画はわりと忘れにくいので、これは多分記憶にとどまる映画だろうと思うんですが。
コーエン作品の中には、シーンは印象的でもさらりと流れてしまうものも確かにあります。
でも何回見てもその罠にはまって楽しめるとしたら、それはそれで美味しい映画かもですね(笑)
2014/04/26(土) 18:48:30 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
einhornさん>
ハンクはいかにもいい人という風だったのに、人生どん底に見えた兄の方がよほど人間的でした。
そうそう、サラが黒幕と言うのは鋭い表現ですね。
ほんと、彼女がどんどん悪へと導いてしまうところも面白かったですね。
ただ事件を見せるだけでなく、心理描写の巧みさがあるから私もすごく面白く観ました。
2014/04/26(土) 19:11:14 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
じゅりさん>
そうそう、しかもその素質はきっと元からあったんだろうなぁっていう
人間描写がまた秀逸でしたね。
ブシェミ先生にもぜひ出てほしい感じでしたよ。
飛行機の中でカラスに顔を食べられてるパイロット役でも良かったかも・・
うそうそw
最終的にそれでも、死ぬ前にブシェミ先生らしい演技を見せてもらわないとね(笑)
2014/04/26(土) 19:19:24 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
みーすけさん>
ビリボブは悲しい役でしたね。
でも思えば一番全うな考えを持った人だったんだよねぇ。
弟との対比も面白いところでした。
あはは、『レインディア・ゲーム』も雪の中の攻防があったからねw
夏になったら「雪の中の攻防が印象的な映画」特集しよう(笑)
2014/04/26(土) 19:23:10 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
あーなんだか懐かしい。この時代の映画好きだな~
あは、ゾンビ化しないのが残念て!(笑)
確かにそういうアイディアも有りですね~!
2014/04/27(日) 18:34:16 | URL | 翔 #79D/WHSg[ 編集]
公開当時観ましたよ〜
ディテールは忘れちゃいましたけど
>実は一番始末が悪い。
なるほどー。
当時は兄ちゃんうぜーと思っていました。
目からうろこです。
>ビリー・ボブ・ソーントン
その兄ちゃんいかにもな貧乏白人ですけど、
その後中の人はアンジーをゲットしたりアカデミー賞とったらリア充なんで
びっくりした覚えが。
>ルーの太っちょの奥さんが吹っ飛ぶシーン!
ここのアクション?はキレが良かったですねえ。
さすがライミと思いました。
>心情的にはこれはもうホラーですな。
原作がこれがまた後味悪いんですよ〜
キングが褒めている小説って実はたいしたことは(あわわ)
2014/04/28(月) 08:22:40 | URL | yossy #79D/WHSg[ 編集]
翔さん>
ね、一昔前だけど、この頃いい映画いっぱいあった気がする。
今よりも洋画が観られてたのもあるかな。
わはは、これをホラーのパロディに仕立てたらかなり面白いと思うんだよね~w
2014/04/28(月) 10:13:49 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
yossyさん>
保身に走り、悪を加速させていくのは誰でもないハンクであり、それをそそのかすのが、ごく普通の考えで動く妻。
ハンクの善良そうな普通の人加減に、彼の行動は必然のように思えてしまうけど、本当にそうか?ってところですね。
ついに兄をというところに至って、「そこまでするか、なんなんだこいつ」ってハッとしました。
そそー、本作のビリボブのいけてないぶりから、普段の彼を想像しにくいですよね~。
『バッドサンタ』のシニスターな役とのギャップにもびっくり。
原作はラストの締めが違うようですね。
後味が悪いんですね。さすがキングが好きそう。・・・
あ、何か言ったね(笑)
2014/04/29(火) 08:05:06 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
この記事よむまだ
すっかり、コーエンものかと思ってた…
2014/05/02(金) 08:33:01 | URL | る~ #79D/WHSg[ 編集]
る~さん>
あははw。でもその気持ちわかる。
雰囲気が似てるよね
2014/05/02(金) 21:44:26 | URL | pu-ko #79D/WHSg[ 編集]
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