映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
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『クルーシブル』の舞台 魔女狩りのあったセイレムに行きました
2012年10月09日 (火) | 編集 |



ボストン旅行2日目は電車に乗って30分のところにあるセイレムに行きました。
ここは、1692年に魔女狩りが行われたことでも有名で、19人の村人が魔女裁判で絞首刑に処され、他に獄中死や拷問で6人が亡くなってます。ことの起こりは降霊会に参加した子供たちがその後異常行動を起こしたことから悪魔憑きとされ、悪魔と契約したとされる人々が次々に告発され裁判にかけられたというもの。
罪から逃れるために他の人を告発するなどして、実に200人に上る村人が告発されたというから驚きです。

そんな不名誉な歴史を持ちながら、ここは「魔女狩り」を観光の目玉にしていて
街にはウィッチ博物館やホラーなアトラクション施設がいっぱい。

こんな人が呼び込みしてたりして、ちと怖い



魔女裁判の歴史博物館2軒に入りました。




館内ではこんな蝋人形と本物の役者さんが芝居をしたり



当時の歴史をパネルで見せたり





刑に処された人たちの名前がリストされてました






この日実はパレードがあったのだけど、6時半からとのことで
続々と集まる仮装した人たちの活気に後ろ髪を引かれながら、街をあとにしたのでした。
夫には不評だったけど楽しかった♪

『クルーシブル』の感想を簡単にw




クルーシブル
1996年(アメリカ)
原題:The Crucible
監督:ニコラス・ハイトナー
出演:ダニエル・デイ・ルイスウィノナ・ライダーポール・スコフィールドジョアン・アレンブルース・デイヴィソン



この映画はアーサー・ミラーの舞台劇『るつぼ』を映画にしたもので、
50年代に起きた赤狩りをセイレムの魔女狩りの集団ヒステリーとダブらせてるんだそうです。

本作でウィノナ演じる下女のアビゲイルが農夫ジョン(ダニエル・デイ=ルイス)を好きになり、不倫のあげく、アビゲイルを解雇したジョンの妻エリザベス(ジョアン・アレン)を逆恨みしたことが全ての発端。
アビゲイルの先導で集団ヒステリー(かどうかも不明)に陥る少女たちは不気味。

真実を貫き通すことを選んだジョンはカッコいいし、アビゲイルは馬鹿だと思うけれど、あれも愛ゆえと思えばちょっと切ない。許しがたいのは少女たちの言葉を信じ、悪魔と契約したものとして村人を裁く判事だよねぇ。いわれのない刑が回ってこないように嘘をつき、無実の人を告発する村人たちも怖い。こんなことが実際にあったのかと驚くけれど、赤狩りもまさにこんなだったんでしょうね。興味深く観れました。

ちなみにロブ・ゾンビの新作もこの街を舞台にしたホラーだそうです。






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ラスト・オブ・モヒカン
2012年07月04日 (水) | 編集 |
独立記念日にあわせ、関連作品をということで
今日は独立前夜のアメリカを舞台に、英仏の植民地争いに巻き込まれる
先住民の悲哀と、英軍大佐令嬢とのロマンスを描く
マイケル・マン監督の『ラスト・オブ・モヒカン』を観ました。
出ました。今頃観たんかい!ですねw



ラスト・オブ・モヒカン
1992年(アメリカ)
原題:The Last of The Mohicans
監督:マイケル・マン
出演:ダニエル・デイ=ルイス
マデリーン・ストー

ジョディ・メイラッセル・ミーンズ
スティーブン・ウェディントン


17世紀~18世紀にかけて、独立前の北米大陸ではアメリカでは、主には英国とフランスが
それぞれに同盟するインディアンを仲間に植民地争いを繰り広げていたんですね。
本作はその抗争の真っ只中の1757年が舞台のお話。
ある日、英軍大佐の娘コーラ(マデリーン・ストー)は妹アリスらとともに
父の待つ砦に向かっていたが、途中ヒューロン族に襲撃される。
一行を救ったのはモヒカン族の酋長とその息子ウンカス、
そして酋長に息子のように育てられた白人の孤児のホークアイ(ダニエル・デイ=ルイス)。
3人は娘たちを砦まで案内することを申し出、同行するが
姉コーラ(マデリーン・ストー)とホークアイはいつしか愛し合うようになる・・

インディアンと入植者とは様々な争いを繰り広げてきたわけですが
この映画の時期は中でも異色な頃かもしれませんね。
インディアンは白人同士の戦争に興味がない。
しかし白人に協力しなければ敵対し土地を追われるのみ。
それにしても、さんざん虐待しておいて協力を求める白人も虫がいいって話で
インディアンの奥底にある白人への憎しみが、映画の中でも緊張感を与えることになりますね。





まぁ、しかし。この映画の核はホークアイとコーラのロマンスでしょうね(笑)
2人がまた絵になるのだわ。
ホークアイを演じたダニエル・デイ=ルイスがとにかくカッコよく、
ロン毛で野性的に森を疾走する冒頭からオオっ!でしたが
コーラ(マデリーン)の危機を間一髪で救ったり、銃や斧で敵と戦ったり。
生きる気力をなくすコーラに言う「どんなに時間がかかっても必ず探しだすから生きろ!」
の台詞にズッキューンとやられたのは私だけではないでしょ。

父代わりの酋長がまた渋いのね。
クライマックス、敵のツワモノを回し蹴りでしとめる姿には拍手でした(笑)
優しく強い息子ウンカスの存在感もいい。

強く気高いマデリーン・ストーンとは対照的に
弱さも見せる妹アリスを演じた、ジョディ・メイが可愛くて好き。
ウンカスの心を捉え、強面の敵の戦士マグアからも求められるのも納得。

ところで、いくつかの映画サイトのストーリー説明で
ホークアイのことを最後のモヒカン族と言ってるところがあるけど
それは違いますよね?
ラストシーンで父酋長が言うのは、「自分が最後のモヒカン族になってしまった」ということで
種が途絶えることの哀しみを感じる台詞だったと思うんですがどうでしょ。

同時に、ホークアイに対し、コーラと2人で新しい道を築きなさいという
エールのような気持ちも感じるからこそ、そこに感動もありました。

壮大な音楽も場を盛り上げます。
でもちょっと繰り返しすぎ(笑)
途中から、もういいがなって気持ちになったもんなぁw

いや、しかし歴史ものとしてではなく
壮大なロマンスを描くフィクションとして、大いに楽しめた作品でした。


★★★★



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