映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
アフター・ウェディング
2007年09月27日 (木) | 編集 |


2006年(デンマーク/スウェーデン)
監督・脚本:スザンネ・ビア
出演:マッツ・ミケルセン/ロルフ・ラッスゴル/サイズ・バベット・クヌーゼン
【ストーリー】
インドで孤児の援助活動に従事するデンマーク人・ヤコブは、あるデンマークの実業家から巨額の寄付金の申し出を受ける。条件はたった一つ、直接会って話をすること。久しぶりにデンマークへ戻ったヤコブは、実業家のヨルゲン(ロルフ・ラッセゴード)との交渉を成立させるが、週末に行われる彼の娘の結婚式に出席するように強引に誘われる。断れずに出席し、思いがけない人と再会して困惑するヤコブ。そして明らかになる衝撃の事実。やがてヤコブは全てを仕組んだヨルゲンの秘密と、彼の本当の望みを知ることになる…。
■感想
インドで孤児院を経営するヤコブ(マッツ・ミケルセン)。厳しい運営状況にあるヤコブに寄付金の申し出が。。
その条件として実業家ヨンゲル(ロルフ・ラッセゴード)から言い渡されるのが、娘の結婚式に出席することというので、断れないまま出席するヤコブはそこで思わぬ人に出会います。

ヤコブが出会ったのはかつての恋人。
今も美しいこの元カノ、ヘレネは実業家ヨンゲルの妻、そして結婚式を挙げた娘の母となっているのでした。
そして驚いたことに、その結婚式の場で、娘は父ヨンゲルは実の父親ではないこと、長年育ててくれたことに大きな感謝を示すスピーチをするのです。

何故ヨンゲルは多額の寄付を妻のもと恋人に申し出たのか。そしてなぜ、結婚式で家族に引き合わせようとしたのか。。
物語が進むにつれ、思いがけないヨンゲルの思惑を知ることになるのですが・・・、

最初はいけ好かないヤツだなぁなんて思ってしまうヨンゲルですが、彼の深い思いに、後半は泣けてしまいます。

ヤコブは突然訪れた運命の出会いに、何を考え、どのような人生を選択するのか。


映画紹介の新聞記事から、やさしく温かいドラマと直感して観始めたのですが、これが意外に重かったです。

描かれているのは家族への愛、そして責任。
誰も皆乗り越えるべきものがある。
静かに、静かに人間ドラマが進行し、それぞれの愛の形が胸にしみ込みます。

元カノ、ヘレナとその娘がそっくりで最初混乱してしまいましたが
娘を見る男たちが、へレナの若かりし頃に思いを馳せる様子をみれば、似た女優を使う意味もあるなぁというところかな。

主役のマッツ・ミケルセンはちょっとヴィゴに似てました。

インドの孤児も可愛らしく、その強さにもちょっと感動。ラストを後味の良いものにしてくれました。


おっと、公開前なので多くを語るのは止めておきましょう。

アカデミー外国語映画賞にノミネートされた作品です。


日本公開は10月からのようです。

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