映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
セイフ・へイヴン
2013年09月21日 (土) | 編集 |



今日も10月公開作品から
ラッセ・ハルストレム監督の『セイフ・ヘイヴン』。
暗い過去を持つ女性の再生と、新天地でのロマンスを描くラブ・ミステリーです。
セイフ・へイヴン(2013)アメリカ
原題:Safe Haven
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ジョシュ・デュアメル、 ジュリアン・ハフ、 コビー・スマルダーズ、 デヴィッド・ライオンズ
日本公開:2013/10/26
冒頭、何かから必死に逃げる女性(ジュリアン・ハフ)。
追ってくる警察をすんでのところでかわし、バスで逃走に成功。
長い時間をかけて辿りついた小さな港町で、ケイティと名乗るその女性は生活を始めます。
まもなく雑貨店の店主(ジョシュ・デュアメル)と出会い、恋に落ちる二人。
ケイティの過去に何があったのか、彼女はこの地で幸せになれるのか 
といった作品。



ケイティの秘密については、どこかで観たことある・・と感じるものの
恋に落ちる相手が、2人の子供を持つ男やもめであることから
彼の家族のコーピングも絡めたお話になっているところが新しい。
途中いくつかの「あれ?」を投入しつつ秘密に迫っていくさまも
ひとひねり加えたミステリーな仕上がり。
デヴィッド・ライオンズの好演により、追うもの追われるものの攻防はかなりスリリングで、ジュリアン・ハフとジョシュ・デュアメルのロマンスとのバランスもよく
思った以上に面白く観ました。子供たちも可愛いかったなぁ。

人は誰でも再生し、幸せになることができる。
そのメッセージの発信元にも感動するんですよね。

ちなみにヘイヴン(haven)とは、港や安息地を意味する言葉
ラッセ監督らしい優しい作品でした。


フットルース 夢に向かって
2013年02月28日 (木) | 編集 |






フットルース 夢に向かって(2011)アメリカ

原題:Footloose
監督:クレイグ・ブリュワー
出演:ケニー・ウォーマルド、ジュリアン・ハフ、 デニス・クエイド、 アンディ・マクダウェル、マイルズ・テラー、 ザイア・コロン


リメイクシリーズ最後は、青春ダンス映画、84年の『フットルース』のリメイクです。

冒頭からフットルースの曲に乗せ、昔ながらのステップで踊る若者を見せたり
レンの乗る黄色いフォルクス・ワーゲンとか、レンが登校初日にタイを締めてたり
序盤にオリジナルファンを喜ばせる演出がわんさか。
ダンスを禁じられた田舎町に越してきた若者が、友情や恋を通し成長していくというストーリー自体もオリジナルとほぼ同じ。

 レンが風穴となり田舎町に新たな若者文化が帰ってくる。
その躍動感を楽しいダンスステップで描ききる物語は爽やかですが、ウォークマンがipodになりダンスがヒップホップに変わり、時代が今に置き換えられているだけに「ロックやダンスが禁止される」という設定自体が、もはや無理やりすぎる気がしてしまいました。
そこが引っかかるからか、町の若者の抱えた閉塞感みたいなのは、オリジナルほど感じられず、エリエルが線路に立つなどの無謀さの意味も伝わってこないんですよね。

 主演のレンを演じるケニー・ウォーマルドはベーコンさんと比べると、ワル度が足りないところがちょっと物足りないけれど、ジャスティン・ティンバーレイクやクリスティーナ・アギレラなどの振り付けを担当するダンサーとのことで、キレの良いダンスを披露します。周囲に理解されずついに切れて踊りまくるシーンは良かった。このシーン、ベーコンさんのは今観るとクサくてちょっと笑えますもんね。





ま、時代設定を気にせず、懐かしの『フットルース』の再現を楽しむ映画かもしれません。
80年代に特別思い入れがない若者には、こちらの方がすんなりかも。
エリエルを演じたジュリアン・ハフ(『ロック・オブ・エイジズ』)はスタイルが良くてダンスも上手。彼女を見るだけでも観る価値あり。
オリジナルにオマージュを捧げたダンスシーンは躍動感がありとっても楽しかった。

 


80年代のロックに乗せて『ロック・オブ・エイジズ』
2012年06月22日 (金) | 編集 |
ロックシンガーになる夢に向かって走る若者の姿を
80年代ロックに乗せて描くミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』。
監督はリメイク版『ヘアスプレー』のアダム・シャンクマン



ロック・オブ・エイジズ
2012年(アメリカ)
原題:Rock of Ages
監督:アダム・シャンクマン
出演:ジュリアン・ハフディエゴ・ボニータ
トム・クルーズアレック・ボールドウィン
キャサリン・ゼタ=ジョーンズラッセル・ブランド
マリン・アッカーマン


冒頭からバスの乗客が歌いだしたのにはビビりましたが
元はブロードウェイのミュージカルということで、全編に歌と踊りが溢れています。
これ、トム・クルーズの映画みたいに思ってたけど、彼は存在感の大きい脇役(笑)





主演は歌手をめざしオクラホマからLAに出てきたシェリー(ジュリアン・ハフ)と
彼女を助け、自分の働くライブハウスに彼女を紹介するドリュー(ディエゴ・ボニータ)。
実はドリューの夢もロック歌手となることで、二人は瞬く間に愛し合うようになる。
しかし、ロックハウスこそはロスの悪の根源と謳う政治家のキャンペーンで
「バーボン」は危機を迎えていた。オーナーは起死回生の手段に出るが・・





ということで、ライブハウス「バーボン」を救うために登場するのが
トム・クルーズ演じるステイシー・ジャックスというわけなんですが、
トムちんは、いつもペットの猿と一緒(これが結構凶暴)。
情熱の枯れたカリスマのなれの果て的な存在なんですね。
それでもそのインパクトは半端なく
ドロドロのアル中状態ながら、セックスシンボルとしての色香を漂わせるわけ。




キャストがみんな歌を披露しその芸達者ぶりを見せてくれますね。
主演の二人の歌も文句なし。
政治家の妻で、アンチロックなキャサリン・ゼタ姐さん率いる
コンサバ・ダンサーズの踊りも最高(笑)
意外なところではライブハウスオーナーのアレックス・ボールドウィンも歌う。
ステージから客席にダイブしたときには、観客の心配しましたがw

トム・クルーズも期待を裏切らない力強いボーカルを披露してくれますが
なんだろな、セックスシンボル的な部分がはじけきらずに痛いというかw
映画全体に笑いを配してはいるのものの
時々無意味にふざけた感が漂うのが好みの分かれるところかもしれません。
私はちょっと勿体ないと感じたのだけど、その勿体ない感の6割ほどを
トムが担当しちゃったかなぁという印象です。

とはいえ、トムのステージでのパフォーマンスには目を奪われるし
夢を諦めず頑張ろう!という映画の発するメッセージも前向き。
80年代のヒット曲を懐かしみ、自分は夢に向かっているか?と
それぞれに問いかける映画だと思います。

ドリュー役ディエゴ・ボニータ君はマット・ディロン似の甘いマスクで
パワフルな歌を披露してくれて可愛かったわ。

★★★★