映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
【音楽】『Far from the Madding Crowd』からLet No Man Steal Your Thyme
2015年06月30日 (火) | 編集 |
今日は先日紹介したキャリー・マリガン主演の『Far from the Madding Crowd』サントラから キャリー・マリガンの歌う「Let No Man Steal Your Thyme」を。
映画の中ではマイケル・シーンと一部デュエットしています。
キャリーの穏やかな歌声好きです。


関係ないけどこのサントラのジャケ写真みると、英国ドラマミニシリーズ
『The Virgin Queen』(2005)のポスターのトムハを思い出してちょっとドキドキします(笑)


【映画】ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~
2015年06月28日 (日) | 編集 |



ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~(2014)アメリカ
原題:A Girl Walks Home Alone at Night
監督/脚本:アナ・リリ・アミールポアー
日本公開:2015/9 

感想
イラン女性特有のフード付の黒いガウン(正式名知りません)に身を包み、夜の通りにボーっと立つ美貌の娘(シェイラ・ヴァンド)は、ある晩、売春婦と間違えられ、街のならず者ドラッグディーラーの家に連れて行かれます。
しかし、男が手を出そうとした瞬間男に牙をむく。
彼女は悪人たちの血を吸って生き続けるヴァンパイアだったのです~。


イライジャ・ウッド製作総指揮、イギリスに生まれ、アメリカで育ったイラン人女性監督アナ・リリ・アミールポアーのデビュー作。
イラン人キャストによる架空のイランの街を舞台にした作品ですが、ロケ地はカリフォルニアでアメリカ制作。
女性監督と、わざわざ「女性」を付けるのは差別だと言う監督もいるけれど
私としてはどうしても「女性ならでは」な部分を探したくなります。
本作の場合、ヴァンパイアの葛藤を女心として描いてるところがそうかな。


ヴァンパイア娘(と書くのは彼女に名前が与えられてないから)は、麻薬ディーラーを殺したあとすれ違った青年(アラシュ・マランディ)と再会し交流する。
ピチピチな若者の血を欲しくないはずはないんですが、娘は青年を殺さない。
警戒することなく、純粋に娘に好意を示す青年に彼女は孤独を癒されたのでしょう。
一緒にレコードを聴きたい、バケモノだと思われたくない、でも美味しそうって思ってるに違いない。彼女の葛藤を勝手に想像してしまうから、画面が暗転するたびに
食ったのか?と変な緊張が走るんだよね。
イヤリングの発想も女性ならでは
ホラーやコメディというより、幻想的な青春ものといったところか。
クールなモノクロ映像がジャームッシュ風で美しい。
荒廃した町で起きる出来事を夢のように描いているのは『ロスト・リバー』にも似てますね。

たまにマカロニウエスタンしてしまう音楽の使い方も面白い。
そして青年の飼い猫のニャンコがいい演技するんです。
猫好きさんにはたまらないかも。



【映画】吸血鬼ドラキュラ -追悼-クリストファー・リー
2015年06月26日 (金) | 編集 |


吸血鬼ドラキュラ(1958)イギリス
原題:Horror of Dracula
監督:テレンス・フィッシャー


あらすじ
吸血鬼と伝えられるドラキュラ伯爵(クリストファー・リー)の正体を探るために、その邸内に司書として住みこんだジョナサン・ハーカー(ジョン・ヴァン・アイセン)は、広間で美しい女(ヴァレリー・ゴーント)に救いを求められたが、彼女を抱きよせた瞬間・・

感想
先日93歳でお亡くなりになったクリストファー・リー
テレビで特集放送があり、初期のドラキュラ作品を見ることができたので遅ればせながら追悼させていただきます。
今回観た『吸血鬼ドラキュラ』はイギリスの老舗映画会社ハマー・プロダクションの記念すべき第一回制作作品にして、9本制作されたドラキュラシリーズの第1作目とのこと。ブラム・ストーカーの原作を元にした王道というべき1本でした。
本作でドラキュラ伯爵を演じるのが勿論クリストファー・リー
リー様は上背があるので、美女たちの怯えた視線の向こうに静かに立ち尽くすだけで威圧感があります。
黒いマントを翻し、画面全部を覆ってしまうという演出は今観ても斬新



血を吸う直前、美女のお顔をひと舐めするような、ちょいエロな様子をみせるのもあって、画面が暗転したその瞬間、ナニやってるの?と思わせるのもいいよね(笑)



ただ、棺に横たわるリーさまのお顔はちょっと優しそうで
血が付いたままの口元も間抜けに見えて怖くない(笑)
近くに美女を一人お仲間においておきたい寂しがりやさんなのもかわゆいしね。



一方、ヴァン・ヘルシング教授を演じるピーター・カッシング
上品で紳士なのに凛としてストイック、咄嗟の動作の機敏さが意外さも感じさせてくれて
今更ながらカッコいいっすなぁ。
このお2人の相反する魅力がシリーズの人気に繋がったのも納得。
恐怖を守り立てる音楽、テレンス・フィッシャー監督の無駄のない演出もあって
古い作品ながら色あせないドラキュラ作品に仕上がってますね。



