映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
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戦場のメリークリスマス
2013年01月18日 (金) | 編集 |







戦場のメリークリスマス(1983)日本/イギリス
英題:Merry Christmas Mr. Lawrence
監督:大島渚
出演:デヴィッド・ボウイ坂本龍一ビートたけしトム・コンティ、ジャック・トンプソン



ジャワ山中の日本軍捕虜収容所
捕虜として囚われたイギリス軍中佐ロレンスは粗暴な軍曹ハラとは心を通わせていた。
ハラの上司でエリート仕官ヨノイはイギリス軍少佐セリアズの裁判に立会って以来心を乱されていく・・。

第二次世界大戦を背景にした戦争ドラマです。
と言っても戦闘や戦場は出てこない。
日本人軍人と西洋人捕虜との関係を通し、武士道や戦争に翻弄される人々の狂気、心の交流などを描く群像劇です。


ヨノイ役には最初沢田研二がキャスティングされたようですが、かなわず、
代わった坂本龍一は演技初心者ながら、美しいものを愛する男という役柄に説得力があります。
彼はセリアズ(デヴィッド・ボウイ)に心惹かれてしまう。
けれどヨノイの美学は武士道に対しても、それを遂行する自分自身にも持っていたのでしょう。



セリアズがヨノイの両頬にキスするシーン。
あれはかつて弟を救えなかったセリアズが、そのトラウマを乗り越えるものだと解釈しましたが、セリアズは殺されそうになるヒックスを救うことは勿論、ヨノイの心も救いたかったのではなかったか。
けれどヨノイは、威厳を保ち美学を全うするために、自らの愛を破壊するしか術を持たなかった。
言葉を発することなく、最期のときを迎えようとするセリアズの髪を持ち帰るヨノイの姿が哀しかった。
セリアズの耳に響く弟の歌うRide, Ride, Ride はまさに天使の歌声。
頭に止まった白い蛾もまた彼を迎える天使の姿に似て美しいシーンでした。



「Merry Christmas Mr. Lawrence !」
これまた演技初心者のたけしも怪演でしたね。
ハラとローレンス(トム・コンティ)、
敵でありながら同じ痛みを分かち合う二人が確かな友情を築き、
最高のクリスマスの思い出を共有したことが爽やかな後味を残スラストシーン
坂本龍一の主題歌が心に染み渡りました。








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