映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
本当にあった怖い話『ポゼッション』
2013年04月29日 (月) | 編集 |



オークションサイトに出品された忌まわしい木箱を巡る奇怪な実話を基にした「とり憑かれもの」ホラー。
ポゼッション(2012)アメリカ
原題:The possession
監督:オーレ・ボールネダル
出演:ジェフリー・ディーン・モーガン 、キーラ・セジウィック、 ナターシャ・カリス
日本公開:5/25
 3か月前に妻(キーラ・セジウィック)と離婚したクライド(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、週末に2人の娘と過ごすのを楽しみにしていた。しかしある日、ガレージセールで古めかしい木箱を買ってからというもの、次女のエミリー(ナターシャ・カリス)の様子が一変してしまう。

 2004年に「ロスアンジェルス・タイムズ」に掲載された記事にサム・ライミが興味を持ち、オーレ・ボールネダルを監督に据え製作されたホラーです。
その記事とは、オークションサイトEbayに出品された木箱について。Ebayの投稿ページには、最初のセラーがエステートセール(遺品を売るガレージセール)で木箱を手にした経緯とその後に起こった不思議な出来事が、さらには、その木箱を興味本位で落札した大学生に起きた恐怖体験が切々と綴られています。

 そもそも木箱は103歳で死んだポーランド人女性が、移民時に祖国から持ってきたもので、「絶対に開けてはいけない、自分が死んだら一緒に葬って欲しい」と家族にお願いしていたもの。けれどユダヤ教の慣わしからそれが叶わず、処理に困った孫娘がエステートセールに出したらしい。その木箱が何であるかについても記載されてますが、映画のネタバレになるので控えます。
興味のある方は、こちらのオフィシャルサイトにEbay投稿記事などがそのまま載ってるのでチェックしてください(英語)。




 というわけで、映画はその実話を基に、ガレージセールで木箱を手にしたエミリーに起きる奇怪な出来事と父親クライドの苦悩を描くもの。知らずに観たけど、2人の投稿者に起きたことを再現した形ですね。
 一家の次女エミリーを演じたナターシャ・カリスは、自分に起きる変化に悩み、徐々に邪悪なものに身体を乗っ取られていく様子を繊細かつ迫真の演技で見せていて上手い。
 サム・ライミ製作とあって『スペル』に似た描写もあります。
悪魔憑きとしてはそれほど目新しさがないということで評価は低め。個人的にはユダヤ系のエクソシストということで興味深かったし、両親の離婚によりバラバラになった家族が、恐怖を乗り越えながら心を一つにしていく話でもあり、面白く観ました。続編もありかな。


 
 




近所の映画館がグランドオープン
2013年04月27日 (土) | 編集 |



近所にオープンした映画館の初日に行ってきました。
ここはフルサービスで食事ができるマーキー・スィーツとワイドスクリーンが売りの
12スクリーンのこじんまりした映画館です。
今日はワイドスクリーン&マーキー・スィーツでトム・クルーズの『オブリビオン』を見ました。

映画の感想はまたあとで書きますが、
やっぱりこの映画でマーキーをセレクトしたのは間違いだった(笑)
オーダー取りやサーブに人がウロウロ、
慣れないから別の人のところに持っていったりとかなりの混乱振りで
覚悟はしてたけど、映画に集中する環境じゃなかったですね(笑)

行くのが遅かったので席は後ろの方で、ワイドスクリーンを堪能できないばかりか
私の席からはスクリーンが手すりでさえぎられた(泣)
この作りは最低。
設計した後に、手すりがないと危ないってことになったんだろうか。
次からは前の席を選びます。



まぁでも、無料チケットを2枚もらえたし、楽しかったのでよしです。
車で6分なので歩いて行こうと思えば可能ですしね。

ちなみにシートはこんな風。
テーブルのボタンを押すと係りの人が注文を聞きにきてくれます。






↓これはサイトのフェイスブックから写真を拝借
映画を観なくても、マーキー・スィーツのバーは利用できるようで
田舎町に登場したちょっとしたお洒落空間ですね(笑)




 




大リーグ初の黒人選手を描く『42~世界を変えた男~』
2013年04月27日 (土) | 編集 |



42~世界を変えた男~(2013)アメリカ
監督:ブライアン・ヘルゲランド
出演:チャドウィック・ボーズマン/ハリソン・フォード/ニコール・ベハーリー
日本公開:2013/11/1
 米メジャーリーグドジャーズ幹部のブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は、黒人リーグで活躍していたジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)をメジャーにスカウトする。

 米大リーグ初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンの伝記です。
1945年のアメリカは人種差別の真っ只中。ジャッキーが最初に入団する南部では公共のトイレや水のみ場も黒人用に分けられている。野球も黒人のスポーツではなく、チームメイトからは疎まれ、球場ではブーイング、審判にも退場を告げられたりと、行く手は困難を極めます。
そんな中、ドジャースに移ったジャッキーは背番号42を手に入れる。徐々に力を発揮し、差別の壁を壊していく様を、たっぷりの野球シーンで描く作品でした。





 まず、ジャッキー・ロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマンが魅力的ですね。もともとは切れ易い青年だったジャッキーが、スカウト時にリッキーに「我慢し自分をコントロールする」ことを指導され、数々の差別発言にも必死でこらえる姿は泣けます。そんなジャッキーを支えた妻も偉い。


