映画の感想や好きな俳優の情報を発信します。新作以外はネタバレあり。
【映画】娘がゾンビに。そのときシュワちゃんは『マギー(原題)』
2015年10月23日 (金) | 編集 |
英国男優総選挙の結果が発表されましたが
ネット上では、結果に言及した記事に閲覧規制がかかってますね。
「スクリーン」の売り上げに関わるでしょうからしゃあないか。
ということで、特集は結果の閲覧が解禁になってからするとして
先にハロウィンホラー特集いっといます。
まずはアーノルド・シュワルツェネッガー主演のゾンビ映画『マギー』です。
Maggie(原題)(2015)アメリカ
原題:Maggie
監督:ヘンリー・ホブソン
出演: アーノルド・シュワルツェネッガー /アビゲイル・ブレスリン /ジョエリー・リチャードソン 他
日本公開:?
ゾンビウィルスが蔓延する近未来。
ウェイドの娘マギーもウィルスに感染しゾンビ化が始まってしまう。。

シュワちゃんのゾンビ映画?ってことで観たんですけど、
思ったのとちょっと違ったな。
本作はゾンビウィルスに感染してしまった娘マギー(アビゲイル・ブレスリン)と娘を愛する父親の葛藤を描く物語で、シュワちゃんがライフル片手にゾンビをぶっ放すといった映画ではなかったのね~。そういうシーンが皆無ではないですが。
このウィルスに感染しても進行が遅いため、しばらくは日常生活が可能。
そのため、本人家族は来る日のために準備をしないといけないわけですが・・
まぁ、それも残酷ですよね。
シュワちゃんはドラマチックな演技に挑戦したかったようで、
深い皺の刻まれたウェイドが静かに涙を流すシーンなどなかなか良かったし
役者としての方向性を考えると正解だと思う。
ただし、緊張するシーンなどは少なめで、葛藤しながら静かに時をやり過ごす父と娘という絵を延々見せるには95分でも冗長に感じた。
ゾンビ目線の視覚効果や音響は面白いものがあったので、ショートムービーならよかったかも。
死んだ妻の忘れ形見である娘への愛が切ない
ひたすらメランコリックな映画でした。

【映画】ターミネーター 新起動/ジェニシス
2015年07月14日 (火) | 編集 |


ターミネーター 新起動/ジェニシス(2015)アメリカ
原題:Teminator Genisys
監督:アラン・テイラー
日本公開:2015/7/10

あらすじ
未来の人類反乱軍のリーダーであるジョン・コナーの母サラ・コナーを歴史から抹消するため、未来から殺戮マシーンのターミネーター「T-800」が送り込まれる。

感想
シュワちゃん復活のシリーズ第5弾、新作ターミネーター観てきました。
本作でシュワちゃんターミネーターは歳とったお姿で登場しています。
何故かというのは映画を観ていただくとして・・
素の姿の復帰に「おかえり!」と拍手を送りたくなります。

まず嬉しいのは、本作があらすじに書いたように『1』と同じシークエンスから始まること。



監督は代わり、サラ(エミリー・クラーク)とカイル(ジェイ・コートニー)もフレッシュなメンバーへと選手交代してますが
出だしから『1』のオマージュ炸裂でにんまり。

というか、前半部分は『1』と『2』を合体させ「懐かしシーン全部見せます」の「ターミネーター祭り」状態(笑)
同じアホなら踊らにゃ損損ってわけで、笑って楽しみました。

驚くのはサラが84年の時点で既に女戦士になっていたこと。
そう、本作では未来の使者の介入により、すでに過去や現在が変わってきている。
そのため中盤以降はその変化についていくことになるんですが・・
ここ結構ややこしい。

いや、観てる間はついていったつもりだけど、あとから夫に訊かれるとしどろもどろ(笑)タイムパラドックス的に無茶しすぎで説明しにくいんよw
2時間ちょっとの時間によくこれだけややこしい背景を詰め込んだものだ。
作り手の苦労・・というか楽しみっぷりが目に浮かぶ(笑)

シュワちゃんとサラ、カイルの三角関係もどきは一番ウケけた
おなじみの台詞も登場しコメディ要素もたくさん。
テーマ曲が健在なのも嬉しかった。



ただね、個人的にひとつ どうしても受け入れられない部分があるんですよ。
それやったら『ターミネーター』の根幹が揺らぐじゃないかっていう
色々変えてもいいけど、そこだけは死守して欲しかった部分。

まだ公開間もないので明かしませんが、同じように引っかかった方多いんじゃないでしょうか。
続編ありそうな(エンドロールのあと直ぐに席を立たないでね)終わり方だったけど、私としては本作はスピンオフ的な「祭り」に留めて欲しい気がしちゃったな。

あと、カイル役のジェイ・コートニーがコニタン(小西博之さん)に見えて仕方なかったんですけど、私だけかな(笑)
カイルのキャラが違いすぎるのは違和感でした。


      猿系は猿系でも、ゴリラでごめーーーーーん!


