映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
【映画】 47 RONIN
2014年05月30日 (金) | 編集 |






47 RONIN(2013)アメリカ
原題:47 RONIN
監督:カール・リンシュ
出演:キアヌ・リーヴス、 真田広之、 浅野忠信、 菊地凛子、 柴咲コウ、 赤西仁、 田中泯、 ケイリー=ヒロユキ・タガワ


 ご存知”忠臣蔵”をハリウッドがファンタジー仕込に作り上げた一本。

キアヌ・リーヴスを赤穂藩藩主・浅野内匠頭に命を救われた混血の異人として登場させ、真田さんはじめ、ハリウッドで活躍する俳優人を起用していることでも話題になりました。
先にも書いたように、これファンタジー仕込ということで、魔物やら巨人やら天狗やら(?)wなどをCG映像で見せてまして、、
古典のリメイクになにするねん?って思ったし、あまり評判もよくなかったので劇場もスルーしたんですけど、見てみたら意外や面白かったんですよ!
リメイク特集の一環にしてしまったけど、リメイクではなくハリウッドが描いたらこうなったというところかな。






時代劇にも日本の歴史にも詳しくなくて「忠臣蔵」についても概要しか知らなかったんですが、みなさんご存知でしょう。
大石内蔵助が中心となって浅野内匠頭のあだを討つという大筋は網羅してまして
大きなテーマである「忠誠」をきっちり描いてくれてるのがうれしい。






キアヌ演じるカイは命を救い育ててくれた浅野に忠誠を誓い、大石らに加わるという役どころ。
侍になりたくてもなれないカイが、主を失い浪人となった大石らと戦うチャンスを得るというところが泣かせる。
浅野の娘を演じる柴崎コウとのロマンスにもキュンとするんですよね。






吉良上野介を演じる浅野忠信がインタビューの中で「きっと吉良は自分をよくしようと思ってきただろうし、その野心が裏目に出て自分が悪いことをしてることにさえ気づけないのが悲しい。ただの悪役として演じたくない」と答えていましたが、浅野さんの演じる吉良には嫌味がなくて、思うように表現できたのではないかな。ミカへの想いも本物と感じさせてくれたしとっても良かった。


ファンタジー映像は賛否あるでしょうけど、キアヌや真田さんのアクションも見もので映像は圧巻。
侍の心と忠誠に重きを置いた壮大な時代絵巻として十分楽しめる一本でした。


ちなみに私が観たのは英語バージョンでしたが、撮影は日本語版と英語版それぞれを撮ってるらしいですね。柴咲コウさんなんか英語も頑張ってました。


今回インタビュー記事のコメントで知ったことだけど、彼女は『バトルロワイヤル』でアメリカで知名度も高いんですね。「着信アリ」なんかもテレビで放映されるしね。ハリウッドで頑張ってみたらいいのに、などと思いました。



サンシャイン2057
2012年12月23日 (日) | 編集 |


 





サンシャイン2057(2007)アメリカ
監督:ダニー・ボイル
出演:キリアン・マーフィ/真田広之/ミシェル・ヨー/クリス・エヴァンス/ローズ・バーントロイ・ギャリティ



【ストーリー】
50年後の未来。地球上の全ての生命の源である太陽の活動が終焉を迎えようとしていた。人類に残された最後の望みは、太陽を再生させるための核爆弾を積んだ宇宙船“イカロス2号”。そこには船長のカネダをはじめ、男女8人のエキスパートが乗り込み、命がけのミッションに挑もうとしていた。やがて一行は、7年前に同じミッションに向かったまま消息を絶ったイカロス1号の救難信号を受信するが…。
■感想
 50年後の太陽にかつての輝きは無く、人類存続の最後の望みは太陽内部に核爆発を起こさせ、エネルギーを再生させること。宇宙船イカロス2号がその任務にあたります。
乗務員は我らが真田さん(カネダ)を筆頭にキリアン・マーフィ(キャパ)ローズ・バーン(キャシー)ら男女8人。
 はたしてミッションは成功するのか。
何かのトラブルごとに船外に修理に出向いたものが一人、二人と宇宙のもくずと化す。多くのスペースものの王道的な展開ですよね。
ところが本作では少々おもむきが違ってました。
トラブルから酸素の不足を招いてしまったクルーたち。
地球に生還するために、船内には何人分の酸素が残っているのか。。ってことになってしまい、一気にサバイバルの様相を呈すわけですね。
キビシイっ!
そして計算通りにことが運んだかと思ったところに、もうひとり、どなたか酸素を要する存在が!
は~??? 誰やねん!!
ま、そんなお話でっす。

ところでね、こういう大それたプロジェクトって普通国からのミッションだったりしますよね。
で、通常NASAの管制塔みたいのと通信する。
クルーの死を悲しんだり、成功を喜んだり、管制塔の一喜一憂に観客も一緒に感動するものなのですが、本作ではそういうものが、いっさい出てきません!マジ?

そのためドラマを煽ることもなく泣きどころは皆無に等しい。
ただ感じるのは、やがてくる未来の地球への漠然とした不安。
太陽の光がこんなにも貴重で懐かしいものになってしまうんでしょうね。

20年前に描かれた近未来と近年描かれる近未来のギャップの大きさはどうでしょう。
『スターウォーズ』の世界よりも、本作のような退廃的な地球のほうがリアルだと感じる今日この頃です。