映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
R.I.P.:アントン・イェルチン『ゾンビ・ガール』
2016年06月21日 (火) | 編集 |
31100552_1300x1733.jpg

アントン・イェルチン君が逝ってしまった。
自分の車と煉瓦製の郵便受けに挟まれるという事故
発見されたときにはギアはニュートラルに入り、エンジンがかかったままだったらしい。
事件性はないとされながらも、車はパーキングに入れても自動的にギアが変わってしまう恐れがあるとしてリコール対象になっていたというからなんともやりきれない。

27歳、あまりに若いよ。
デビューは『ER』だそうで、こんなに可愛い。
b0020730_20142571.jpg 

アンソニー・ホプキンス主演の『アトランティスのこころ』(2001)で初めて見たときもまだ12歳の子供だった。

f0324790_01504307.jpg 

『スター・トレック』のチェコフ役も可愛くて好きだったな。
ご両親はロシア人でまだ赤ちゃんのときにロシアからアメリカに亡命したということを知って
ロシア語訛りがうまかったのにも納得。
これからもともっと、いい役者に成長したでしょうに。本当に残念。

追悼にアントン君の未見の作品をいくつか観ていくことにします。
まずはこんなゾンビ映画から。。(すみません)

burying_the_ex_xlg.jpg 

ゾンビ・ガール(2014)
アメリカ
原題:Burying the EX 
監督:ジョー・ダンテ
脚本:アラン・テレッツァ
出演: アントン・イェルチン/ アシュリー・グリーン/ アレクサンドラ・ダダリオ/ オリヴァー・クーパー
恋人エヴリンと別れることを決めた矢先、エヴリン(アシュリー・グリーン)は事故で帰らぬ人に。
エヴリンの死に罪悪感を感じつつも、アイスクリーム店で働くオリヴィア(アレクサンドラ・ダダリオ)に心惹かれ始めるマックス(アントン・イェルチン)。しかし生前マックスと一生離れないと誓ったエヴリンは墓から蘇り・・
buryingtheex_still1.jpg

【感想 
ジョー・ダンテ監督による日本未公開のゾンビ・ホラー・コメディです。
アントン君が演じるのはホラー映画マニアにしてホラーグッズ店店員のマックス。
家でも職場でもテレビには『ドラキュラ』などレトロなクラシック・ホラーが流れ、
壁もレトロ映画のポスターがいっぱい。有名なセリフが盛り込まれているのも楽しい。
  
fc2blog_20160621161807e91.jpg 

別れようと思った矢先に恋人が死んでゾンビ化というのは
デイン・デハーン君の『ライフ・アフター・べス』と似てるけど
マックスは恋人に振り回され、あげくゾンビとなったエヴリンにもなかなかノーと言えない
優柔不断だけど最後まで誠実さを感じられたのがアントン君らしくてよかった。
 
ジョー・ダンテ監督昨品ゆえ、B級風であってもホラーの押さえは効いていて
だんだんと腐敗が進む彼女の特殊メイクはイケてたし、怖い部分はしっかり怖いのがいい。
burying-the-ex-ashley-greene-scream.jpg 

実はこの映画を観る前に一本『約束の馬』(2015)という作品を観かけたんだけどどうにも辛い内容で挫折。
最近は困り顔のアントン君ばかり観てる気がするので、
遺作となってしまった『スタトレ』の新作でまた可愛いチェコフが観れるといいな。
その前に『ブルー・リベンジ』の監督作品の、アントン君最後の主演作『グリーン・ルーム』を観たい。




ブログパーツ
[READ MORE...]
ザ・ホール
2013年03月08日 (金) | 編集 |


フロリダだったか、寝室の下に大きな穴が空いて、穴に落ちたと思われる30代の男性が行方不明になった事件がありました。生存は望めないとして救助作業も打ち切られたようだけど、穴の正体はなんだろう、怖いですね~。
ってことで、『キラー・スナイパー』応援シリーズ小休止で、こんな作品を観てみました。
『グレムリン』のジョー・ダンテ監督の描くアドベンチャー・ホラーです。








ザ・ホール(2009)アメリカ
原題:The Hole監督:ジョー・ダンテ
出演: クリス・マッソグリア、 ヘイリー・ベネット、 ネイサン・ギャンブル、 テリー・ポロ 、クイン・ロード、ブルース・ダーン


【ストーリー】
新しい土地に越してきたデーンとルーカスは、地下に扉を施錠し塞がれた穴を発見。
中を覗いても底が見えないほど深そうだ。隣人の美少女ジュリーと3人で穴の秘密を探ろうとするが、それを機に彼らの周囲で不可思議な事件が起こり始める。

日本未公開でDVDスルーの作品ですが、これ意外に面白いのです。

厳重に施錠された底なしの穴。
撮影したビデオに何かが映っていたり、妙な物音がしたり
ジョー・ダンテ監督の不穏なものを徐々に見せていく手法は効果的
しかもJホラー風の演出まであって、前半は結構怖いものがありました。

穴に何がいるのか。
グレムリンでしょ?
はい、正解!

ではないけど、「穴からの訪問者」にはちゃんと意味があって、3人はその訪問者に対峙することで、家族の問題やトラウマなどを克服していくことになるんですね。





ティーン向きで、こじんまりではあるけれど、最後の一こまに至るまで、散りばめた伏線をきっちり回収していく様は見事。子供たちの成長物語として爽やかな余韻を残しました。
子供って親には言えない悩みも、自分自身や友達の助けを借りて乗り越えていくもの。
ベテラン監督が子供の目線を忘れずに、こういう作品を撮り続けてくれてるのも嬉しいですね。
うまみを感じる佳作でした。
しかし、ブルース・ダーン凄い役で出てたなw


■トラックバックいただいてます


Tracked from いやいやえん at 2013-05-20 09:04 x


タイトル : ザ・ホール
先がみえない暗くて深い穴。引っ越してきた家の地下室で鍵をかけられた穴を見つけたときから、子供たちに不思議なことが起こり…。 結局のところあの「穴」は、その人の「恐怖心」に沿っているというもので王道なホラーものであり、ホラー映画という点では物足りないけれど、子供の視点から見た恐怖そのものが上手く捉えられていたと思う。各キャラの恐怖の対象がストレートに映像化されているので、これほどわかりやすいこともないでしょう。 配役が、主人公に「ダレン・シャン」のダレン役、その弟に「ミスト」の息子役、ヒロイ......more