余談ですが
昨日は10:00からIMAX3Dで鑑賞予定でしたがプロジェクターの故障で、30分待った挙句に上映中止を告げられてしまいました。
「あと15分頑張ってみるけどだめかも」と説明があった時点で席を立てば10:30開始のリアル3D上映に間に合ったんだけど、ただの3Dなら通常版でいいよねってことで「ジャッジメント」を待つことに。
結局ダメで11時からの2D通常版で観ました。
大掛かりなアクションが多かったので残念だったな。
でもIMAX3Dにも使えるレインチェックもらえたし、今回は無料で観れたからよしです。


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【映画】ターミネーター
2015年07月10日 (金) | 編集 |


ターミネーター(1984)アメリカ
原題:The Terminator
監督:ジェームズ・キャメロン


あらすじ
未来で繰り広げられている人類VS機械の果てしない闘い。機械軍は人類のリーダーであるジョン・コナーを歴史から消すべく1984年のロスへ冷徹無比の殺人機ターミネーターを送り込んだ。

感想
ご存知アーノルド・シュワルツェネッガーが未来からきた暗殺者ターミネーターを演じるシリーズ1作目。おさらいで観ました。

80年代、いろんな種類のタイムトラベル映画が生まれたけれど
人工知能の行く末を描き、絶望的な未来像を見せた本作は、
今観ると余計に時代先取り感がありますね。

シュワちゃんの最強にして最凶なマシーンっぷりがまず最高。
銃をぶっ放しても車に轢かれても死なないんだから強いなんてもんじゃない。
例のズズズズンズズンの音楽とともにどこまでも追ってくるさまはホラーだよ。

しかし、未来の人工知能ならそれこそスカヨハの『ルーシー』みたいに、サラの居場所も即座に割り出しそうなものなのに、そこはまだ80年代。
色々にアナログで、ゆえに関係のない人を巻き添えにしてしまうあたりが不条理で面白いし、頭いいはずなのに悪そうな眉毛のないシュワちゃんが嵌っております。



個人的にたまらなく好きなのが、サラ(リンダ・ハミルトン)とカイル(マイケル・ビーン)の数時間のロマンスなぁ。
マイケル・ビーンもかっこよし。
写真のくだりとか、卵とニワトリどっちが先?的な部分も
タイムトラベルものの面白さを最大限に引き出していて好きだわぁ。

監督はジェームズ・キャメロン 
共同脚本のゲイル・アン・ハードは監督の元妻。
骸骨ターミネーターがカクカクだったり、映像技術はまだ発展途上の時代
これだけ魅せるアクション映画を生み出したのはさすが。


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【映画】『サボタージュ』観客を惑わすキャスティングがミソ
2014年11月05日 (水) | 編集 |



サボタージュ(2014)アメリカ
原題:Sabotage
監督:デヴィッド・エアー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/ サム・ワーシントン/ オリヴィア・ウィリアムズ/ テレンス・ハワード/  ミレイユ・イーノス / ジョー・マンガニエロ  
 日本公開:2014/11/7
悪の巣窟に命がけで挑む警官コンビの奮闘をスリリングに描いた 『エンド・オブ・ウォッチ』に続き
今回デヴィッド・エアー監督が描くのはエリート特殊部隊の麻薬カルテルとの闘いです。

主演はアーノルド・シュワルツェネッガー
冒頭、シュワちゃん率いる麻薬取締局(DEA)のエリート捜査チームは麻薬組織の隠れ家に潜入し、見事な連係プレーで売人を撃破。そこで見つけた大金のうち1000万ドルあまりを押収します。
残りは焼き尽くしたところを見ると押収ではなくネコババかな。
ところがそのお金が忽然と消え、メンバーは盗人容疑で捜査されることになるわけですが、さらには一人一人と無残に殺され始めることに。
お金はどこに?メンバー殺害の犯人の目的は?・・という話。




