映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
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【映画】ザ・ウォーク
2016年01月18日 (月) | 編集 |
The-Walk-2015-01.jpg
ザ・ウォーク(
2015)アメリカ
原題:The Walk
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ロバート・ゼメキス/クリストファー・ブラウン
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット/ ベン・キングズレー / シャルロット・ルボン /ジェームズ・バッジ・デール / ベン・シュワルツ他
日本公開:2016/1/23~


【あらすじ
綱渡りに情熱を捧げる曲芸師フィリップ・プティは、ツインタワー建設の記事を目にする


【感想
1974年にフランスの曲芸家フィリップ・プティがアなしとげた
”ツインタワーの間を綱渡りする”という偉業を再現するアクション・ドラマ。
監督はロバート・ゼメキス、フィリップ・プティ役にジョセフ・ゴードン=レヴィット

2008年にアカデミー賞のドキュメンタリー賞を獲得した『マン・オン・ワイヤー』が面白かったので
ジョセフ君主演で映画化されると知って凄く楽しみにしてました。
でも気分が悪くなる人続出というニュースにひるんで劇場鑑賞を見送ってしまい・・大後悔です。
これは劇場で観るべきでした。

 The-Walk-2015-Movie.jpg

命綱もつけずに(当時)世界一高いツインタワーの屋上(地上400メートル!)から綱渡りで移動する
どう見ても無謀にしか思えないのだけど
プティさんは幼い頃からの夢を果たすべくことに臨みます。

しかしそれは違法であり、秘密裏に行われるもの。
ビルに侵入しワイヤを張る段階で見つかれば計画は全ておジャンなわけで、
警備員をかわしながらの準備はハラハラドキドキの緊張の連続。

そして凄いのはワイヤウォークのシーンですね。
勿論実際にビルの間を歩いているわけではなく、背景をCG処理したものですが
ジョセフ君は本物のプティさんに指導を受け、低いながら実際にワイヤーウォークしてるらしいという’からビックリ。
自転車でマンハッタンを駆け抜けた『プレミアム・ラッシュ』でもジョセフ君の身体能力の高さは折り紙つき。
今回もバランス感覚、所作の美しさには驚くばかりでした。

ドキュメンタリーでは、地上からプティさんのワイヤー・ウォークを捉えた映像が少しだけ挟み込まれていて
豆粒のように小さい姿ではあるものの、まるで仙人を見るような美しさが感動的でしたが
1974年の出来事であり、近いところからプティさんを映像でとらえることは出来ていないんですね。
そういう意味で、ジョセフ君の表情や動きを細かに映し出す本作は、まさに見たかったものが見れたという感覚。

でも誰よりも感慨にふけったのは、プティさん自身だったのではないかな。

夢をかなえ見下ろすマンハッタンの街並み、地上から拍手を送る市民
全て懐かしくご覧になったことでしょう。

何よりも感謝の対象であるツインタワーがそこにない今、
プティさんだけでなく、マンハッタンの人々も、美しくそびえるツインタワーの映像に感動したと思いますね。
ラストシーンの見せ方も上手い。

911について映画の中で一切触れてはいないけれど、これはプティさんの偉業をたたえるだけでなく
在りし日のツインタワーを懐かしむ映画でもあるのでしょう。

プティさんに技術を提供した曲芸師を演じたベン・キングズレーが教えた「salute」。
これ日本語でどう訳せばいい?
敬礼とか、感謝のあいさつ・・そんな対訳で表現しきれないめいっぱいのsaluteを
ジョセフ君がワイヤー上で表現するシーンが美しく、静かな感動がありました。

3Dでご覧になった皆さんが「体感できる映画」と絶賛してますね。
さすがゼメキス。
殺人もカーチェイスもない静かなアクション映画です。

仲間との連携も見所の一つ。これは面白かった。

thewalk.jpg



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【映画】ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー
2015年12月25日 (金) | 編集 |
The-Night-Before-Poster-Christmas-slice.jpg 

ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー(2015)アメリカ
原題:The Night Before
監督:ジョナサン・レヴィン
脚本:ジョナサン・レヴィン/カイル・ハンター
出演:セス・ローゲン / ジョセフ・ゴードン=レヴィット/アンソニー・マッキー  
日本公開:未定

【あらすじ
両親を亡くしたイーサンを慰めるためクリスマスを一緒に過ごしてきた幼馴染の3人だったが。。
『50/50 フィフティ・フィフティ』のジョナサン・レヴィンが監督し、セス・ローゲンジョセフ・ゴードン=レヴィットが再びタッグを組んだクリスマス・コメディです。
11月に劇場で観たんだけど、ちと早すぎるだろうってことでクリスマスまで温存しました。
細かいことすでに忘れてますけども(笑)


アイザック(セス・ローゲン)、イーサン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)、クリス(アンソニー・マッキー)は幼馴染。
イーサンが事故で両親を亡くして以来、一緒にクリスマスを過ごすこと14年。
しかしクリスは有名なフットボール選手となり、アイザックも来年にははじめての子供がうまれることから
恒例のクリスマス会は今年を最後にしようということになるのね。

そんな3人の心残りは伝説の「くるみ割り人形パーティ」に憧れながらもその実態すらつかめずにいること。
そして迎えたクリスマス・イブ。
ホテルのコート預かりの仕事中、イーサンは客のポケットから伝説のクリスマスパーティのチケットを発見!
早速アイザックに連絡し、3人でパーティに乗り込もうと算段する・・ という話。

セスとはプライベートでも親友同士というジョナサン・レヴィン監督
今回はかなりセスの監督作品に近いノリのバディコメディになってます。
なにがセス的かというと、ドラッグまみれな点ね(汗)

ドラッグのある暮らしが当たり前に描かれるのはちょっとなぁと思うところだけど
マイケル・シャノン演じるドラッグディーラーを登場させ、ドラッグをファンタジーの一環としてるのは面白い。

The-Night-Before-1200.jpg 

伝説のパーティを都会の異空間的に描くワン・ナイト・ムービーでもあって
彼らは自らに向き合い、家族や友情の大切さを知り成長するんですね。

最後はクリスマスにふさわしいまとめ方にほっこり。

身近だと逆に言いにくいこともあるけれど、友だちだからこそ言えることもあるわけで
友人のアドバイスにも素直に耳を傾けなければと思っちゃったな。


シモネタ要員のフランコ君等、お仲間出演者たちの役どころも楽しめました。




50/50 フィフティ・フィフティ 
2011年10月07日 (金) | 編集 |
 
生存率50%を宣告された青年が見出した人生の幸せとは!?
 
50/50 フィフティ・フィフティ (2011) アメリカ
監督:ジョナサン・レヴィン
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィットセス・ローゲンアナ・ケンドリック/ブライス・ダラス・ハワード
アンジェリカ・ヒューストン
 
ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じるアダムは、27歳、普通の青年。
ある日、腰の痛みに気付き病院を受診した彼は、突然5年生存率50%の癌を宣告されるんですね。
その日から周囲の人間は病気のアダムを気遣って、変によそよそしかったり、
逆に同情のまなざしを向けてきたり。
それほど親しくもない同僚から、無言で肩をポンポンと叩かれたりしてね
もう「なに?」って感じですよね(笑)
誰も普通に接してくれない!
これはアダムにとって大きなストレスとなるのでした。
 
20代で癌を宣告された青年が、葛藤しながら新しい人生を切り開いていくお話ですが
これは、脚本家ウィル・ライザーが癌を克服した実体験が元になってるとのこと。
だから、癌患者の葛藤も、周囲の人々との交流も実にリアルで繊細。
しかもシニカルで身につまされるところを、ユーモアを交えて描いてるのが面白い。
 
