映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
フューネラル
2010年11月22日 (月) | 編集 |

1996年(米)
監督:アベル・フェラーラ
出演:クリストファー・ウォーケン/クリス・ペン/ヴィンセント・ギャロ/ベニチオ・デル・トロ/イザベラ・ロッセリーニ 
   アナベラ・シオラ/アンバー・スミス
【ストーリー】
テンピオ一家の三男、ジョニーが殺された。冷徹な長男レイと、気が短い次男チェズは復讐を誓い、ファミリーと対立しているスポグリオに目を付ける……。
■感想
マフィアの世界に生きる男たちの絆と生き様を、壮絶に描くドラマです。
監督は『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』 (1992)のアベル・フェラーラ
 
1930年代、ニューヨークのイタリア系マフィア、テンピオ一家の三男、ジョニー(ヴィンセント・ギャロ)が殺され
3日に渡る葬式が執り行われようとしていた。
棺に納められたジョニーの亡骸に報復を誓う長男レイ(クリストファー・ウォーケン
一方、次男のチェズ(クリス・ペン)は悲しみを超えた怒りにいきり立ち、街へと飛び出す・・・・。
 
時間軸を前後させ、ジョニーは誰に、何故殺されたのかを辿りながら
血を血で洗うマフィアの世界に生きる男たちと、その家族の葛藤をあぶりだす作りです。
 
常に死と背中合わせで生きるわけだから、まともな精神ではいられないでしょうね。
長として冷徹に徹するのがウォーケン、
ルールを無視したアウトローぶりで共産主義に傾倒していく歳の離れた三男ギャロ
そして、どちらにもなれず、精神を衰弱させている次男のペン
 
兄弟それぞれのキャラがきっちりと描かれ、(といってもギャロは大半死体役ですがw)
ウォーケンの妻アナベラ・シオラ、ペンの妻イザベラ・ロッセリーニといった渋い女優陣が
その葛藤を浮き彫りにさせる役割を担ってるんですね。
精神を病んだチェズの危うさを、妻のイザベラの怯え方で見せているのもうまいところ。
新たな抗争を予感しつつも、何も出来ないアナベラの無力感が
どんよりとした不安感を持続させ、そうして迎える衝撃のラスト。
ペンがそこで一瞬見せる、子供のような泣き笑いの顔が悲しかった。
まぁ、ちょっと松村 邦洋に見えてしまったことは、ここだけの内緒ということでw

クリス・ペンはこの演技でヴェネチア助演賞を受賞
生きていたら兄ショーン・ペンに並ぶ逸材になり得ていたかもと思うと残念です。
 
デル・トロもこの頃が一番綺麗
 
観終わってやるせなさが残りますが、音楽のよさもあって、
この雰囲気は好きですね~。渋い音楽を載せたかったんだけど見つけられず
とりあえずトレーラーをば。



 


あの胸にもういちど
2010年11月11日 (木) | 編集 |


1968年(フランス)
監督:ジャック・カーディフ
出演:アラン・ドロン/マリアンヌ・フェイスフル/ロジャー・マットン/マリウス・ゴーリング
プチ・ドロン祭り 2本目
■感想
これはもうドロン様映画というよりも、マリアンヌ・フェイスフルのプロモーション・ビデオでしたね~。
マリアンヌさんのキュートなこと。
そしてなんといってもナイス・バディ!
当時ご覧になった方の中には、『やわらかい手』のイリーナおばさんにショックを受けた方も多いかな(笑)
 

夜も明けきれない、とある朝、夫の寝息を聞きながら
まどろみの中に、ちょっぴりエロい夢を見るレベッカ(マリアンヌ・フェイスフル
しかし、彼女を官能に導くのは、隣に眠る夫ではないんですね。
そっとベッドを抜け出すレベッカ
映画は、ナイスバディをレザースーツに滑り込ませ
夜も明けきれない街へとバイクを走らせるレベッカの行く末を過去を交錯させ描く作りです。
 
回想シーンではドロン様との出会い、再会、
そして結婚までの数週間のランデブーが描かれるのですが
レベッカは夫と結婚してもドロン様を忘れることが出来なくなるのですな。
そりゃそうだわなぁ。

この映画でのドロン様は、ちとエロくて笑っちゃいます。
レザースーツの上からマリアンヌの胸をまぁるく触ってみたり
ファスナーを口にくわえてレザースーツの前を開けてみたりw
とにかくレザースーツがエロを高めるのに大活躍なのです(笑)
 
もうすぐドロン様に会える!私はもうあなたのもの!!
喜びを全身で表現しながらバイクを走らせるマリアンヌが可愛らしく
それだけにガビビーンなラストに、さすがフランス映画 と息を呑むしかないですね。