映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
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【映画】ザ・ロンゲスト・ウィーク(原題)
2016年05月20日 (金) | 編集 |
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ザ・ロンゲスト・ウィーク
(2014)アメリカ
原題:The Longest Week
監督/脚本:ピーター・グランツ
出演:ジェイソン・べイトマン/ビリー・クラダップオリヴィア・ワイルド/トニー・ロバーツ 
日本公開:未定
 


【感想
クラちゃんを探せ!4本目
考えたらこれまでの3本は全て70年代の設定で、クラちゃんは口髭、ロン毛のワンパターンだった。
じゃ、次は現代版のラブコメでもいってみよーということで、ポスターから選んだのがこれ。

でも主人公はジェイソン・べイトマンで、時代設定は60年代だった(笑)


ジェイソン・べイトマン演じるコンラッドは超がつく富豪だが、わけあって子供の頃から親の所有するホテルに暮らしている。
ところがあることから資金を絶たれた彼は無一文でホテルを追い出されることになり・・


べイトマン演じる孤独なセレブ、コンラッドの人生を変えた長い一週間にフォーカスしたドラマです。
クラちゃんは今回はコンラッドの友人のアーティスト、ディランを演じてまして
コンラッドに宿を提供したあげく、恋するベアトリス(オリヴィア・ワイルド)を横取りされるという役どころ。
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まぁね、コンラッドと来たらクラちゃんの警告も無視して、しかも自分が文無しなのも隠してベアトリスに手を出す卑劣な奴なんですが、コンラッドはなぜそんな人間になったのかというのと、彼の人生の修復が見どころのドラマになっています。


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これ「ウェス・アンダーソン・ミーツ・ウディ・アレン」といった風合いで、世間ではそれを批判する人も多いみたい。
確かに音楽やニューヨークの風景などアレン映画風で、作家志望だったりアーティストだったりのプチインテリジェンスな登場人物や、大人になり切れないイタい主人公などもアレン作品に出てきそうなの。

でも正直、笑いどころは少なく会話も洗練されてなくて作品のクオリティはまだまだ。
ところがベアトリスとコンラッドが出会って酒場でダンスするシーンは『はなればなれに』を彷彿とさせるし
60年代のフランス映画のエッセンスを感じさせてくれるのがうれしいんだわ。



「真似」と言ってしまえば身もふたもないけど、「好き」を詰め込んだらこうなったんだろうと
容易に想像できるから嫌いになれない。

人と人の繋がりの希薄さなど気になるところもあるけれど、監督のセンスは感じられる作品でした。

今回モテ男のクラちゃんは女性と別れる時にはヴォルヴォをプレゼントする。
それは別れても罪悪感が軽くなるから。
ヴォルヴォは伏線としていい役目を果たしてました。


日本未公開ながらアマゾンで日本語字幕付きでレンタルできるみたい。

ザ・ロンゲスト・ウイーク/The Longest Week (日本語字幕版)


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【映画】ザ・ギフト
2015年11月20日 (金) | 編集 |
ザ・ギフト(2015)アメリカ
原題:The Gift
日本公開:
【あらすじ】
転勤で故郷に戻ってきたサイモンは、高校時代の同級生とバッタリ


『ウォーリアー』でトムハのお兄ちゃんを演じたジョエル・エドガートンの監督デビュー作。20年ぶりに会った同級生に起きる不穏な出来事を描くスリラーです。

2015年のもっとも優れた作品の一つと評されてまして、エドガートンはいきなり監督として注目を浴びました。

買い物中の夫婦サイモン(ジェイソン・ベイトマン)とロビン(レベッカ・ホール)に偶然あったゴード(ジョエル・エドガートン)は、翌日には2人の家の玄関前にワインを置き、その後もたびたび家を訪れるようになります。仲の良い夫婦の生活はいきなり脅かされることになって、カート・ラッセル主演の『不法侵入』を思い出したりしたのだけど、本作は単純なストーカースリラーじゃなかった。

まずキャストがいいでしょ。
ジェイソン・ベイトマンは『JUNO』でそうだったように、大人になりきれない大人が似合っていて、自分の許容範囲を超えてからの壊れっぷりがいい。

レベッカ・ホールも上手い女優さん。
流産の痛手から立ち直れてないロビンが、夫への不信感からさらに不安定になっていくことがスリルを助長させます。
知的でオープンハート、正義感も感じさせる彼女のキャラが映画の質を高めるんですよね。

エドガートンはあえてニュートラルに演じてますが、それも狙いでしょう。
印象に残ったのは「いいことも悪いこともあるが、悪いことも神に与えられたギフトだと思うようにしてるよ」と言うゴードに、サイモンが「あー、そりゃいいね」と軽く相槌を打つシーン。サイモンを無言で見つめるゴードの表情と間が絶妙で、2人の間に何があったのかと想像を駆り立てられるし、その瞬間から映画のトーンが変わるところも上手い。

観る人で結末の捉え方は間逆になるかもしれませんね。
私としてはエドガートンの人としての優しさを感じました。

タイトルでもあるギフトの演出も冴え、低予算でも面白い映画が作れると感じる一本です。



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