映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
ジェームズ・ワン新作ホラー『死霊館』
2013年07月24日 (水) | 編集 |


死霊館(2013)アメリカ
原題:The Conjuring
監督:ジェームズ・ワン
出演:ヴェラ・ファーミガ/パトリック・ウィルソン/ロン・リヴィングストン/リリ・テイラー
日本公開:秋
1971年、超常現象の研究者エド&ロレイン・ウォーレン夫妻(パトリック・ウィルソンヴェラ・ファーミガ)は、米ロードアイランド州のハリスビルに引っ越してきたばかりのペロン家から家に起きる不思議な現象を調査して欲しいと依頼される。現地に到着した2人は早速家に漂う異様な空気を察知する・・

『SAW』シリーズのジェームズ・ワン監督による新作です。
前作『インシディアス』同様に、家に棲みつく邪悪なものを描く作品ですが、
今回は実録モノというのが凄い。
超常現象を研究するリアル・ゴーストバスター夫妻も、悪魔にとり憑かれた一家のメンバーも実名です。




新しく越してきた家に何かの気配がする
一家は次第に恐怖を体験することになり、専門家に調査を依頼する・・と、
この手のホラーはこれまでに何本も撮られていて、目新しさはさほどないのだけど、
ワン監督はとにかく見せ方がうまい。

大きな音で脅かすシーンもあるので、苦手な方は要注意ですが
闇に潜む「何か」を想像させたり、サイキック能力のあるロレインを演じるヴェラ・ファーミガの視線の先や
瞬時に表情が硬くなることによって、観客も緊張するという
こういう見せすぎることない、シンプルな演出が怖いんですよね。
バチカンに対する皮肉を垣間見せつつ、神父ではなく、研究者が手探りで行うエクソシストは
危なっかしさも手伝ってハラハラドキドキ。
壮絶なまでの闘いぶりはフリードキン超えかも。
最後は愛の力で悪魔に対峙する家族の姿に感動して震えてしまいました。
簡潔に伏線を張ったドラマの見せ方もうまい。

クスッと笑えるシーンがあるのも、緊張が和むし
ところどころに、もしかしてこれってパロディ?と思うところがあるので
元ネタを探すのも面白いかも。

パトリック・ウィルソンは『インシディアス』に続いての出演。
ヴェラ・ファーミガは「特殊な能力を与えられたのは神の意思によるもの」と
強い使命感をもって一家を助けるロレインを好演。
一家のお母さんを演じたリリ・テイラーのガッツにも拍手です。

ちなみみ、こちらは本物のウォーレン夫妻




面白いですよ。



     

トラックバック一覧

  1. 1. 死霊館

    • [Akira's VOICE]
    • October 11, 2013 18:46
    • 悪魔さん怖すぎ。勘弁して下さい。  
  2. 2. 死霊館

    • [だらだら無気力ブログ!]
    • October 13, 2013 17:25
    • なかなかに怖くてイイ!
  3. 3. タイトルデザイン_36(Becker Design) ジェームズ・ワン監督【The Conjuring (死霊館)】

    • [映画雑記・COLOR of CINEMA]
    • October 13, 2013 18:23
    • 「ソウ」「インシディアス」のジェームズ・ワン監督がアメリカで実際に起こった実話を基に描くホラースリラー『The Conjuring (死霊館)』物語・1971年アメリカ・ロードアイランド州、両親と5人
  4. 4. 死霊館/THE CONJURING

    • [我想一個人映画美的女人blog]
    • October 14, 2013 22:22
    • ランキングクリックしてね ←please click 40年もの間、関係者全員が口を閉ざし続けたある一家に起きた実話を 「ソウ」「インシディアス」のジェームズ・ワン監督が発掘し映画化 タランティーノが、早くも選んだ今年の10本のうちの1本 元々、...
  5. 5. 「死霊館」

    • [或る日の出来事]
    • October 29, 2013 07:21
    • かなり怖かったぞー。
  6. 6. 死霊館

    • [いやいやえん]
    • February 05, 2014 19:38
    • 戦慄の実話。ジェームズ・ワン監督なのできっと不気味な人形がまた出てくるよと思ってたら、出てきた!(笑) 特別特殊な演出はされずに、「インシディアス」同様、シンプルなオカルトホラーとして楽しめる出来になっている。 「デッド・サイレンス」もそうですが、
  7. 7. 死霊館

    • [CINEmaCITTA']
    • May 28, 2014 00:04
    • 【死霊館】 THE CONJURING アメリカ 2013 監督 :ジェームズ・ワン 出演 :ヴェラ・ファーミガ / パトリック・ウィルソン / リリ・テイラー / ロン・リヴィングストン 他               実在する超常現象研究家 エド&ロレー


