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【映画】『メッセージ』前半に忍耐を要すが少し我慢
2016年11月12日 (土) | 編集 |
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メッセージ
(2016 アメリカ
原題:Arrival
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:エリック・ハイセラー
出演:エイミー・アダムスジェレミー・レナー/フォレスト・ウィテカー

【あらすじ】
世界各地に謎の宇宙船が出現。言語学者のルイーズは謎の知的生命体との意思疎通をはかる役目を担うこととなり、“彼ら”が人類に何を伝えようとしているのかを探っていくのだが……。


【感想】
ミステリー祭り2本目
『プリズナーズ』『ボーダーライン』のドゥニ・ヴィルヌーヴがテッド・チャンの原作『あなたの人生の物語』を映画化したSFミステリーです。

来年公開の『ブレードランナー』の続編の監督を任せられたヴィルヌーヴ監督は、幅広いジャンルを撮る監督で、どれ一つとっても同じ監督の作品という気がしません。『複製された男』にも少しSF要素があったけど、今回は地球外生命体とのコンタクトを描いてまして言ってみれば『未知との遭遇2』みたいな話。

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卵型の宇宙船でやってきた巨大な生命体は何をもとめているんだろうということで、エイミー・アダムス演じる言語学者のルイースに白羽の矢が立ちます。同様に政府によって招集されたジェレミー・レナーと協力し、エイリアンの「言語」を解読することに。
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ルイースは離婚後に一人娘を病気で亡くし、孤独と戦いながら生きている女性で、娘と言葉を交わすことができない虚しさを埋めるかのように、懸命にエイリアンと会話しようとするんですね。
でもいかんせん、彼らの言語というのが貞子が出てきそうなイカ墨リングなもんでw解明も簡単には進まない。
危機感を感じる某国の動きが問題になる中、人類はこの危機をどう乗り切るのか。
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トランプ大統領ならあっという間に攻撃して映画も30分で終わりそうな話ですが
映画は非常に気が長く。。正直この悠長さに前半は眠くなります。
実際席を立って、帰ってこなかった客もいましたし。

でも後半、映画は思いがけない方向に!
ミステリー的には反則技に近い(笑)
ネタバレしてはしませんが、言えるのはこれは単なるエイリアン映画じゃないということ。
監督は記憶とか時間軸とかを映画の中で知的に操る人だと思う。本作でもそれが生きていて、在りし日の娘と過ごすルイースのフラッシュバックから見えてくるものに、最後の30分は得も言われぬ幸福感に包まれる。
ヨハン・ヨハンソンの幻想的な音楽もいい。
エイミー・アダムスジェレミー・レナーも魅力的でした!


IMDbも8.5と高評価。
日本公開は来年の5月だそうです。

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