映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
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イン・ザ・スープ
2011年05月28日 (土) | 編集 |

Cinema de しりとり 3回目 【い】

「い」から始まる映画、これもなぜか、忘れてしまってた一本『イン・ザ・スープ』!

映画作りを夢見る青年と、彼に資金提供を申し出る胡散臭い初老の男との交流を描き、
サンダンス映画祭でグランプリを受賞した、スティーヴ・ブシェミ主演の作品です。

 
イン・ザ・スープ(1992)アメリカ
監督:アレクサンダー・ロックウェル
出演:スティーヴ・ブシェミシーモア・カッセル/ジェニファー・ビールス/パット・モーヤ/ウィル・パットン
   ジム・ジャームッシュ/キャロル・ケイン/スタンリー・トゥッチ

 
■感想
ブシェミ先生が演じるのは、マンハッタンのボロアパートに暮らす青年アルドルフォ
彼は隣に住む美人アマンダを使って、映画を作ることを夢見ていたがお金がない。
仕方なく、自分の書いた脚本を売りに出そうとネットに載せたところ
ジョー(シーモア・カッセル)という初老の男が連絡してきた。
この男、映画の資金も出してくれると言うのだが・・・なんだか胡散臭いぞ
 

これは、映画作りを夢見ていた頃に監督が出会った、ギャングとの交流が元になっているとのことで
なんと監督自身の実話ベースのお話なんですって。
 
ギャングと言っても、小物のようなんだけど
そう、だから、この映画でもパトロンを申し出るシーモア・カッセルが、たらと胡散臭く、
ブシェミ先生は犯罪に巻き込まれていくことになるんですね。
でもね、二人の交流が、なんかほのぼので、
だんだんにその男同士の友情にほろりとさせられるのです。
 

若きブシェミ先生はこういう役ピッタリすぎるよ。
白いシャツをパリっと着るとなんかカッコいいよね。
隣の美人住人を演じるのが『フラッシュダンス』のジェニファー・ビールス
なんと監督さんの実生活の元妻だったのね。
共演にスタンリー・トゥッチサム・ロックウェルなど曲者そろい
 
あ、極めつけは、ジム・ジャー・ムッシュ
お金に困ってヌードモデルになってしまうブシェミ先生を雇う、怪しい会社のディレクター役w
 
全編モノクロで描かれる本作は、出演者たちが、面白おかしく
それでいて、どこか寂しいペーソスもあって、でも温かい。
最後に、この映画をジョーに捧げる となってるのが泣かせます。
こういうの大好きです。
 
ちなみにタイトルの【In the soup】というのは
【ツボにはまる】と言う意味があると、書いてる人が多かったです。
でも私が調べたインディオムサイトでは【トラブルに巻き込まれる】となってました。
両方の意味があるのかも。
 

次は「」から始まる映画だよん





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ミニー&モスコウィッツ
2010年08月10日 (火) | 編集 |


 






ミニー&モスコウィッツ(1971)アメリカ
監督:ジョン・カサヴェテス
出演:ジーナ・ローランズ/シーモア・カッセル/ジョン・カサヴェテス/ヴァル・アヴェリー/ティモシー・ケリー/ キャサリン・カサヴェテス


駐車場係のアルバイト・モスコウィッツは、偶然出会ったミニーに一目惚れする。彼はミニーに猛アタックを掛けるが、全く相手にされず…。

■感想
『ハズバンズ』『フェイシズ』とともにジョン・カサヴェテス結婚3部作となる作品です。
カサヴェテスの、妻ジーナ・ローランズに対する一目惚れの体験や、移民の息子と政治家の娘という立場の違い、結婚式でのエピソードなど、妻への深い求愛の経験をもとに作られたのだとか。
(アマゾンの解説より)
この映画好きだったなぁ。

ミニー(ジーナ・ローランズ)は美術館に勤める美しい女性。
モスコウィッツ(シーモア・カッセル)は、ひょんなことからミニーと出会い一目ぼれ。
過激に猛攻撃をしかけますが、ミニーは受け付ける気持ちなし。

ミニーとモスコウィッツはまるで正反対なのね。
映画が大好きで、映画のような熱い恋に憧れるミニー。
でも実際には妻子ある恋人と別れられないまま、ふがいない自分をどうすることもできない。その結果、彼女は現実を現実として見ない女性になってたんですね。



この映画にはさまざまな困った人が登場するんだけど
ミニーは彼らの話を聞きながら、大きなサングラスで顔を隠してしまう。
でもモスコウィッツはミニーのそんな態度をとがめるんだね。
そのことは現実から目を背けて生きて来たミニーの心の扉を叩くことになります。
彼といると、痛い目にあったりする、でもそれも現実。
徐々に変わっていくミニーを表す指標が、サングラスや、オーダーのしかたというのが面白いな。



二人の世界が一気に開けていくときに流れるのが
『2001年宇宙の旅』でも使われていた『美しい青きドナウ』で
なんだか宇宙に向かうような、えも言われぬ幸福感に包まれるから不思議。
二人が両親とレストランで会うシーンで
ミニーのママにカサヴェテスの母、
モスコウィッツの母親をジーナのママが演じてるのね。
ちなみにミニーの不倫相手にジョン・カサヴェテス

人間だれも「理想の人」と結婚出来るとは限らない。
でも「理想」ってなんでしょうね。

たった4日で結婚を決めた、ミニーからすると理想とはかけ離れたモスコウィッツだったけど、エンドロールからは溢れる幸せが伝わりました。
最高にハッピーな映画 大好き!

 









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