映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
ハロウィン!ホラーファン向けお勧めコスチューム
2013年10月31日 (木) | 編集 |



気がつけば日本はハロウィンになってしまいました。(こちらは現地は明日だけど~)
先週、植物園に行ったら一面カボチャで飾られ綺麗でした。
カボチャの家も可愛かった!

今日はホラーファンならこれ!というハロウィンコスチュームをご紹介。

吸血鬼やフランケンシュタインなどの古典もいいけれど
新しいものもねってことで、こんなラインナップです。

まずは
①『武器男
手や体の一部に釜やはさみ、もしくはオカマやプロペラその他工具、
なんでもくっつけちゃえ!
ポイントはナチスドイツのユニフォームに腕章。
ナチスのシンボル ハーケンクロイツもお忘れなく
竹馬に自信のある方はモスキートに挑戦してね。






②『キャリー
クロエちゃんにしたかったけど、インパクトはやはりオリジナルのシシー!!
彼氏と一緒に、クルクルダンスしながら街を闊歩してください。
豚血を撒き散らすのを忘れずにw





③『死霊館』のアナベル人形
左は本物、右は映画用 お好きな方で




④『サイレントヒル』の三角頭とバブルヘッドナース
ナースはこの足の形を崩さずに歩く練習から






⑤『遊星からの物体X ファーストコンタクト』(2011)
お顔バックり!!



ブリッジに自信のある方はこの体勢からのくっつき攻撃をお勧めします





あと、ペットでやって欲しいのは
⑥『フランケンウィニー
尻尾は振ると取れるようにセットしてね。






最後に・・
ホラーではないですが、今年は何故かニコラス・ケイジの仮装が流行るらしい(笑)
正確に言うと、仮装したニコラス・ケイジの仮装w
ニコラス・ケイジのお面を被って映画のキャラクターの仮装を楽しみましょう。
お面をプリントアウトできるサイトこちら


このお面を被れば、こんなのとか



こんなのも出来るかも



ちなみにこれは!!??意味不明w




これになるとかなり上級者でしょ




みんな挑戦してね!
Happy Halloween !! 






恐怖ノ黒洋館
2013年10月31日 (木) | 編集 |



ハロウィンホラー祭を地味に開催してます
今日はカナダの新人監督ロドリゴ・グディノによるオカルトホラー作品『恐怖ノ黒洋館』。

恐怖ノ黒洋館 (2012)カナダ
原題:The Last Will and Testament of Rosalind Leigh
監督:ロドリゴ・グディーニョ
出演:アーロン・プール、 ヴァネッサ・レッドグレーヴ、 ジュリアン・リッチングス、 スティーヴン・マッキンタイア
日本公開:2013/10/26
 
骨董収集家のレオンが母ロザリンドの遺した実家を訪れる。
父親が自殺し、母親を嫌い、若くして家を飛び出したレオンだったが
母親から受けた虐待の記憶は今もレオンの心に影を落としている。
歩いて回るうち、レオンは屋敷内に不穏な気配を感じ・・





シッチェス映画祭 ファンタスティックセレクション2013」として公開中の作品です。
登場するのはレオン(アーロン・プール)のみ
死んだ母親の声がボイスオーバーの形で入り、心理療法士兼恋人との電話の会話で、
レオンの過去と母親との関係を明かすつくりです。
私たちはレオンとともに、母のカルト的な信仰について知ることになり、
さまざまな怪現象も目撃することになるんですが・・




とにかくこれ、いろいろに凝ってて奥が深い。
たとえば「ナイフを落とせば男性、スプーンを落とせば女性の訪問者がある。
フォークを落とせばどちらでもない」と書いた額があって
フォークを落とした直後に隣人が戸を叩く。

カメラは隣人の姿を映さず、男でも女でもないとしたらこいつは何だという話になります。
オカマとか言いっこなしねw
さらに隣人は「森には病んだ獣が出るから注意しろ」と警告する。
「家に入っていいか」と言う隣人にレオンは「後で」と言うんですが
彼は後でえらい目に遭うんですよね。

隣人は何者で、彼の言う獣とは?等、それぞれに込められた意味を考えるのも楽しい。
台詞や家の中の小物に謎を解く鍵が仕込まれてるから、ミステリーファンにも楽しめると思います。
ただし、その解釈は見るもので異なるでしょうね。
そもそもレオンが実際に屋敷を訪れたのかというところさえ怪しくなる。

確かなのは、レオンを自分の信仰に導こうとして叶わなかった母親が、そのことを悔い
寂しく死んでいったという事実。
監督の実体験が元になっているということなので、レオンは勿論監督自身でしょう。
おそらくは母親と疎遠であったことを悔やむ監督の、母親への追悼の意が込められているのかと思います。

生きているうちに分かり合えなかった親子の、悲しい悲しい物語ですね。

ヴァネッサ・レッドグレーヴの悲しみを湛えたボイスオーバーがミステリーを引っ張り
オカルト風味のゴーストストーリーに深みを与えています。さすが大女優。


武器人間
2013年10月29日 (火) | 編集 |



さてと、ハロウィン・ウィークとなりました。
週末、植物園に行ったら一面カボチャで飾り付けしてて可愛かった~。
しかし、シネマ・クレシェンド的には勿論ホラーで彩を添えねばなりません(笑)
まずは、まもなく日本公開のこんな作品から。
武器人間 (2013)オランダ/アメリカ
原題:Frankenstein's Army
監督:リチャード・ラーフォースト
出演:カレル・ローデン、 ジョシュア・サッセ、 ルーク・ニューベリー 、 ロバート・グウィリム 
 アレクサンダー・マーキュリー
日本公開:2013/11/2
 
