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『殺しのナイフ/ジャック・ザ・リッパー』 :中途半端なのにはわけがある
2014年02月14日 (金) | 編集 |



ジェームズ・スペイダー主演の日本未公開サスペンスです。
殺しのナイフ/ジャック・ザ・リッパー(1987)アメリカ
原題:Jack's Back
監督:ローディ・ヘリントン
出演:ジェームズ・スペイダー/ シンシア・ギブ/ ロッド・ルーミス/ レックス・ライオン/ ロバート・ピカード/ クリス・マルケイ/ ダニツァ・キングスレー
100年前、ロンドンを恐怖に陥れた切り裂きジャックの犯行を真似た殺人がロスで続発。
警察はナイフの使い方に、医学経験者の犯行を疑っていた。
若き医者ジョンが殺人現場で目撃された後、首を吊った状態で発見された。
警察は、一連の事件の犯人が自殺したとして発表したが
ジョンの双子の兄リチャードは弟は殺されたのだと訴えた。
弟が息絶えるその瞬間、リチャードはジョンが殺されるシーンをビジョンとして見ていたのだ。


ジェームズ・スペイダー主演のミステリー・ホラーです。
双子は、片割れの危機を遠くにいても察知したり、同じ痛みを感じることがあると聞きますよね。
本作はその都市伝説的不思議現象を、犯人探しに盛り込んだ形。
弟の無実を訴える兄。
ところが、警察は逆にリチャードを犯人と疑ってみたりで、結局彼は自分のビジョンを頼りに
犯人探しに奔走するという話なんですね。


ジェームズ・スペイダーは、穏やかな医学生の弟と、アウトロー的な兄の二つのキャラを一人二役で演じわけ、ほぼ出ずっぱりの大活躍。
身軽にアクションもこなすし、この頃のスペイダーは影のある役もはまっててカッコいいっすなぁ。
弟の同僚で、リチャードに協力する役回りのシンシア・ギブが可愛くて
ふたりがさりげなく恋心をにおわせるのがいい感じ。


ただ、ミステリーとしては、80%をリチャードのビジョンに頼っていて、謎解きの面白さがない。
真犯人の動機もあまり描かれないまま、あっけな過ぎるラストに物足りなさを感じたんですよねぇ。

ところが、ところがですね。
本作には、別エンディングがあるようで、
私が観たバージョンのあと、さらに物語が続き、本当の犯人がわかるらしいんですよ。

確かにある人物の行動に途中腑に落ちないものを感じ、気になってたんですよね。
二転三転の末、真犯人が見つかり、動機も明かされるのなら、もっと面白かったはず。
完全版を観たいわぁ。

ちなみにスペイダーさん、最近はドラマで頑張ってるんですよ。知ってました?
ってか、しばらく見てなかったら彼とは気づかないかも。

最近のスペイダーさんです