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【映画】ジェサベル
2015年03月20日 (金) | 編集 |


ジェサベル(2014)アメリカ
原題:Jessabelle
allcinemaデータ
 

新生活を始めようとしていた矢先、事故で恋人とお腹の子を失ったジェサベルは、自身も車椅子生活を余儀なくされ、父が暮らす古い一軒家に身を寄せる。
亡き母の部屋を使うことになる彼女はベッドの下から偶然母の遺したビデオレターを発見。
在りし日の母の姿を目にし喜ぶのもつかの間、ビデオの中で母は不吉な予言をしており、ジェサベルの周辺で不可思議な事件が起きはじめる・・


『プリデスティネーション』で注目したサラ・スヌーク主演のホラーということで観てみました。

父は車椅子のジェシー(ジェサベル)に「一階にあるベッドルームはここだけだから」と、亡き母の部屋を使わせてくれるんですが、何故か部屋のドアは家具で塞がれてるんですよね(汗)

嫌な予感は的中し、部屋では奇妙な現象が起きはじめる。
最初は夢なのかなと思わせ、徐々に現実味を帯びてくる演出がなかなかのもの。
引っ越した家で怪奇現象に遭遇するという類のホラーはたくさんあるけど、本作は怪奇現象の謎をジェシーの出生の秘密を絡ませ明かしていくところが面白い。
土地にまつわる風習などはアメリカ的ながら、これ結構な因縁話でして、トーンとしては金田一もののような日本のミステリーホラーに通じる趣がありました。

期待のサラ・スヌークは『プリデスティネーション』ほどのインパクトはないものの、表情豊かに恐怖を表現しています。ラストシーンの一言とあの表情はさすがと思うところ。
ビデオの中で母が言う「死は新しい世界への入り口」というのはかなりの伏線でした。


動きの取れないジェシーを高校時代のボーイフレンドが助け、ロマンス絡みで支えていくんですが、親身にジェシーに尽くす彼が背負うことになる運命はお気の毒だったな。


監督は『ソウ6』『ソウ ザ・ファイナル 3D』のケヴィン・グルタート。
怖がらせるだけに終わらないホラーで心霊ものとみるとなかなか面白い。
ただオカルトとの絡みが明瞭じゃないのが残念かな。
地元住人の役割自体もやや曖昧なのは勿体無い気がします。


日本公開中・・かな?