映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
『フランケンウィニー』 ホラー祭り開催です!
2012年10月18日 (木) | 編集 |
さーて、ボボチボチ始めましょうホラー好きさんも、怖がり屋さんも寄ってらっしゃい見てらっしゃい
恒例のハロウィン・ホラー祭りの始まり始まり
一本目はティム・バートンが自身の短編ストップモーションアニメを長編化した『フランケンウィニー』。
今回は時間の都合で2Dで観ました。
 
 

 フランケンウィニー 2012年(アメリカ)
原題:Frankenweenie

監督:ティム・バートン
声の出演:ウィノナ・ライダーマーティン・ショートキャサリン・オハラマーティン・ランドーチャーリー・ターハン

 
科学オタクのビクター(チャーリー・ターハン)は愛犬スパーキーと大の仲良し。しかし、スパーキーは事故で死んでしまいビクターは哀しみに暮れる。そんなとき授業で見たカエルの実験にヒントを得たビクターは実験装置を手作り墓から掘り出したスパーキーを生き返らせることに成功してしまった。。
 

言うまでもなくメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』が元となる作品ですが、
本作は同級生たちが同じようにペットを生き返らせようとすることで起きる騒動も描かれます。。

街にはあっというまに蘇ったペットたちが溢れ、懐かしの東映怪獣祭り状態。
しかもこれが三大モンスターはじめホラー映画のオマージュたっぷり。

『ジュラシックパーク』へのオマージュなんかしつこいくらいで、バートンはスピルバーグに借りでもあるのかと思うほどだけど、CG派のスピルバーグにストップアニメーションで対抗するのが面白いよね(笑)

ただモンスターオンパレードの展開を楽しめるかどうかは怪奇映画好き度が関係してくるかな。
個人的には勿論怖くはないし、ちょっと退屈するところがあったけど、子供の目線で観れば結構怖いのかもです。

バートンが子供の頃は恐怖映画もいっぱいあって、映画館で泣き叫ぶ子供も多かったのだとか。
今は頭から見せないことが多いけど、恐怖に立ち向かう体験もちょっとは必要なのかもです。
想像力も培われそうだしね。

後からサイトを見てみたら、声の出演は過去のバートン作品に出演した面々がたいくさん出演してたのねぇ。
隣の変わった女の子はウィノナだったし、ビクターのママはキャサリン・オハラで科学の先生はマーティン・ランドー

他にもホラー界の大物がこれっきゃないキャラクターに扮してたり!
それ知ってたらもっと楽しめたのにと思うとちょっと残念。キャストを確認して観にいくのがいいかもです。

 

懐かしの怪獣やモンスターが集結するモノクロな世界はきっとバートンの心の原風景。
ビクターと同じ友達もいないオタク少年だった頃から、随分歳をとった今も彼はモンスターたちを愛しつづけ、
その本質は何も変わってないんだろうなそんなことを思いながら観ました。
 
スパーキーは超キュートで、彼を失うビクターの悲しみはよくわかるけれど喪失は誰もがいつかは体験すること。
その痛みに向き合うことも、この映画のひとつのテーマでもあったと思うのですが、
その意味ではラストのシークエンスに不満が残りました。

死は死としてリスペクトする終わりかたで良かったんじゃないかと思うのは大人の考えかな。
ちなみにスパーキーの恋するプードル犬はこの風貌フランケンシュタインの花嫁だよね~(笑)
 
 


日本公開は12/15~! ★★★☆