第二次世界大戦末期のドイツ東部を舞台に、
ある任務を遂行するために偵察に訪れたソ連の部隊が遭遇することになる恐怖を描く作品です。

『ムカデ人間』しかり
オランダってのは、色んなものを縫い合わせるのが好きなのね(笑)
今回縫い合わせるのは、肛門と口・・ではなく、なんと人間と武器!
敗戦の色が濃くなったナチスドイツが、人間に鋏や刀などを装着した武器人間を作り出し最終兵器として最後のあがきをしようってわけですね。

この武器人間を作るのが、フランケンシュタイン博士の末裔という設定
いわゆるマッドサイエンティストものですが、
博士なりに戦争を終わらせる構想があったりして、それがまたクレイジーで笑える。






知ってる役者はいないし、フッテージが見つかったという設定が有効だとは言えないしストーリーに深みがあるわけでもない。
でも、クラシックの名作をひねって、ゴアなスプラッターホラーに仕上げてるのがポイント高く武器人間たちのユニークな個性もあいまって、『ムカデ人間』同様に
カルト化しそうな気配を漂わすんですよね。

モンスターたちは『シザーハンズ』よろしく手にはさみがついてたり、まさに武器人間。
中にはテディベアに人の頭をくっつけただけとか、まるで戦えそうにないものも多しw
そんなわけ分からんところも面白さでしょうね。
彼らは武器人間製造のお手伝いまでする可愛いやつ。
ま、ゾンビ同様、脳みそなさげで、情の入り込む余地などないところが怖いところですけどね。
個人的にはナチスマークのついた掃除機をみたいな子がお気に入り。
今年のハロウィンの仮装にいかが?

ってもう遅いか。






復讐をテーマにした映画 10本
2013年10月27日 (日) | 編集 |
では、まとめ
「復讐をテーマにした映画」今回も観たことのある映画から10本選んでみました。
 
①黒衣の花嫁
②みな殺しの霊歌
③いぬ
④眼には眼を
⑤発情アニマル
⑥スティング
⑦フューネラルク
⑧ロッシング・ガードオ
⑨ールド・ボーイ
⑩狼たちの処刑台

①花婿を殺されたジャンヌ・モローが、多様な手段で冷酷に復讐を実践する様子が面白いトリュフォー作品。
③服役中に妻を殺されたギャングの悲哀。強盗計画をタレこんだ「いぬ」は誰なのかちょっとややこしいけど、ジャン=ポール・ベルモンドがかっこよくてお気に入り。
④急病の妻を死なせてしまったアラブ人の男が、病院のフランス人医師に恨みを抱く。異人種間の分かり合えない感が妙に怖い。
⑥詐欺師のプライドや友情が痛快 
⑦マフィアの世界に生きる男たちとその家族の葛藤が重くやるせないが、渋かっこいい。
⑧交通事故で娘を亡くした父親と加害者の魂のぶつかり合いを描くショーン・ペン監督作品。復讐しか考えられなかった父親が最後に娘の死を受容するところに感動があった。
⑨こんな複雑な復讐の構図が今まであったっけ?な一本
⑩『狼~』がつくビジランテ映画の流れ。老いた身体で復讐に生きるマイケル・ケインの悲哀がたまらない。

今回は、一般的なセレクションからは外れるかもだけどバラエティに富んだ復讐映画を選んでみました。
どうでしょう。 今週はハロウィンウィークということで、明日からは恒例のホラー祭を開催します。
 

みな殺しの霊歌
2013年10月26日 (土) | 編集 |



「復讐を描く映画」シリーズ、めずらしく邦画で締めます。

みな殺しの霊歌(1968)日本
監督:加藤泰
出演:佐藤允、 倍賞千恵子、中原早苗、 応蘭芳、 角梨枝子、 松村達雄、  菅井きん
ひとりの女が情交の後惨殺された。
半月のうちに、被害者と友人関係にあった女たちが次々と殺され、警察は連続殺人事件として捜査を進めるも、犯人を特定できずにいた。。


犯人(佐藤充)の姿は最初からスクリーンに映し出されていて
本作が犯人探しを主眼にしたミステリーでないことは分かります。
川島と名乗る男は、事件後小さな食堂に立ち寄り、店員春子(倍賞美津子)に魅かれ始める。
男と春子の純な交流にしばしホッとするのもつかの間、彼は新たな殺人に手を染める。
男にはどうしてもやり遂げなければならない復讐があったのです。


この映画がカルト的な位置づけにあるのは、まず
犯した後に惨殺するというインモラルな殺害方法があるでしょう。
そして、ひとつには犯人の「動機」にもあるでしょうね。




美しいもの、本当に大切にしたかったものを不条理に奪われた男の憤り
もしも春子と一月早く出会っていたら、
彼の空虚な心が春子という希望で満たされつつあったならば
事件は起きなかっただろうと思うとやるせない。
幸せを掴めそうで掴めない男と女の悲しい物語として印象に残りました。

春子の幸せを願う食堂のおやっさんの思いとか、昭和ならでは人情が滲むのがいいね。
『男と女』を意識したかのようなシャバダバダ系の音楽は、ドロドロした物語には不似合いに感じたけど
切ないノワールを盛りたてた 気もする。