映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
【映画】次期ボンドは俺のもの『SPY/スパイ』
2015年10月28日 (水) | 編集 |
SPY/スパイ(2015)アメリカ
原題:Spy
監督:ポール・フェイグ
日本公開:?
CIAエージェントを局内でサポートするアナリストのスーザンは
あることを機に、スパイとして現場に出ることになり

英国男優総選挙 特集 12回目

ようやくランキングのネット公開のお達しが出たようで
ヤフーでもニュースになってました。
今回カンバーバッチをかわし1位に輝いたのはトム・ヒドルストン!!
やったね~。

トムヒについては後日また書くとして 
今日はマイ・ランキング2位と10位、公式26位のジュード・ロウと21位のジェイソン・ステイサム共演の新作スパイ映画を紹介します。

いや~、大好きなジュードとジェイソンがCIAのエージョントとして競演する日が来るなんて想像したこともなかったわ。
今年は007公開に便乗してか『キングスマン』しかり、
ちょっと笑えるスパイ映画が作られてますね。
本作もタイトルロールや主題歌がモロ007風でカッコいい。
序盤からパーティ会場で悪者たちをばっさばっさと倒していくのは麗しのジュード!!
その耳に情報を与えるのが、メリッサ演じるアナリストのスーザンで、
ジュード演じるブラッドリー・ファインの活躍はスーザンの的確な指示によるところが大きいわけね。

もうね、久々に髪があって華麗にアクションもこなし、いい男オーラ満開のジュードが素敵過ぎてクラクラしたわ。ちょっとKY風なところも色男の特権w
次期ボンドはジュードでいいんじゃない?いやまじで。
しかしこのまま007のノリで突っ走るかと思いきや
実は主演はメリッサ・マッカーシー(笑)

監督は『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のポール・フェイグ。
本作はひょんなことから現場に出ることになる新米女スパイの活躍を描くスパイ・アクション・コメディでした。

アクションのキレがいいとはお世辞にも言えないけど
持ち前の判断力と思いがけない行動力でテロリストに迫っていくスーザンを好演。
彼女は密かにジュード演じるブラッドリーに思いを寄せていて
恋するスーザンの女心がいじらしいのですよ。

ジェイソンはと言いますと・・
スーザンを助け助けられるスパイ仲間ではありますが
アクションよりもコメディが主で、彼じゃなくても・・と思うところだけど
存在感が全てというハッタリ起用(笑)でもコメディも上手いしやっぱり可愛い。
俺にも髪くれ
ブライズメイズ仲間のローズ・バーンも悪役で登場。

無駄な台詞もいっぱいですがw
恋に笑いに友情あり、シモネタも少々。
でもおばか過ぎずいやみのないアクションコメディ。
光の当たらなかった人も頑張ればきっと一流になれるというメッセージも心地よい
楽しい作品でした。

トレーラーです






【映画】 ハミングバード
2014年06月11日 (水) | 編集 |



ハミングバード(2012)イギリス
原題:Hummingbird
監督:スティーヴン・ナイト
出演:ジェイソン・ステイサム/アガタ・ブゼク/ヴィッキー・マクルア
日本公開:公開中
 
ジェイソン・ステイサム主演のクライム・アクションドラマです。

ジョセフ・スミスは戦場でのある事件から逃走し、ホームレスにまで落ちぶれた元特殊部隊軍曹。
唯一心を通わせていたホームレス仲間の少女を拉致されたことから、ジョセフは裏社会を利用し、少女の敵を討とうとする・・
と、ストーリーを書くといつものジェイソン映画みたいだけど、本作はロンドンを舞台にしたイギリス映画で、しかも監督のスティーヴン・ナイトが『堕天使のパスポート』や『イースタンプロミス』の脚本家とあって、社会派の問題を絡めた渋い作品に仕上がってます。


ジェイソン演じるジョセフはアフガニスタンで起きたあることから心に傷を抱え続けている。
彼は追っ手から逃げる途中偶然入った居住者長期不在の高級マンションに住み着き、別人に成りすまし拉致された少女の仇討ちの機会を狙うんですが、身なりが変わっても彼の中にある罪の意識は変わらない。
それでも彼は少女に手をかけた悪人を放ってはおけず、さらなる闇を抱え込もうとしている。
ジョセフの正義である一方で、それもまた許されない罪であることもわかっているのに・・。

もう、罪と正義の狭間で苦しむジェイソンが切な愛しくてね。
今回アクションシーンは控えめに演技で勝負し、涙まで見せてくれるジェイソンにキュンとした。

他人の家に住み、クレジットカードまで使ったらもっと早くに足がつくだろ とかのツッコミどころはあります。
最初は自分の娘を放置してることにも違和感があったのだけど、後になって彼はどうしても自分を許せず親として向かい合うことができなかったのだろうと気づいた。

アフガニスタンの戦場で使われている無人偵察機をハミングバードと呼ぶらしい。
あえてタイトルに使っているのは、それが単にジョセフの罪を暴く機械というだけでなく
真実を問いただすもの、ジョセフ自身の心の鏡でもあるからでしょうね。



ジョセフが好きになるシスターも暗い過去を持つ移民女性でしたが、彼女もまた自分の罪とともに生きることを選択する。彼女がまたかっこよくてね。でも罪を受け入れることなしに心の平安はありえない。
日本には「お天道様が見ている」という言葉があるけれど、ハミングバードも、最後にジョセフを映し出すロンドンの監視カメラも、「神の目」と言えるのかもしれませんね。

はっきり言ってジョセフはたくさんの過ちを犯しているのに愛しく感じるのは
『レスラー』に通じる男の美学に共鳴するからからだろうか。
人の恩義は決して忘れないところなどは任侠的というのか日本人の心に近いというのか
邦画をあまり見てなくて言うのはおかしいけど、どこか日本映画の赴きもある作品でしたね。

あまりにも強すぎるジェイソンが、酔っ払って力を弱めていないと、自分は頑強な殺人マシーンだからとかいうシーンはちょっとウケたw
やっぱり好きだよ。ジェイソン。