映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋
2012年10月11日 (木) | 編集 |
恋のために王位を捨てた英国王エドワード8世とその妻ウォリスのロマンス
『英国王のスピーチ』でさらりと描かれた世紀の恋を、現代に生きる女性ウォーリーの物語に交差させて描く、マドンナの監督2作目となる作品です。
日本公開は11/3~




ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋
2011年(イギリス)
原題:W.E.
監督:マドンナ
出演:アビー・コーニッシュアンドレア・ライズボロージェームズ・ダーシーオスカー・アイザックリチャード・コイル


ニューヨークに住む女性ウォリーは、子どもを欲しない夫との夫婦関係に悩んでいた。そんなある日、エドワード8世とウォリスをテーマにした展覧会に足を運んだウォリーは、同じ女性としてウォリスの生き方にひかれていく。しかし、自由奔放ですべてを手にしたと思われるウォリスにも、知られざる苦悩があった。

原題のW.E.というのはウォリスとエドワード8世の頭文字
エドワード8世は『英国王のスピーチ』でガイ・ピアースが演じていたけれど
王位を捨ててまで恋に生きた元国王の人生を改めて知ることになりました。

偶然知ったエドワード8世(ジェームズ・ダーシー)と妻ウォリスの展示会に足を運び、二人の人生に想いを馳せるウォリー(アビー・コーニッシュ)。
その空想が鮮やかなビジョンとなり、世紀のロマンスが蘇る・・・。

マドンナはウォリス・シンプソンに興味を持ち
エドワード8世とのロマンスを描く構想を温めてきたとのこと。
伝記としてではなく、幸せを捜し求める現代女性の人生と重ね合わせることで、波乱万丈ながら、前に進むことを選んだアメリカ人女性ウォリス自身の人生が際立ちます。




とにかく映像が美しいんですよ。
王室の調度品や当時のファッション、ウォリスを演じたアンドレア・ライズボローも美しく、ウォリーはウォリスの生まれ変わりなのかしらとも思えてくる幻想的な描き方も面白い。




ただ、多くを説明しないスタイルなので、ウォリーの心の動きを最初掴みにくかったり、
エドワードとウォリスのロマンスにもときめきを感じにくいところはあるのね。
一番良かったのは、オスカー・アイザック演じる展示会会場の警備員、エフゲニの存在感かな。
その穏やかさと彼の奏でるピアノ曲の美しさが心地よく、映画全体のトーンをシックで優しいものにしています。
賛否はあるようだけど、マドンナの美的センスとアーティスティックな才能は存分に感じるところで、私はこれ好きだなぁ。

コリン・ファースが演じたどもりの弟ジョージ6世など王室の面々も登場するし
『英国王のスピーチ』のスピンオフ的な楽しみ方も出来ますね。



★★★★



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