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大リーグ初の黒人選手を描く『42~世界を変えた男~』
2013年04月27日 (土) | 編集 |



42~世界を変えた男~(2013)アメリカ
監督:ブライアン・ヘルゲランド
出演:チャドウィック・ボーズマン/ハリソン・フォード/ニコール・ベハーリー
日本公開:2013/11/1
 米メジャーリーグドジャーズ幹部のブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は、黒人リーグで活躍していたジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)をメジャーにスカウトする。

 米大リーグ初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンの伝記です。
1945年のアメリカは人種差別の真っ只中。ジャッキーが最初に入団する南部では公共のトイレや水のみ場も黒人用に分けられている。野球も黒人のスポーツではなく、チームメイトからは疎まれ、球場ではブーイング、審判にも退場を告げられたりと、行く手は困難を極めます。
そんな中、ドジャースに移ったジャッキーは背番号42を手に入れる。徐々に力を発揮し、差別の壁を壊していく様を、たっぷりの野球シーンで描く作品でした。





 まず、ジャッキー・ロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマンが魅力的ですね。もともとは切れ易い青年だったジャッキーが、スカウト時にリッキーに「我慢し自分をコントロールする」ことを指導され、数々の差別発言にも必死でこらえる姿は泣けます。そんなジャッキーを支えた妻も偉い。


 
 やがて、ジャッキーの存在が選手の心を動かし、チームが一体になっていく様子には胸が熱くなります。
スコセッシ並の眉毛で一見お茶目なオジさんブランチ・リッキーを演じたハリソン・フォードもいいのですよ。
野球を通し人種差別撤廃を図った彼の貢献は大きい。
ジャッキー役のボーズマンともに、本物に少し似てますね。



 監督&脚本は『ROCK  YOU! [ロック・ユー!]』『悪霊喰』のブライアン・ヘルゲランド
『LAコンフィデデンシャル』『や『ミスティック・リバー』の脚本も手がけてますね。
名作と駄作の差が大きいかな。でも今回は大成功でしょう。
スポーツを介し、人と人が距離を縮める様子も自然で感動的。
野球ファンが観ても十分に楽しめる映画に仕上がってると思います。お勧め