まず、還暦過ぎのシュワちゃんが特殊部隊の現場を指揮するということに大きなムリを感じたんですが
リアリティを身上とするエアー監督が、それでもシュワちゃんを起用した狙いはなんだったんだろうと考えながら観てました。
おそらくは、シュワちゃんのヒーロー的イメージを逆手にとったんだろうな。
シュワちゃん演じるジョンは、メンバーに父と慕われる伝説の麻薬捜査官。
そこまでは本来のシュワちゃんのイメージどおりです。
ところがジョンのある暗い過去から観客は彼の中に影を感じざるを得ない。
でもシュワちゃんが猟奇殺人?それはないだろと思うわけで
ミステリーに先入観を持ち込むことで観客は見事に翻弄される。
作り手の狙いは成功と言えるでしょう。
そういうことかぁという驚きがあって面白かったんですが
ただね、お金をどうやって隠したのかとか細かいところが完全に投げっぱなしのため、ミステリー的にはクソ映画だと思う(笑)あくまで動機との繋がりに重きを置き、アクションのリアリティを追及した一本ですね。
『フューリー』が史上最大にダークな戦争映画だとすれば、今回は史上最大にダークな特殊部隊映画。
最高にグロいのでご注意ください。

チームメンバーにサム・ワーシントンテレンス・ハワードミレイユ・イーノス
捜査を担当する市警にオリヴィア・ウィリアムズなど、今回は女性も活躍します。
黒人刑事とのコンビがユーモラスで楽しかった。

ちなみに、これ別エンディングがあるようで・・
もしかしたらDVDに収録されてたのかな。確認もせずに返却しちゃいましたわ。残念。




おひげみつ編みのサム・ワーシントンとつる姫カットのシュワちゃんw



『大脱出』:スタローン&シュワルツェネッガーが頑張る脱獄アクション
2014年02月06日 (木) | 編集 |



逃げる映画特集 3本目

難攻不落の最新鋭監獄から脱出せよ!
シルヴェスター・スタローンアーノルド・シュワルツェネッガー共演の新作サスペンス・アクションです。
大脱出(2013)アメリカ
原題:Escape Plan
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:シルヴェスター・スタローン/ アーノルド・シュワルツェネッガー/ ジム・カヴィーゼル/ カーティス・“50 Cent”・ジャクソン/ ヴィニー・ジョーンズ/ ヴィンセント・ドノフリオ/ エイミー・ライアン
日本公開:2014/1/10
スタローン演じるブレスリンは脱獄の達人。
しかし、彼が挑むことになる監獄は、完璧なセキュリティを誇る不落の城。
途方にくれるブレスリン。
そんなブレスリンに興味を持ち近づいてくる男がいた。
囚人たちのボス的存在のロッテンマイヤー(シュワルツェネッガー)だ。



ってね、ネタばれせずに最低限のあらすじを書くとこんな感じ。

冒頭から、プロの技が冴える鮮やかな脱獄を見せてくれるものの、本番となる次の刑務所ではなかなか隙を見つけられない。セキュリティが完全なわけだから当然なんだけど、アクション的にはここでトーンダウン。
しかしながら、その場を乗り切るのが、スタローンとシュワちゃんの存在感。

70近い二人がよくもまぁこんなアクションをこなしたものです。
勿論往年のキレはなく、違った意味でハラハラしますが、それでも、80年代のアクション映画を牽引したライバル同士の2人が二大主演で共演を果し、協力し合う役なのもなんだか嬉しかったりしてね。




舞台となる刑務所がCUBEを思わせるSF風情の佇まいなのも面白い。
刑務所の所長を演じるジム・カヴィーゼルの血が通ってなさそうな冷徹ぶりも最高です。
蝶の標本を楽しむ姿に『コレクター』のサイコな主人公を髣髴とさせる演出もうまい。

陰謀(?)に関しては想像の範囲内ながら、それまで補助的だったシュワちゃんが往年の鋭い眼光で銃をぶっ放し、スタローンとともに大掛かりなアクションを繰り広げるクライマックスにはちょっとしたカタルシスがありました。

怪しいとしながら、所長がブレスリンとロッテンマイヤーがつるむのを許してるところとか、
そもそも年寄りを送り込む設定自体が無理無理だとか、最後殺しすぎ・・とか
ツッコミだしたらキリがないんですけどね。まだまだお元気な2人を見れたのでよしです。

それにしても、、人生の大半を刑務所で過ごし、くさい飯に慣れてるはずのブレスリンが恐れるほどの、エイミー・ライアンの料理ってどんなん?(笑)