映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
セッションズ
2012年11月22日 (木) | 編集 |



さて、美女特集後半戦のトップバッターはヘレン・ハント
サンダンス映画祭で観客賞と審査員特別賞の二冠に輝いた『セッションズ』観てきました。





セッションズ 2012年(アメリカ)
原題:The Sessions
監督:ベン・リューイン
出演:ジョン・ホークス、ヘレン・ハント、ウィリアム・H・メイシー


マーク・オブライエンは子供時代に患ったポリオが元で首から下を動かすことができない36歳の男性。
呼吸も人工肺を使用していたが、ポータブル呼吸器を使用し4時間ほどは外出も可能。
マークの最近の悩みは身体を拭いてもらいながら元気になってしまうこと。
ついに彼は童貞を捨てることを決心し神父に相談。セックス代行者によるセラピーを受けることにした。。

ジャーナリストであり詩人のマーク・オブライエン氏の経験を描く実話ベースの作品です。
自身もポリオを患ったことのあるベン・リューベンが監督し、ジョン・ホークスがマークを演じています。

冒頭、本物のマークが自分でストレッチャーを操作し外出する映像も出てくるのだけど、これ驚きますよ。
マークさん御本人が登場するビデオを掲載してるサイトがあったのでリンク張っておきます。
彼はこうして大学に行き、卒業後は出来る機能を駆使してジャーナリスト、詩人として仕事をしている。
その収入で人を雇い、出来ない部分を補ってるわけで、助けを借りながらも自立していると言えます。
そんなマークさんにとってセックスを経験することは単なる欲求以上に意味を持つのもわかります。



 
 マークが雇うことになるセックス代行者シェリルを演じるのがヘレン・ハント。
無駄なお肉のない綺麗なお体を惜しげもなく披露してくれます。
セックス代行人というのは勿論ボランティアではないけれど、博愛精神がなければ出来ないと思うし
マークにとってはまさに天使。
セッションごとに気持ちが近くなる二人ですが・・

ジョン・ホークスは『ウィンターズ・ボーン』『マーサ、もしくはマーシー・メイ』の怖い顔とは打って変わっての優しい顔で別人。唯一動かせる頭(顔)だけで、戸惑いや恋するときめき喜びを表現していて上手いです。
 
 重度の障害を抱えながら、懸命に自立し生きた主人公
最後は彼のなしえなかったことに対してではなく、出来たことに対しジワジワと感動がこみ上げました。
彼の晩年を輝かせたのがセッションで得た男として、人としての自信。
ほろ苦さとユーモアを交え、人生を切り開くことの素晴らしさを教えてくれる作品です。
サンダンスからのインディペンデント映画がオスカーにどう絡むかも注目ですね。

★★★★