病気を抱えた人への対応も考えさせられます。
チケット売り場に5~6人のナース集団がいたのは、この映画を観るためだったのかも。
(私は2本斬りで『ドリーム・ハウス』を最初に観たので確認できず)
 

脚本家ウィル・ライザーとともに、映画をプロデュースしているのが
本作でアダムの親友カイルを演じるセス・ローゲン
彼が関わっていることで、適度にシモネタも加わり
涙あり、笑いありのエンターテインメントに仕上がってるんですよね。
 
ジョセフ君は、マジギレする怖いやつとかも演じたりするけど
本来、優しい雰囲気が似合う人ですよね。
本作は実に等身大で、素のままのジョセフ君が帰ってきたという感じで、ますます好きになりました。
 
飄々と癌に立ち向かうアダムを支えるのが、
唯一それまでと変わらずにアダムに接する親友のカイル(ローゲン)、セスはいいなぁ。
そして病院から紹介された新米セラピストのキャサリン(アナ・ケンドリック
キャサリンの新米ならではの「手探り」ぶりに、アダムもつい協力体制になってたり
アダムが心を開いていく過程も自然で、二人の関係が微笑ましいのです。
 
アダムに癌を告げられ、重圧に押しつぶされていく恋人にブライス・ダラス・ハワード
母親にアンジェリカ・ヒューストンと、手堅いところが脇を勤めてます。
監督の新鋭ジョナサン・レヴィンも要チェックですね。

人生あきらめるのは早すぎる!
そんなメッセージをこめた、素敵なヒューマンドラマでした。
 
お薦め!!

日本公開は12/1~
 

ストップ・ロス/戦火の逃亡者
2009年02月09日 (月) | 編集 |



2008年(米)
監督・脚本:キンバリー・ピアース
出演:ライアン・フィリップ/アビー・コーニッシュ/ジョセフ・ゴードン=レヴィット/チャニング・テイタム
   キアラン・ハインズ/ヴィクター・ラサック/ティモシー・オリファント/ロブ・ブラウン/メイミー・ガマー
【ストーリー】
イラクの過酷な戦場からアメリカに帰還した若き兵士たち。戦場で多大な傷を心に負った2等軍曹のブランドンは、兵役の終了と同時に軍を除隊する決意を固めていた。しかし、ストップ・ロスが彼に適応され、再びイラクへの赴任が命じられる。猛抗議が受け入れられず、カッとなったブランドンは軍から脱走。軍と警察から追われる逃亡者になりながらも、理不尽な制度に戦いを挑むのだが…。
■感想
ボーイズ・ドント・クライ』のキンバリー・ピアースが、「ストップ・ロス」制度に焦点を当て、イラク戦争を闘う若者の姿を描いた作品です。
タイトルにもある「ストップ・ロス」って聞いたことありますか?
これは任期を終えた兵士に、大統領令によってその任期の延長を義務づけるというもので、イラク戦争における兵士の不足を補うための制度なんですって。

本作でこの制度を適用されてしまうのは二等軍曹ブランドンを演じるライアン・フィリップ君。
彼は国や家族を守るためにと志願し、イラクで真面目に任務を果たして来た若者です。
そのリーダーシップが評価され、故郷テキサスに凱旋するほど優秀で、忠実に任を努めきたものの、
戦争で負った心の傷は大きく、任期終了とともに除隊し、新しい人生を歩むことを構想していた矢先、
「ストップロス」が適用され、任期延長を命令されてしまうのです。



そもそも志願して入隊したはずなのに、延長を強制される。
再び戦地で闘い、そこで命を落とすものも多いのですから、たまったものではありません。

この映画でもライアン君は猛抗議。しかし受け入れられず軍を飛び出した彼は逃亡者として追われる身になってしまうんですね。捕まれば禁固刑。昨日までは英雄だった彼が、ですよ。なんという理不尽!

