映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
【映画】 俺たちスーパーマジシャン<未>
2014年06月19日 (木) | 編集 |



俺たちスーパーマジシャン (2013)アメリカ
原題:The Incredible Burt Wonderstone
監督:ドン・スカーディノ
出演:スティーヴ・カレル/ スティーヴ・ブシェミ/ ジム・キャリー/ オリヴィア・ワイルド/ アラン・アーキン/ ジェームズ・ガンドルフィーニ/ ジェイ・モーア/ ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ  
日本公開:未公開

スティーヴ・カレルスティーヴ・ブシェミがデュオのマジシャンを演じるマジック・コメディです。
なんとギャンドルちゃんが出てるやないかい ということで観てみました。




バート(カレル)とアントン(ブシェミ)は小学生からの幼馴染。
マジック大好きな2人は互いに技を磨き、コンビを組んで憧れのプロ・マジシャンになるんですね。
昔のグループサウンズ(死語?w)風のいでたちでステージに登場するカレルさんとブシェミ先生のパフォーマンスが可笑しかわいくて、思わず頬がほころびます。


ところが、年月が過ぎ、おやじになっても2人のパフォーマンスは変わらずでちょっと寒い。
マンネリ化したマジックに客も離れてしまってるんですが、バートはそれさえ気づかない。ブシェミ先生演じるアントンとも言い争いが絶えなくなります。
そんなとき、奇抜なパフォーマンスを見せるストリートマジシャンのスティーヴ・グレイ(ジム・キャリー)が登場。バートとアントンはどうなるのか?というお話ね。

過去の栄光に囚われ、華やかさと傲慢さだけは一丁前。
そんな落ち目のマジシャンをカレルさんが演じてるんですが、変なメークと長髪なのもあってこれが恐ろしく似合わない(笑)すぐにカレルさんらしいキャラに戻ってくれるんだろうと信じてはいたけれど、まぁ馬鹿に時間がかかったね(汗)おかげで居心地の悪い時間が長かったよ。

やっと面白くなったのは、バートが全てを無くした自分に気づき再生に向かい始めてから。
きっかけとなる伝説のマジシャンを演じるアラン・アーキンがとってもいい。
喧嘩別れしていたアントンとの友情を取り戻すシーンはちょっと泣けるし
ラストにはあっと驚く(?)イリュージョンを披露してくれますよ。明かされる舞台裏も楽しい



おっと、忘れるところでしたが、ギャンドルちゃんが演じるのはカジノのホテル王で、バートとアントンの雇い主ね。でもギャンドルちゃんらしさはあまり拝めなくて、彼じゃなくてもよかったかなぁ。

全体的にせっかくのキャストを上手く使いきれてない気がしたけど、逆に言うと意外な面が見れた作品でもある。いつもはゴージャス過ぎて冷たく見えるオリヴィア・ワイルドもナチュラルな女性を演じて好印象。初めてステージのアシスタントに借り出されるシーンのもじもじ振りは新鮮でした。


そんな中にあっても、らしいキャラを発揮したのジム・キャリーかな。
どっちかというといけ好かない役ながら身体を張ったパフォーマンスは彼ならでは。身体鍛えてるね。
ブシェミ先生は地味だったけどいい人だったし、久々に『ウェディング・シンガー』を思わせるブシェミ先生を見れたのは嬉しかった。

ものごとを長くやってると、初心を忘れがち。
マンネリに甘んじて情熱をなくしてしまったらお終いだなぁなどと考えさせられます。
仕事にも趣味にも、家族の関係など全てに通じること。
初心に立ち返り、誰かに喜んでもらえる感動を呼び起こされれば、この映画は観た価値ありだと思いますね。



イン・ザ・スープ
2011年05月28日 (土) | 編集 |

Cinema de しりとり 3回目 【い】

「い」から始まる映画、これもなぜか、忘れてしまってた一本『イン・ザ・スープ』!

映画作りを夢見る青年と、彼に資金提供を申し出る胡散臭い初老の男との交流を描き、
サンダンス映画祭でグランプリを受賞した、スティーヴ・ブシェミ主演の作品です。

 
イン・ザ・スープ(1992)アメリカ
監督:アレクサンダー・ロックウェル
出演:スティーヴ・ブシェミシーモア・カッセル/ジェニファー・ビールス/パット・モーヤ/ウィル・パットン
   ジム・ジャームッシュ/キャロル・ケイン/スタンリー・トゥッチ

 
■感想
ブシェミ先生が演じるのは、マンハッタンのボロアパートに暮らす青年アルドルフォ
彼は隣に住む美人アマンダを使って、映画を作ることを夢見ていたがお金がない。
仕方なく、自分の書いた脚本を売りに出そうとネットに載せたところ
ジョー(シーモア・カッセル)という初老の男が連絡してきた。
この男、映画の資金も出してくれると言うのだが・・・なんだか胡散臭いぞ
 

これは、映画作りを夢見ていた頃に監督が出会った、ギャングとの交流が元になっているとのことで
なんと監督自身の実話ベースのお話なんですって。
 
ギャングと言っても、小物のようなんだけど
そう、だから、この映画でもパトロンを申し出るシーモア・カッセルが、たらと胡散臭く、
ブシェミ先生は犯罪に巻き込まれていくことになるんですね。
でもね、二人の交流が、なんかほのぼので、
だんだんにその男同士の友情にほろりとさせられるのです。
 

若きブシェミ先生はこういう役ピッタリすぎるよ。
白いシャツをパリっと着るとなんかカッコいいよね。
隣の美人住人を演じるのが『フラッシュダンス』のジェニファー・ビールス
なんと監督さんの実生活の元妻だったのね。
共演にスタンリー・トゥッチサム・ロックウェルなど曲者そろい
 
あ、極めつけは、ジム・ジャー・ムッシュ
お金に困ってヌードモデルになってしまうブシェミ先生を雇う、怪しい会社のディレクター役w
 
全編モノクロで描かれる本作は、出演者たちが、面白おかしく
それでいて、どこか寂しいペーソスもあって、でも温かい。
最後に、この映画をジョーに捧げる となってるのが泣かせます。
こういうの大好きです。
 
ちなみにタイトルの【In the soup】というのは
【ツボにはまる】と言う意味があると、書いてる人が多かったです。
でも私が調べたインディオムサイトでは【トラブルに巻き込まれる】となってました。
両方の意味があるのかも。
 

次は「」から始まる映画だよん