ヴェラ・ファーミガ初監督作品『ハイヤー・グラウンド/Higher Ground(原題)』
2013年04月04日 (木) | 編集 |




 

ハイヤー・グラウンド(2010)アメリカ

原題:Higher Ground
出演:ヴェラ・ファーミガ、ジョシュア・レオナード、ジョン・ホークス、ドナ・マーフィー


女優さんの初監督作品3本目は、ヴェラ・ファーミガのデビュー作。

両親の離婚後、高校生のコリーヌは学校で人気のバンドリーダーのイーサンと恋に落ち妊娠、結婚。
バンドツアーの道中で事故に遭い、生まれたばかりの子供が九死に一生を得たことで、二人は神に感謝した。

このことをきっかけに、信仰を篤くした夫婦は、いつしか福音派のコミュニティーに参加するようになるのですが、ヒロインは近づけそうで近づけない神の存在にストレスを感じ始め、説法を聞けば聞くほどに違和感を感じるようになるんですね。

映画は、信仰に迷い、悩みながらも、神の存在を模索するヒロイン、コリーヌの人生を描くもの。
ってわけでかなり宗教的なお話になってますね~。





大人になったコリーヌを演じるのはヴェラさん自身、
神に近づきたいと渇望するヒロインを熱演します。

ある時、信仰に篤く、神が降臨したかのように、意味不明の宗教言語を口にする親友アニカが、突然の病に襲われ、脳に障害を残すことになります。
それでもアニカの夫は「神に与えられた試練」とスピーチするのですが、それを聴くアニカの表情は怒りと落胆に満ちたもの。同じくコリーヌも宗教への迷いを決定的なものにする。
ファーミガの熱演もあり、宗教に迷い葛藤する姿はよく描かれていたと思います。
ただ、それでも神を求めて止まないヒロインの心情は私にはちょっと理解し難いものがあり、どこに行き着くんだろうと、迷える子羊状態で観ることになりました。

原作者が共同脚本も担当していて、おそらくは原作小説に忠実なんだろうとは思うものの
映画にするときには、ポイントを絞らないと、結局どんな映画だかわかりにくいと感じました。
福音派に違和感を募らせていくという表現は、ある意味チャレンジャーですけどね。
映像も美しく、ドラマの見せ方は悪くないので、宗教的でないものだと面白かったかも。

ちなみに、10代のコリーヌを演じた子がヴェラさんそっくりで、よく似た女優を見つけたなと思ったら、なんとヴェラの実の妹だそうで、清純な感じが好印象でした。



『サイコ』前日譚TVドラマ『ベイツ・モーテル/Bates Motel』
2013年04月03日 (水) | 編集 |



珍しくテレビドラマを見始めました。
サイコ』の前日譚と聞けば、観ないわけにいきませんよね。

先月の半ばから始まったドラマでしたが、シーズンパスで録画予約したら、
初回に遡って録画してくれてたので、今日は3話続けて観ました。

ドラマは、17歳のノーマンが家で父の死体を発見するところから始まります。
その後ノーマンと母ノーマはホワイトパイン・ベイの長閑な町に移り住み、例のモーテルを買い、新しい人生をスタートさせようとするのですが、ある来客により2人の運命が狂い始める・・というもの。





ノーマンにフレディ・ハイモア




母ノーマにヴェラ・ファーミガなんですよ~。




フレディ君は、いつの間にか大きくなってて彼とわからないほどだったけど、細くてオドオドした感じがノーマンっぽい。神経質なだけかと思えば、3話目には早くも、誰もいない部屋であたかもそこに母がいるかのように話しかけたりして、、(汗)
ちなみに、ノーマンはちゃんと学校にも行ってて、女の子とキスしたり学園ものの側面も。



母ノーマは早くも高圧的にノーマンを支配し、ノーマンはストレスを感じてはいるけれど、母子は互いに、なくてはならない唯一無二の存在。初回から2人はダークな秘密を共有することになります。
まだ若くて綺麗な母はしっかり女の面も持っていて、クルクル変わるヴェラの表情に目が離せません。
ノーマンの義理の兄(『ボディ・ハント』の隣の青年を演じたマックス・シエリオット)がやってきて同居したり、モーテルの一室から見つかったスケッチブックがある性犯罪組織に繋がってそうだったり、エピソードがどんどん広がっていきそう。これらがノーマン母子の関係性にどんな変化をもたらすのかをしっかり確認していこうと思います。

そのうちに日本でも放送されると思うので、チェックしてくださいね。