映画の前半では、戦場での激しい攻防が描かれ、その体験が心身に多大なダメージを与える様が生々しく描かれます。
そして後半は脱走兵と化した主人公の抗議の逃亡が描かれるのですが、、。
うーん、とにかくこれはやるせない。

実際にこの制度に抗議し、ワシントンDCで抗議デモを決行した兵士もいたらしいです。
最終的なライアン君の選択は切なさを感じるものでした。
描き方によっては作品も違ったトーンをもつものになるでしょうね。

しかしながら、兵士の心の傷を繊細に描きあげた本作は、「ストップ・ロス」という制度を世に知らしめるという意味からも大きな役割を果たす、秀逸な戦争映画に仕上っています。
でもこれ、あっという間に未公開が決まっちゃったのですね~。もったいない。


ライアン君の逃亡を助ける、友人の婚約者にライアン君と恋の噂もあるアビー・コーニッシュ
兵士仲間にジョセフ・ゴードン=レヴィットチャニング・テイタム
彼らもそれぞれの選択をするのですが、ジョセフ・ゴードン=レヴィット君はここでも脆く切ない役を好演していて
目を惹きます。今後も注目したい気になる俳優になっちゃいましたね。
あ、もちろんライアン君もいいです。私の中で株上昇しっぱなしですよ~。


★★★★☆




ルックアウト/見張り
2009年01月19日 (月) | 編集 |


2007年(米)
監督:スコット・フランク
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット/ジェフ・ダニエルズ/マシュー・グード/ブルース・マッギル/アイラ・フィッシャー
【ストーリー】
4年前にドライブで事故を起こし、同乗していた恋人や友人を失ったクリス。それ以来、彼自身も短期間しか記憶を保てない障害に陥ってしまう。それでも昼は学校に通い、夜は銀行で掃除係として働きながら盲目のルームメイト、ルイスと共に日々を食いつないでいた。しかし、クリスは何をするにもメモを取らなければ覚えられない暮らしにストレスを募らせていく。そんなある日、バーでミステリアスな女性ラヴリーやゲイリーたちと出会い友達になる。ところが、ゲイリーたちはある目的のためにクリスに接近してきたのだった。
■感想
これは面白かったです。
交通事故で記憶障害をもつ青年の、試練と再生の物語りというところでしょうか。

主人公のクリスは、3年前の事故により、記憶障害に陥っています。
一日の行動のすべてを書きとめ、そのメモを見ながらなんとか日常生活を維持するという毎日に焦燥感を覚える日々。
そんな中、クリスはある事件に巻き込まれていきます。

物語りの後半は、犯罪がらみのスリリングな展開となるんですが、この作品全般を支配するのが
記憶障害を背負ったクリスの苦悩。

記憶を維持することができないことへの焦燥感。
事故を起こした自分自身を許せない気持ち。将来への不安。
このままではいけないというクリスの思いが非常に切ないんです。
ヒース似の主人公クリスを演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットはとっても上手く演じていますね。





この作品が面白いのは、主人公だけでなく、登場人物の全てがとても大きな役割を果たしていること。
クリスの盲目のルームメイトのジェフ・ダニエルズ、毎晩銀行に立ち寄りクリスに声をかけていく警官。
さりげない存在のようで、クリスを陰で支えている彼らとの友情のサブストーリーがとってもいい。

特に警官のエピソードが良かった。
一度は立ち去った彼が再び戻って来たのは、クリスにとって明るい兆しとなる「あること」に気付き、どうしてもそれを伝えたかったんでしょう。ヘタレな警官と思っていた彼の役割にちょっと泣けました。

葛藤の末に自分に向き合うクリスの再生の物語。観終わった時には穏やかな気持ちが胸に広がりますね。
単なるクライムサスペンスに終らず、主人公や彼を取り巻く人間模様がきちんと描かれた秀作でした。

キングも2007年のトップ10の第8位に入れてましたよね。
未公開はもったいないと思う作品でした。



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