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クライムダウン<未>
2012年12月08日 (土) | 編集 |


 







クライムダウン<未>(2011)イギリス
監督:ジュリアン・ギルビー
出演:メリッサ・ジョージ、 エド・スペリーアス、 イーモン・ウォーカー、 ショーン・ハリス



スコットランド高地に入山した5人の登山者。
登山2日目、メンバーの1人が地面から突き出た換気パイプを見つけ、そこから人の叫び声を聞く。
5人が地面を掘り返すと、地面に埋められた箱の中から1人の少女が・・・

少女を保護した5人が、険しい山で何者かに襲われるという巻き込まれ型スリラーです。



 少女は何者で何故地面に埋められていたのか。
少女が外国語を喋ることで、その謎は解けず、
とにかく少女を安全な場所に移そうとする5人を何者かが襲います。
わけがわからないままに姿の見えない相手から逃げることになる展開がなかなか怖い。

 平行して、ある2人組と3人組という異なるグループの動向が描かれ
どうやら少女は2人組に誘拐され、3人組はその交渉相手であることがわかってきます。
しかし、その前にもスナイパーと思しき2人組を仕込んだりして
この監督さんなかなか観客を惑わすのがお得意な様子。

 さて、身代金と引き換えであるはずの少女を連れて行かれた犯人は
なんとしてでも少女を奪還したいわけなんですねぇ。


なんとも不条理な話でした。
少女を守ることが人の道とばかりに行動するのは女性陣。
中には、「もしも誘拐にかかわっていたとしたら、
少女をここに残すほうが少女にとっても安全なのではないか」と言うものもいる。
そのときはメリッサ・ジョージの一言で打ち消されるけれど
誰の意見が正しかっただろうとあとで考えることになりました。
観客の正義感や判断も問うこういう作りは上手いですね。
そして映画をさらに面白くしてるのは、この手の山岳アクションではおざなりになりがちな犯人や交渉グループの心情をきっちり描いている点。人質が手中にないことを隠しての交渉も、それぞれのキャラクター描写が丁寧だから面白い。

最後は、一体自分たちのしたことはなんだったんだろうかと、
生き残った者全てが思うしかない結末に
A Lonely Place to Die という原題の意味を噛み締めることになりました。

スリルとやるせなさがたまらない一本です。

■トラックバックありがとうございます。


Tracked from cinema-days .. at 2013-09-23 22:35 x


タイトル : 『クライムダウン』
クライムダウン スコットランドの山岳地帯で 登山家5人が、誘拐され地中に閉じ 込められていた少女を救出するが... 【個人評価:★★★ (3.0P)】 (自宅鑑賞) 原題:A Lonely Place To Die...more









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