今回は怖さでは美女のほうが上だったので↑、リー様作品もう少し観ていこうと思います。




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【映画】しあわせはどこにある
2015年06月26日 (金) | 編集 |


しあわせはどこにある(2014)イギリス/ドイツ/カナダ/南アフリカ
原題:Hector and the Search for Happiness
監督:ピーター・チェルソム
日本公開中

あらすじ
ロンドンに暮らす精神科医のヘクターは、患者たちの不満や悩みを聞き続けているうちに、自分まで何が幸せか分からなくなってしまう・・・
 
感想
サイモン・ペッグ主演で描くしあわせさがしの物語。

本作でペッグが演じるロンドンの精神科医ヘクターは完璧な恋人(ロザムンド・パイク)と完璧な暮らしを送っている。
しかし毎日患者の悩みや不満を聴き、患者を幸せにできないことにジレンマを感じるヘクターは自分自身の幸せにも自信がなくなってくる。

幸せってなんだ?
ヘクターはリサーチのため旅に出ることを決意する。


まずキャストが素敵ですね。
ペッグとロザムンド・パイクが恋人同士って合わないんでは?と思ったのだけど
ペッグは思いのほかカッコいいし、パイクはヘクターを好きでたまらないクララを可愛らしく演じていてこのカップルが微笑ましい。


でもヘクターの靴下用の引き出しからある写真をみつけたクララを見て
一瞬怖い思い出がよぎるんだよね(笑)

ま、そんな演出が狙ったものかどうかは不明ですが、
不穏な空気のたちこめる中、ヘクターはクララを置いて旅に出ます。




幸せのリサーチ。
旅でヘクターが発見していく人それぞれのしあわせには、深く考えなければホッコリ感動できる。
最後にヘクターがたどり着くところにも納得で、素敵なお話ではあるんですけど・・
本当に知りたいものが最後まで語られることなく終わってしまうため、もやもやが残ってしまったんだよねぇ。
っていうか、語られた?私が途中寝たのか?

子供の心を引きずる彼が、責任を果たす大人になることを恐れるのは理解できる。
でも冒頭の飛行シーンは何を意味するのか
ヘクターの幼少時代に何があったのか、母親との関係はどうだったのか
愛するものを失った経験が人を愛すことに恐れを感じさせているのか 等
彼が子供のまま成長しきれていないことに通じる理由を、もう少しだけ語って欲しかった。

それでもペッグはヘクターにぴったりで彼の存在感がかなり映画を引き上げているのは確か。センチメンタルに走りすぎるとは思うものの、渾身の演技に力量を再認識したしね。
豪華な共演者もそれぞれ適役でチャーミングな映画には違いない。
なので物凄く惜しいけど嫌いじゃないです。



2015/6/17投稿

『マッド・マックス/怒りのデス・ロード』のギター野郎は何者?
2015年06月25日 (木) | 編集 |
『マッド・マックス/怒りのデスロード』が日本でも大好評のようで
トムハファンとしても嬉しい限り!
トムハ@マックスについて語りたいことは沢山あるんだけど、今日は巷で噂のあいつ
そう、ゾンビマンさんも「2015年の最強キャラ」と絶賛するギター野郎の話をしようと思います。
彼の呼び名は"The Doof Warrior"
映画の中ではウォーボーイズたちの士気を鼓舞する応援団長的な役どころですね。
もうね、走るトラックの前に立ち、火を噴くエレキでロックする
山車か?!と突っ込みたくなるけど
その姿がスクリーンに登場するごとに痛快さににやけが止まらないんですよ(笑)



見よ!応援団長か、雷さまか
文太さんも真っ青のスピーカー満載のこのトラック!!

ミラー監督は映画に登場する全てのキャラにバックストーリーを持たせてるらしく
ドゥーフ・ウォーリアーはイモータン・ジョーに子供の頃に拾われ、音楽の教育を受け育てられたらしい。
あと、彼の父親はどうで とかの細かい背景もあるらしいけど
掘り下げ過ぎると神秘性が薄れてしまって、かえってつまらなくなる。
うっは!火噴いてるよ~!!なんじゃこいつ!!
クレイジーー!!!
で十分だよね(笑)
ところで「これを演じてる人は何者?」との興味から少し調べてみたよ。



この方、本名をショーン・ヘイプさんと言い、iOTA(アイオタ)という芸名で活躍するオーストラリ人ミュージシャン。
音楽活動の傍ら『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』や『ロッキー・ホラーショー』などのミュージカルで主役をこなし、マルチな才能を発揮されてますね。

こちら『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のミニスカートのアイオタ。美脚!

ライブでの歌唱もお見事


『マッド・マックス/怒りのデスロード』
アメリカでは『ジュラシック・ワールド』に押されたか、もう上映回数も少なくなっちゃった。
盛り上がりとしてはもうひとつだったかも。
日本の方が俄然熱いよね!
台詞少ないけどトムハも頑張ってるのでヨロシク~。