 
 やがて、ジャッキーの存在が選手の心を動かし、チームが一体になっていく様子には胸が熱くなります。
スコセッシ並の眉毛で一見お茶目なオジさんブランチ・リッキーを演じたハリソン・フォードもいいのですよ。
野球を通し人種差別撤廃を図った彼の貢献は大きい。
ジャッキー役のボーズマンともに、本物に少し似てますね。



 監督&脚本は『ROCK  YOU! [ロック・ユー!]』『悪霊喰』のブライアン・ヘルゲランド
『LAコンフィデデンシャル』『や『ミスティック・リバー』の脚本も手がけてますね。
名作と駄作の差が大きいかな。でも今回は大成功でしょう。
スポーツを介し、人と人が距離を縮める様子も自然で感動的。
野球ファンが観ても十分に楽しめる映画に仕上がってると思います。お勧め









チャイルドコール 呼声
2013年04月26日 (金) | 編集 |





『隣人 ネクストドア』のポール・シュレットアウネ監督作品をもうひとつ。
『ミレニアム』シリーズのノオミ・ラパスを主演に迎えたサイコスリラーです。

チャイルドコール 呼声(2011)ノルウェー/ドイツ/スウェーデン
原題:BABYCALL/THE MONITOR
監督: ポール・シュレットアウネ
出演: ノオミ・ラパス、 クリストッフェル・ヨーネル


夫の暴力が原因で、郊外に居住することになったアナ(ノオミ・ラパス)と8歳の息子のアンデシュ(ヴェトレ・オーヴェンニル・ヴァリング)。息子の安全のためアナは電器店で監視用音声モニターを買う。ある晩、モニターの混線により子どもの悲鳴を聞いたアナは、ほかの部屋で子どもが暴行を受けているのではないかと考え始める。(yahoo映画より)

これね、『隣人~』を観たあとなもので、映画が始まって6分ほどで
ははぁーーんそういう映画ね、って悟ってしまうんですが
途中で、あれ、そういうんじゃなかったわけ?となって、結構振り回されます(笑)





ノオミ・ラパス演じる母アナと息子の物語に、モニターから流れる子供の悲鳴の正体
はたまたアナに親切にしてくれる電気屋の店員(『隣人~』のクリストッフェル・ヨーネル)のエピソードも絡んでいて、ちょっと頑張りすぎ。

ま、3つの親子の物語と考えればそれもいいのだけど、
『隣人~』では上手さと感じた練りや作りこみが今回は裏目に出たというか
反則に感じたというのが正直なところ。

終始神経質なノオミにプラスして電気屋の彼もどこかオドオドで、観てて疲れましたわ。
終わってみれば、哀しいまでの母の思いが伝わって、嫌いじゃなかったんですけどね。


 

■トラックバックいただいてます

Tracked from いやいやえん at 2013-10-21 09:43 x

タイトル : チャイルドコール/呼声
ノオミ・ラパスさん主演。 片時も息子から目を離さないでいるアナの姿。一緒のベッドで寝て絶対に側を離れない様子はどこか違和感。それもそうなのです、元夫の暴力から逃げていると言う設定なのですから。資料には父親が息子の頭部を水中に押し付けて…との記述もありました。 しかし一緒に寝るのを止めるため、チャイルドコールを購入するに至るんですね。不安定な精神状態のアナをノオミさんは繊細に上手く表現されてたと思います。バスで出会い、チャイルドコールを買った店の販売員ヘルゲは繊細ないい人でした。 しか......more

 


Tracked from ★yukarinの映画鑑.. at 2013-12-10 13:13 x

タイトル : チャイルドコール/呼声
【BABYCALL/THE MONITOR】 2013/03/30公開 ノルウェー/ドイツ/スウェーデン 96分監督:ポール・シュレットアウネ出演:ノオミ・ラパス、クリストッフェル・ヨーネル [Story]ノルウェーのオスロ。夫の暴力から逃れるため、保護監視プログラムによって郊外のアパートに暮......more







チャールズ・ブロンソン『狼よさらば』
2013年04月26日 (金) | 編集 |



勝手録画含めTiVoの録画数280本、いつのまにか容量の87%を使用中につき
頑張って観て消化していかないといけません。
ということで、今日は大昔に観て記憶も曖昧だった『狼よさらば』を観ました。
狼よさらば(1974)アメリカ
監督:マイケル・ウィナー
出演:チャールズ・ブロンソン、 ホープ・ラング、 ヴィンセント・ガーディニア、 スティーヴン・キーツ、 ウィリアム・レッドフィールド、 キャスリーン・トーラン
  チャールズ・ブロンソン演じる主人公が強盗に妻を殺され、娘を廃人同様にされたのをきっかけに、
自ら銃を手に夜の街に繰り出し、街のチンピラどもを処刑していくという自警もの。
後のビジランテものに「狼」と付くのはこの影響でしょうね。

 冒頭のハワイのシーンで、妻とのラブラブぶりを見せ、突然愛するものを失った男が怒りの矛先を街にはびこるチンピラに向ける。ブロンソンの、寡黙ながら執拗な処刑人ぶりはとても平凡な一般人とは思えませんが、渋かっこいいからよしでしょう。

 対する警察の対応もちょいと粋ですね。
ビジランテを治安向上に利用するなんて実際にあるんだろうか。
普段は渋いブロンソンがちょっとお茶目に決めて
次はシカゴを舞台に大暴れするのを仄めかすラストも上手い。

あ、でも次の作品は『ロサンゼルス』?なんでやねん~^^;
チンピラの中に蝿男になる前のジェフ・ゴールドブラム発見!