映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
【映画】ヘイトフル・エイト
2016年01月03日 (日) | 編集 |
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。

2016年劇場映画1本目はタランティーノの新作『ヘイトフル・エイト』に行ってきました。



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ヘイトフル・エイト(2015)アメリカ
原題:The Hateful Eight
監督:クエンティン・タランティーノ
脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:サミュエル・L・ジャクソン /  カート・ラッセル/ ジェニファー・ジェイソン・リー/ ウォルトン・ゴギンズ/ デミアン・ビチル / ティム・ロス /マイケル・マドセン/ ブルース・ダーン

日本公開:2/27

【あらすじ
ワケありの男女8人が雪嵐のため山小屋に閉じ込められる

タランティーノ長編監督8本目は、南北戦争後数年のワイオミングを舞台にした西部劇です。

バウンティ・ハンターのカート・ラッセルは女罪人ジェニファー・ジェイソン・リーを駅馬車で護送中。
そこに同乗してくるのが同じくバウンティ・ハンターのサミュエル・L・ジャクソン

気づけば、もう一人同乗者が増え・・
はい、すみません、ちょっと寝てました(汗)
外は大変な吹雪となり、4人は今で言う「道の駅」みたいなロッジに立ち寄ります。

あいにく主人が留守のそのロッジには数人の先客がいて、思い思いにシチューを食べ
言葉を交わすのですが、そのうちに不穏な空気が立ち込め・・・
吹雪に閉ざされたロッジで何が起きるのか という話。

正直前半は退屈で、うとうと(汗)
ロッジの空気が怪しくなる中盤からは俄然面白くなりますね。

ポイントは南北戦争終結から数年という時代設定

サミュエル・L・ジャクソン演じるバウンティ・ハンターが元北軍の少佐で、
先客の一人ブルース・ダーンが南軍の大将だったことや
ワイオミングという土地柄、黒人、リンカーンといったアイテムがキーワードとなって
登場人物たちの確執が浮き彫りになっていくわけ。


1人2人と死人が出はじめ、犯人は誰で目的は?というミステリーをあおりつつ
タランティーノらしいバイオレンスを炸裂させていく
ひーっと最初はのけぞってた私も終いにはブラックさに笑ってました。


日本公開前なので多くは語りませんが
登場人物の中では護送される犯罪人デイジー役のジェニファー・ジェイソン・リーがいい。
マイケル・マドセン、ティム・ロスなどのタランティーノ組を尻目に
オスカーノミネートに期待のかかる怪演ですな。
タランティーノのサディスティックな演出に良くぞ耐えた。


話題の70mmフィルムを使ったらしい映像は前半こそ生かされてるけど
中盤以降はすべてロッジ内という展開なので、その効果のほどはどうなんでしょ。

勿論室内でもカメラワークは秀逸で、細かいところのうまさは感じるものの
187分という上映時間がちょっとなぁ
3時間超えでっせ!
長すぎるよ~。

と思ったけど実際には3時間なかったな。
他のユーザーレビュー読むとインターミッションが入ったと書いてるけど
私が観たものはなかったよ。その分短かったのか、劇場によって違うのかな。

最近のタランティーノは人種差別問題に興味があるのでしょうね。
その辺り、ユーザーの受け入れ的に好みが分かれるかな。
冒頭、エンニオ・モリコーネの曲が流れる中 映し出される張り付けのキリスト像が
その後に描かれる人間の愚かさを象徴していたように思います。


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ジャンゴ 繋がれざる者
2013年01月19日 (土) | 編集 |




ジャンゴ 繋がれざる者(2012)アメリカ
原題:Django Unchained
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオ、ケリー・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソン


1859年のアメリカ南部。賞金稼ぎのキング・シュルツと出会い、奴隷の鎖から解放されたジャンゴは、シュルツとコンビを組み南部のお尋ね者たちを捕まえていく。彼が腕を磨く理由はただ一つ。昔、奴隷市場で別れたきりの妻、ブルームヒルダを見つけて救い出すことだった。

『イングロリアス・バスターズ』でナチスをぶっ放したクエンティン・タランティーノが今度は、南北戦争前の南部を舞台に、奴隷を売買する白人たちを血祭りにあげちゃいます。



ジャンゴを演じるのはジェイミー・フォックス
ジャンゴの妻捜しを助ける元歯科医で賞金稼ぎのキングにクリストフ・ヴァルツ
今回はヴァルツさんがカッコよくてね。
ジェイミーが寡黙で地味なのもあって、主人公を食う存在感。
タランティーノは今回もヴァルツを悪役に置きたかったようですが諸事情で叶わず



代わって悪役に起用されたのがレオナルド・ディカプリオね。
レオは奴隷を育てて売買するサディスティックな農場主を嬉々として演じてます。
けどなんだろ、憎々しいけど面白みがないというか、
やっぱりヴァルツさんの方が上手かっただろうなぁというのが正直なところ。

ディカプリオに仕える使用人にサミュエル・L・ジャクソン
主と一緒になって奴隷を育て闘わせたりと、黒人の心を忘れた黒人
タランティーノの常連としてキッチリ役目を果たしますね。
終盤のマザー・ファッカー2連発には会場が沸きましたw

カメオ出演も楽しくて、オリジナルの『ジャンゴ』に主演したフランコ・ネロ
酒場でジャンゴに名前を訊く客の役で登場します。彼の一言もお聞きのがしなく。
タランティーノ自身も登場し、誰よりも派手に退場します(笑)

マカロニ・ウェスタンに黒人奴隷問題を組み合わせたところに賛否はあるようだけど、オープニングクレジットやモリコーネの音楽にも、マカロニファンはワクワクするはず。
終盤の怒涛のバイオレンスもエンターテインメントのうち
いつもより黒人多めの会場も大いに盛り上がりました。
しかし血吹雪上がり過ぎw

★★★★