映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
【映画】第十七捕虜収容所
2015年09月19日 (土) | 編集 |
stalag17

【作品情報】
第十七捕虜収容所(1953)アメリカ
原題:Stalag17
監督:ビリー・ワイルダー
脚本:ビリー・ワイルダー  / エドウィン・ブラム
出演:ウィリアム・ホールデン / ドン・テイラー ダンバー /オットー・プレミンジャー/ ロバート・ストラウス/ ハーヴェイ・レンベック/ ネヴィル・ブランド/ ピーター・グレイヴス

【あらすじ】
1944年、クリスマスを一週間後に控えたある夜、第17捕虜収容所の2人の捕虜が脱走を決行。
2人を送り出したあと、部屋では脱走が成功するかの賭けが始まったが、一人セフトン(ウィリアム・ホールデン)は悲観的だった。間もなく外から銃声。2人は銃殺されたのだ。
待ち構えていたかのように脱走が見つかったことから仲間内で「スパイ」の存在が取りざたされ
セフトンに疑いの目が向けられた

【感想】
スイスの国境に近いドイツの第17捕虜収容所を舞台に、捕虜のアメリカ空軍軍曹たちの数日間を描く作品。
監督はビリー・ワイルダー、元は舞台劇だそうです。


脱走や房の家捜し、スパイなど収容所ものらしいシークエンスでスリルも味わえるんですが
ウィリアム・ホールデン演じるセフトンの「営業」や「エンターテインメント」を通じ、
不自由な中、なんと収容所生活を潤いのあるものにしようとする捕虜たちの日常の工夫が楽しくてワクワクします。
stalag-17b

ネズミのレースも楽しいですが、私が好きだったのはクリスマスを祝うパーティーシーン。
ささやかなクリスマスツリー、ピンポン玉のポンポンを飾りつけた房での男同士のダンス。
精神を病んで喋らなくなってしまった者へのプレゼントや、女が恋しくてたまらない仲間に女装でダンスしたり
仲間同士の結束や優しさの描き方も心地いいんですよね。

列車爆破の罪を問われた中尉を匿った場所は無理ありすぎ とか
気になるところもあるけれど、オスカーをゲットしたウィリアム・ホールデンのクールな活躍もあってバランスの取れた面白い映画でした。

ところで、実は今回観たのはオットー・プレミンジャー目当てでして(笑)
1953年の作品なので『天使の顔』と同じ頃ですよね。
プレミンジャーは収容所の所長を訛りのある英語で豪快に演じています。
スパイと通じた憎たらしい役ではあるんですが、ちょっとユーモラスなところもあって
強面だけどなんとなく憎めない。
下のクリップシーンも楽しそうですね。プレミンジャー グッジョブ!でした。

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コメント
この記事へのコメント
あ~、私もパーティーシーン好きでした。
詳細すっとんでるとこあるので、また観たいな~~
2015/09/20(日) 23:06:55 | URL | じゅり #79D/WHSg[ 編集]
じゅりさん>
捕虜収容所ものだけど殆ど暴力描写はなく、逆に楽しいシーンがいっぱいでしたね。
パーティーシーンはほのぼのしました。
キリスト教圏の人にはクリスマスってやっぱり大事なんだね~。
2015/09/21(月) 07:04:03 | URL | alice #79D/WHSg[ 編集]
この映画は2回は観ていると思いますが、ナチスドイツでも、アメリカ軍などの捕虜の扱いは国際法を守っていたのだなと思いました。「大脱走」も捕虜の扱いは悪くはなかったと記憶しています。対照的に東南アジアでの日本軍の捕虜の扱いはひどかったみたいですね。とりわけオランダ兵の捕虜の扱いはひどかったようで。
2015/09/21(月) 08:10:43 | URL | yymoon #79D/WHSg[ 編集]
yymoonさん>
ご訪問コメントありがとうございます。
ほんと、書き忘れましたがそのことは一番に感じましたね。
どこまで真実かは不明ですが、持ち物検査などの制限はあるにせよ、労働を強いるでもなく決められた範囲を超えなければある程度の自由は確保されていて、衣食もそれなりに足りてる様子だし。
昨年だったか日本軍のイギリス兵捕虜に対する扱いを描く映画を観て、その暴力描写に映画館で居心地の悪い思いをしました。オランダ兵に対してはもっと酷かったんですか・・
悲しい歴史ですね。
2015/09/21(月) 09:06:44 | URL | alice #79D/WHSg[ 編集]
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